今回は世界のトップリーグで活躍するアンカー・ボランチのサッカープレイヤーをピックアップ。アンカーとボランチはそれぞれ役割が異なるポジションではあるが、どちらも最終ラインと前線のポジションを繋ぐ重要なポジションだ。
よりクレバーさが求められ、守備力、パススキル、広い視野などマルチな能力が求められる。
ポジションが中央に位置することから、チームの心臓と表現されることも多い。最終ラインからゲームメイクを行ったり、守備にも走らなければならない、豊富なスタミナが求められるなどチームの潤滑油になるからだ。
アンカーやボランチは他のポジションに比べて華がない。下手をすれば「ただボールを回して、守備をする選手」という印象を持つかもしれない。
でも、大切なポジションだ。そんな忙しいポジションで活躍する選手たちをみていこう。
アンカーってなに?ポジションはどこ?

アンカーとは、フォーメーションの中央に位置し、センターバックと前線の選手たちにボールを繋ぐ役割がもっとも大きい。
ゴールキーパーからプレーがスタートして、センターバックにパス。そこにアンカーが寄ってきて、センターバックからボールを受け、2列目やフォワードの選手にボールを繋いでいく。
守備面では相手の2列目の選手をマークすることが多い。インサイドハーフやトップ下の選手たちにプレッシャーをかけていく。
したがって、アンカーは攻守のバランスを整える調律者でもある。
ポジション位置の関係からゴールなどスーパープレーが発生しにくく、目に見えた結果を残すことが難しい。観客目線からしたら「つまらない」ポジションだと思われるかもしれない。
しかし、ゲームを作るのは彼らの仕事だ。縁の下の力持ちであることを理解してほしいし、ゲーム観戦中も彼らの動きに注目してほしい。
アンカーとボランチの違い
アンカーやボランチの仕事を細分化すると、以下のようなプレーが求められる。
- 守備陣と攻撃陣を繋げるビルドアップ
- 攻撃のバランス調整
- バイタルエリアでの守備
- 2列目守備のカバーリング
アンカーもボランチも同じような役割を担うことが多く、役割自体に大きな差異はない。
日本では中盤の底の人数に対してアンカーとボランチを区別することが多い。上記のアンカーポジションの画像に、もう1枚選手が配置されていたらボランチと表現する。
テレビやネットで「2ボラ(ツーボラ)」と聞いたことはないだろうか。中盤の底に2選手がいるためツーボラとされている。1選手であればアンカーと言われることが多い。
注目すべきプレミアリーグのアンカー・ボランチ
デクラン・ライス
名前 | デクラン・ライス (Declan Rice) |
クラブ | ウェスト・ハム |
代表 | イングランド |
身長 | 185cm |
体重 | 80kg |
利き足 | 右 |
詳細 | 作成中 |
ウェスト・ハムに所属するイングランド代表デクラン・ライス。17-18シーズンはセンターバックとしてプレーしていたが、翌シーズンからボランチとしてプレーるすことになった。
もともとセンターバックだったこともあり、守備力は一級品。
20-21シーズンにおいては、地上戦のデュエル成功率は約57%、空中戦は約59%の勝率を収めている。またインターセプト数は、エンゴロ・カンテと並ぶ59回も記録している。ボランチとして及第点以上のディフェンススキルがみられる。
さらに、デクラン・ライスは守備だけではない。足元の技術も高くパス精度も高い選手として知られる。20-21シーズンの1526回のパスを行い成功率は88%と安定した結果を残した。
デクラン・ライスは、まだ23歳と若手であるが、すでにポテンシャルの高さを証明しつつある。
ロドリゴ・エルナンデス
アーセナル戦のロドリのゴールは92分38秒
— Manchester City (@ManCityJP) January 3, 2022
2018年5月のサウサンプトン戦で生まれたジェズスのゴール(93分1秒)以来の終了間際弾となりました⏰#ManCity pic.twitter.com/XuyzlMt2DH
名前 | ロドリゴ・エルナンデス・カスカンテ (Rodrigo Hernández Cascante) |
クラブ | マンチェスター・シティ |
