DF(ディフェンダー)の役割

【サッカー】ディフェンダー(DF)の役割とは?CBとSBそれぞれ解説!

相手の攻撃を防ぎ、跳ね返し、ゴールを与えない役割を担っているDF。

これまでのDFは、屈強なフィジカルを持ち当たり負けせず、ボール奪取力に長けたディフェンダーが重宝されてきました。

しかしながら、現代サッカーはディフェンス能力だけではなく、パス能力も問われつつあります。なぜなら、ゲームの組み立てに参加するようになったからです。

今まではMFが主に攻撃の組み立てを行ってきましたが、今はDFも果敢に参加しています。

つまり、屈強なフィジカルを持ちつつ、パスができる選手が最高と言われつつあるのです。

本記事では、進化しつつあるDFの役割を解説していきます。

これさえ読めば、グッとサッカー観戦力が上がり、よりサッカーを楽しむことができます。

ディフェンダー(DF)の目的

ディフェンダーの目的は「失点しない」ことです。ディフェンダーにとって、失点はもっとも忌むべきことです。

サッカーは、当たり前ですが1ゴール1得点です。野球と違い複数得点が見込めないため、一発逆転がありません。そのため、1失点はチームにとって非常に重いものです。

だからこそ、DFは失点しないために相手の動きを読み、味方と連携して失点を防ぎます

失点をいかに防ぐかはDFにとって至上命題にはなりますが、冒頭で紹介したとおりディフェンス能力だけ高くても重宝されなくなってきています。

その理由はDFポジションで違うため、下記で説明していきます。

ディフェンダー(DF)の種類

一概にDFと言っていますが、主に2つのポジションがあります。

  • センターバック(CB)
  • サイドバック(SB)

スイーパーというポジションもありましたが、現代サッカーではあまり見られなくなってきたので本ページでは割愛します。

では、センターバックとサイドバックには、どのようなプレーが求められ、目的があるのか解説しています。

センターバック

センターバックとは、ゴールキーパーの前に立つポジションです。3バックの3選手や4バックの真ん中2選手を指します。

3バックの場合
4バックの場合

センターバックと呼ばれる選手の配置はこのようになっています。

センターバックの役割

センターバックの1番の役割は「失点を防ぐ」になります。

センターバックが守備を疎かにしてしまうと、失点を招き、結果的にチームが負けてしまいます。FWが勝利するために点を取る仕事なら、DFは敗北を防ぐガーディアンになります。

センターバックに選ばれる選手は、空中戦に強い高身長だったり、当たり負けしないフィジカルの選手です

しかし、現代サッカーのセンターバックには、攻撃に繋がるタスクも与えられています。

ディフェンス以外に求められる能力

  • ビルドアップに欠かせないパス能力と判断力
  • セットプレーからの得点力
  • 相手DFラインの裏をつくロングパス能力
  • ドリブルで前線にボールを運ぶ能力

サッカーのビルドアップって何?初心者に優しい基本的な考え方を紹介」でも挙げていますが、現代サッカーのビルドアップはGKから重要だとされています。

そのため、センターバックもビルドアップに加わるため、足元の技術やパス技術が求められてしまっています。

また、セットプレーからの得点にも期待できるのがセンターバックです。なぜなら、デカくて強いからです。

例えば、世界最高のセンターバックと言われているリバプールのファン・ダイクは、ディフェンス力はもちろんのこと、パス技術やセットプレーからの得点力にも優れています。

端的にいえば「守れて攻撃もできる」のです。

守るだけのセンターバックは多くいるかもしれませんが、パスが上手いセンターバックはそうそういません。

だからこそ、パスが上手く、攻撃ができるセンターバックはどのチームも求めています。

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サイドバック

サイドバックとは、センターバックのサイドに位置する選手です。

4バックの場合のサイドバック位置
4バックの場合のサイドバック

3バックならウイングバックになる
3バックならウイングバックになる

サイドバックの役割

サイドバックもウイングバックも、大きな役割は相手のサイド攻撃を守るのが仕事です。

サイドハーフやウイングの選手たちは小柄な選手が多いですが、スピードとアジリティがある厄介な選手が非常に多いです。

いわゆるドリブラー気質の選手が配置されるため、サイドバックには俊敏性も必要とされています。

とはいえ、サイドバックは守備だけではありません。攻撃のタスクがあります。しかも、センターバックよりも重要な仕事です。

サイドバックの攻撃タスク

  • 相手陣地深くまで攻め上がり、クロスでチャンス創出
  • ハーフスペースへ切り込んでシュートやラストパス
  • 偽サイドバックとしてビルドアップに入る

一定水準の守備能力も必要ですが、知的かつ高精度のキック精度が求められています。

現に、リバプールのアレクサンダー・アーノルドは、右サイドバックながらも素晴らしいアシスト能力があります。

18-19シーズンのアシスト数12はリーグ3位。弱冠20歳ながらも、18-19シーズンはDFアシスト記録更新という快挙を達成しました。

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また、バルセロナの黄金期を支えたダニエル・アウヴェスは、積極的な攻撃参加とキック精度でバルセロナの右サイドを支え続けました。

もちろん、アスピリクエタやカルバハル、若手であればワンビサカのような守備能力が高い右サイドバックもいます。

チーム戦術によって、サイドバックの動きはガラリと変わりますし、求められる能力も変わってきます。

これまでのサイドバックはアスリート系、いわゆる上下運動を90分間繰り返すことができる運動量とスプリント力が必要とされていました。

しかし現代は、ミッドフィルダーのようなテクニックも求められています。いままでは地味なポジションですが、現代は花形のようなポジションになりつつあります。

まとめ

センターバックとサイドバックの役割について解説しました。

  • センターバックは、屈強なフィジカルでゴールを守るガーディアン。その一方で、パス精度など足元の技術も問われている
  • サイドバックは、サイド攻撃を守る存在。でも、ミッドフィルダーのようなテクニックが求められている

ぜひ、今回は上記2点を覚えてください。そして、試合観