代表 | スペイン |
身長 | 190cm |
体重 | 78kg |
利き足 | 右 |
詳細 | 詳しいプレースタイルはコチラ |
マンチェスター・シティに所属するロドリは、「ブスケツ2世」この言葉が非常にピッタリな選手。プレースタイルもサイズもブスケツにそっくりで、中盤の組み立てに秀でている。
特筆すべきはパス精度の高さにある。21-22シーズン(2021/1/22時点)は、これまで1471本のパスを実行し92%の成功率を誇っている。先述したライスは1164本のパスに対して90%。
パス数が300本近く差があるのに対して、ロドリのほうが成功率が高い。どれだけロドリのパスが安定しているのかが理解できる数字だ。
しかも、彼はまだ25歳。最低でも向こう5シーズンは、スペイン代表ならびに所属クラブの中盤に安定感を提供してくれるだろう。
ファビーニョ
Not the result we wanted, but a great match from everyone. Thanks, Anfield! pic.twitter.com/QOy6syzDdf
— Fabinho (@_fabinhotavares) October 3, 2021
名前 | ファビーニョ (Fabinho) |
クラブ | リバプール |
代表 | ブラジル |
身長 | 188cm |
体重 | 78kg |
利き足 | 右 |
詳細 | 詳しいプレースタイルはコチラ |
リバプールで活躍するファビーニョ。2018年にモナコから加入して以来、リバプールの中盤に欠かせない選手にまで登りつめた。
いまでは「リバプールのアンカーはファビーニョしか考えられない!」それくらい重要な選手になっている。
最終ラインに欠員が出た場合は、センターバックとしてもプレー可能。リバプールではあまり見られないが、モナコ時代はサイドバックの選手だったためサイドでもプレーができるだろう。
GKを除いてアンカー以外のポジションでもプレーできるからこそ、ファビーニョはリバプールで重宝されている。
トーマス・パーティー
Inspired by the 90s. the @Arsenal x @adidasOriginals collection is out now.#Createdwithadidas pic.twitter.com/khZfCxLwXQ
— Thomas Teye Partey (@Thomaspartey22) December 15, 2020
名前 | トーマス・テイェ・パーティ (Thomas Teye Partey) |
クラブ | アーセナル |
代表 | ガーナ |
身長 | 185cm |
体重 | 75kg |
利き足 | 右 |
詳細 | 詳しいプレースタイルはコチラ |
アーセナルでプレーするガーナ代表トーマス・パーティー。アトレティコ・マドリードで頭角をあらわし、2020年10月に鳴り物入りでアーセナルに加入している。
特徴的なのはアフリカ人特有の強靭なフィジカル。フィジカルが激しいといわれているプレミアでも当たり負けをしない屈強な体を持ち、ボールを奪い取ることに長けている。
カンテが相手の懐に潜ってボール奪う柔なら、トーマス・パーティーは相手を突き飛ばして奪う剛。アトレティコ時代の19-20シーズンの地上戦勝率は61%を記録した。
中盤の潰し屋である一方で足元の技術にも長けており、長短のパス精度も高くアーセナル中盤のキーマンとしてプレーしている。
エンゴロ・カンテ
Back on track with @ChelseaFC for a first victory. Happy to be back with my mates. pic.twitter.com/EtJvE0dcy0
— N'Golo Kanté (@nglkante) August 11, 2018
名前 | エンゴロ・カンテ (N'Golo Kanté) |
クラブ | チェルシー |
代表 | フランス |
身長 | 169cm |
体重 | 69kg |
利き足 | 右 |
詳細 | 詳しいプレースタイルはコチラ |
チェルシーでプレーするフランス代表エンゴロ・カンテ。近年は全盛期からの衰えを感じるが、それでもまだ高いボール奪取技術は健在。鋭い読みのインターセプトはリーグでもトップクラスに入る。
ACミランなどで活躍した元フランス代表のデサイー氏は「地球の70%は海だが、30%はカンテがカバーしている」と発言するほど、カバーリング力は卓越していた。
カンテは、小柄ながらも世界のトップリーグで戦えることを証明した。背丈に悩む少年たちの模範になるプレイヤーの1人だろう。
ジョルジーニョ
Included in the #TOTY mood! 🤙 @EASPORTSFIFA | #FIFA22 pic.twitter.com/GvWt3Fv7Il
— Chelsea FC (@ChelseaFC) January 20, 2022
名前 | ジョルジーニョ (Jorginho) |
クラブ | チェルシー |
代表 | イタリア |
身長 | 180cm |
体重 | 65kg |
利き足 | 右 |
詳細 | 詳しいプレースタイルはコチラ |
チェルシーで活躍するイタリア代表ジョルジーニョ。2018年にナポリ時代の恩師であるサッリ監督に引き抜かれ、鳴り物入りでチェルシーに加入した。
19-20シーズンからランパード監督に代わったことで、ポジションが失うといわれているがいまもなおアンカー・ボランチとしてプレーしている。
特筆すべきはパス精度とゲームメイク力の高さにある。守備面はたびたび批判されているが、攻撃では外せないピースの1人である。気が利いたポジショニングや長短のパスを自由自在に操る。
イタリア代表ということもあり、同国のレジェンドであるピルロと比較されるレジスタだ。
注目すべきラ・リーガのアンカー・ボランチ
フランキー・デ・ヨング
Getting Ready ⚽️💪🏻 pic.twitter.com/9t0xIvqlHT
— Frenkie de Jong (@DeJongFrenkie21) August 1, 2021
名前 | フレンキー・デ・ヨング (Frenkie de Jong) |
クラブ | バルセロナ |
代表 | オランダ |
身長 | 180cm |
体重 | 70kg |
利き足 | 右 |
詳細 | 詳しいプレースタイルはコチラ |
オランダ希望の星フランキー・デ・ヨング。18-19シーズンのアヤックス時代は獅子奮迅の活躍をみせて、チャンピオンズリーグ準決勝進出の原動力になった。
バルセロナではブスケツがメインアンカーですが、アンカーの位置でもプレーすることが可能。
デ・ヨングの優れているところは、ブスケツにない推進力があるところ。ドリブルテクニックが優れているため、自分で前にボールを運べるのが特徴的。
アンカーがボールを運べるという事は、敵陣で数的有利を作ることができるため、デ・ヨングからの運びは攻撃オプションの1つになる。
デ・ヨングはこれからの成長が非常に楽しみな選手の1人。もしかしたら、ブスケツ2世として輝く未来もあるかもしれない。
カゼミロ
Un día más de trabajo completado. ¡Saludos a todos! 👍🏽#Supercopa #Riad #Riyadh #KSA #HalaMadrid #RealMadrid pic.twitter.com/HCi1RGPov8
— Casemiro (@Casemiro) January 14, 2022
名前 | カルロス・エンリケ・ジョゼ・フランシスコ・ヴェナンシオ・カジミーロ (Carlos Henrique Casimiro) |
クラブ | レアル・マドリード |
代表 | ブラジル |
身長 | 184cm |
体重 | 80kg |
利き足 | 右 |
詳細 | 詳しいプレースタイルはコチラ |
レアル・マドリーでプレーするブラジル代表カゼミロ。長らくレアル・マドリーの中盤の底を支えている選手だ。守備的アンカーとしての地位を築いている。
レアル・マドリーといえば、豪華な攻撃陣を連想しがちだが、攻撃陣が輝いているのは少なからずカゼミロの貢献があるからだろう。ネガティブトランジションになったとき、もっとも頼りになる男だ。
ギド・ロドリゲス
Objetivo cumplido en @EuropaLeague
— Guido Rodriguez (@Guido_Rodriguez) November 26, 2021
👊🏻
A seguir trabajando 🌴 pic.twitter.com/CySGDTO7ac
名前 | ギド・ロドリゲス (Guido Rodríguez) |
クラブ | レアル・ベティス |
代表 | アルゼンチン |
身長 | 185cm |
体重 | - |
利き足 | 右 |
詳細 | 詳しいプレースタイルはコチラ |
レアル・ベティスでプレーするアルゼンチン代表ギド・ロドリゲス。アルゼンチンとメキシコのクラブを渡り歩き、2020年1月にはじめてヨーロッパの地に足を踏み入れている。
プレイヤーとしての特徴は、典型的な潰し屋。足元の技術は優れているとはいえないが、フィジカルコンタクトに長けており当たり負けが少なく、ハードワーカーとしてベティスの中盤を支えている。
イメージとしては元アルゼンチン代表の潰し屋・マスチェラーノに近いタイプの選手だ。
マルティン・スビメンディ
名前 | マルティン・スビメンディ (Martín Zubimendi) |
クラブ | レアル・ソシエダ |
代表 | スペイン |
身長 | 181cm |
体重 | 74kg |
利き足 | 右 |
詳細 | 詳しいプレースタイルはコチラ |
レアル・ソシエダでプレーするスペイン人マルティン・スパメンディ。フル代表の経験はないが各年代のスペイン代表に招集されており、東京五輪にも出場している。
守備もゲームメイクも行える万能型ボランチで、チームのブレインとしてプレーすることができる。ただ、発展途上の面も否定できない。パス成功率は平凡的であり、守備も突出しているとはいえない。
とはいえ、ポテンシャルが高いプレイヤーなのは間違いない。これからの成長を期待したいキャラクターだ。
注目すべきブンデスリーガのアンカー・ボランチ
ヨシュア・キミッヒ
Willkommen zurück, Josh! #MiaSanMia pic.twitter.com/NGkmKr5ElW
— FC Bayern München (@FCBayern) January 3, 2022
名前 | ヨシュア・キミッヒ (Joshua Kimmich) |
クラブ | バイエルン |
代表 | ドイツ |
身長 | 176cm |
体重 | 76kg |
利き足 | 右 |
詳細 | 詳しいプレースタイルはコチラ |
ラーム2世の呼び声が高いヨシュア・キミッヒ。ラームのようなクレバーさとテクニックに優れている選手。
これまでは右サイドバックが主戦場だったが、18-19シーズン中からアンカーの位置でプレーすることが多くなった。視野の広さと正確なキック精度を武器にバイエルンの中盤を支えている。
2017年12月に引退表明した元ドイツ代表とバイエルンのキャプテンであるフィリップ・ラームも、右サイドバックからボランチへコンバートしている。キミッヒもラームのような軌跡を歩めるか注目だ。
ジュード・ベリンガム
✊ Blick nach vorne. 🔜 #TSGBVB pic.twitter.com/O6mRLylcDV
— Borussia Dortmund (@BVB) January 20, 2022
名前 | ジュード・ベリンガム (Jude Bellingham) |
クラブ | ドルトムント |
代表 | イングランド |
身長 | 180cm |
体重 | 75kg |
利き足 | 右 |
詳細 | 詳しいプレースタイルはコチラ |
ドルトムントでプレーするイングランド代表ジェード・ベリンガム。デクラン・ライスに次ぐ、イングランドの有望株の1人だ。
バーミンガムの下部組織出身で、16歳38日でデビューを果たしクラブ最年少出場記録を更新した。さらに、16歳63日でプロ初得点を記録し、クラブ最年少記録も更新している。
2020年7月にドルトムントへ移籍し、ポジションを確保している。イニエスタのような高いボールキープ力が特徴で、中盤でもボールを失いにくく、攻撃を活性化させている。
本記事を執筆した2021年1月時点で彼は18歳の若者だ。これからの成長次第では10年後、ビッグプレイヤーになっているかもしれない。
レオン・ゴレツカ
Always together, 5 stars forever! ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
— FC Bayern München (@FCBayern) July 24, 2021
♦️ https://t.co/3SlsPbNDWk pic.twitter.com/JRQLB3uyBb
名前 | レオン・ゴレツカ (Leon Goretzka) |
クラブ | バイエルン |
代表 | ドイツ |
身長 | 189cm |
体重 | 82kg |
利き足 | 右 |
詳細 | 詳しいプレースタイルはコチラ |
バイエルンのドイツ代表レオン・ゴレツカ。キミッヒとの2ボランチを形成することが多く、キミッヒにはないフィジカルの強さがある選手だ。キミッヒが柔ならゴレツカは剛といったところだろう。
キミッヒよりもダイナミックな攻撃を得意としており、果敢にペナルティエリア付近まで侵入していく。守備面でも自慢のフィジカルを活かして相手の攻撃を積む。
万能型のセントラルMFとして知られ、チェルシーなどで活躍したドイツのレジェンドであるバラックのような雰囲気がある選手だ。
マルセル・ザビッツァー
名前 | マルセル・ザビッツァー (Marcel Sabitzer) |
クラブ | バイエルン |
代表 | オーストリア |
身長 | 177cm |
体重 | 70kg |
利き足 | 右 |
詳細 | 詳しいプレースタイルはコチラ |
ライプツィヒの心臓だったオーストリア代表マルセル・ザビッツァー。2021年夏の移籍マーケットでバイエルンへ移籍している。
バイエルンでは苦戦を強いられているものの、ライプツィヒ時代は中心選手として活躍していた。ボックストゥボックスで攻守両面に貢献し、ライプツィヒのナーゲルスマン監督のファーストチョイスだった。
主にボランチとしてプレーしているが、サイドハーフやインサイドハーフでもプレーが可能。ユーティリティ性もザビッツァーの魅力の1つだ。
デニス・ザカリア
名前 | デニス・ザカリア (Denis Zakaria) |
クラブ | ボルシアMG |
代表 | スイス |
身長 | 191cm |
体重 | 81kg |
利き足 | 右 |
詳細 | 詳しいプレースタイルはコチラ |
ボルシアMGでプレーするスイス代表デニス・ザカリア。サイズとポジションからアーセナルで活躍したヴィエラとたびたび比較される選手だ。それゆえに、アーセナルの獲得報道が流れることもある。
特徴は長身を活かしたディフェンス。空中戦もなくなく勝利することができるし、長い手足でボールを刈り取る。
さらに、21-22シーズン(2022/1/23時点)は、平均パス本数45本で成功率は90%。安定感も評価される若きボランチだ。
タイラー・アダムス
A big 3!!! 👊🏽💪🏽 pic.twitter.com/abRkjucl69
— Tyler Adams (@tyler_adams14) March 19, 2021
名前 | タイラー・アダムス (Tyler Adams) |
クラブ | RBライプツィヒ |
代表 | アメリカ |
身長 | 175cm |
体重 | 68kg |
利き足 | 右 |
詳細 | 詳しいプレースタイルはコチラ |
RBライプツィヒでプレーするアメリカ代表タイラー・アダムス。アメリカの若手サッカー選手としてドルトムントのジョバンニ・レイナやノリッジのジョシュ・サージェントとならんで注目されている。
本職は中央でプレーするMFであるものの、右サイドバックやサイドハーフなどでもプレー可能なユーティリティ性を持つ。
若きアメリカ人に対してマンチェスター・Uやアーセナルが獲得を狙っていると報道されている。どのようなキャリアを歩んでいくのか注目していきたい。
注目すべきセリエAのアンカー・ボランチ
セルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチ
🔵⚪️🦅
— Lazio Japan 🇯🇵 (@LareseMattia) January 20, 2022
移籍情報@ManUtd は #MilinkovicSavic の移籍に6700万€オファー。@OfficialSSLazio は8000万€の価値を付けている。
選手次第ですけれども彼は@realmadrid でプレーしたいと以前言ってました。
(@Laziosiamonoi 情報)#LazioJapan pic.twitter.com/n22UNjlOLe
名前 | セルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチ (Sergej Milinković-Savić) |
クラブチーム | ラツィオ |
代表 | セルビア |
身長 | 191cm |
体重 | 76kg |
利き足 | 右 |
詳細 | 詳しいプレースタイルはコチラ |
ラツィオでプレーするセルビア代表ミリンコヴィッチ・サヴィッチ。元サッカー選手と元バスケット選手の間に生まれたスポーツのサラブレッド。
強靭なフィジカルと巧みなボールコントロールが特徴的であり、「セルビアのポグバ」という異名を持っている。
マンチェスター・UやパリSGなど多くのビッグクラブが彼に注目しているが、本人はラツィオ愛を強調して残留し続けている。今後、ステップアップするのか、それともラツィオを貫き通すのか注目したいプレイヤーの1人だ。
ニコロ・バレッラ
名前 | ニコロ・バレッラ (Nicolò Barella) |
クラブチーム | インテル |
代表 | イタリア |
身長 | 172cm |
体重 | 68kg |
利き足 | 右 |
詳細 | 詳しいプレースタイルはコチラ |
インテルでプレーするイタリア代表ニコロ・バレッラ。弱冠20歳でカリアリのキャプテンマークを巻き、「カリアリの至宝」と讃えられた大器だ。
インテルでも異彩を放ち、後方からの組み立てに欠かせない存在として躍動している。また、守備も献身的で、18-19シーズンはあのカンテよりもタックル数が上回っていた。献身性と闘争心を兼ね備えている。
メディアでは「イタリアの未来」と言われるほどの逸材になる。今後の成長に期待したいセントラルMFの1人だ。
ファビアン・ルイス
Continuiamo a far punti 🙌🏼
— Fabián Ruiz (@FabianRP52) January 17, 2022
Grande lavoro di squadra 💙#ForzaNapoliSempre #BolognaNapoli pic.twitter.com/QSwcGxRQSZ
名前 | ファビアン・ルイス・ペーニャ (Fabián Ruiz Peña) |
クラブチーム | ナポリ |
代表 | スペイン |
身長 | 189cm |
体重 | 70kg |
利き足 | 左 |
詳細 | 詳しいプレースタイルはコチラ |
ナポリでプレーするスペイン代表ファビアン・ルイス。レアル・ベティスの下部組織出身で、2018年7月に3,000万ユーロでナポリに移籍。現在も主力としてチームを牽引している。
主にダブルボランチの一角としてプレーするファビアン・ルイスは、テクニックとダイナミックさを兼ね備え、ボックストゥボックスで攻守に貢献している。
移籍マーケットが開催されるたびに、移籍リストにピックアップされている選手だ。今後のキャリアにも注目したいキャラクターだ。
アドリアン・ラビオ
名前 | アドリアン・ラビオ (Adrien Rabiot) |
クラブチーム | ユベントス |
代表 | フランス |
身長 | 188cm |
体重 | 71kg |
利き足 | 左 |
詳細 | 詳しいプレースタイルはコチラ |
ユベントスでプレーするフランス人ラビオ。前クラブだったパリSGでは母親の影響で、さまざまな問題を起こした経歴があります。また、フランス代表から追放されるなどネガティブな話題が付き纏ったプレイヤー。
しかし、実力は本物。高身長でありながらも足元の技術が優れており、17-18シーズンにはパス成功率92%を記録している。さらに、希少な左利きプレイヤーとして重宝されている。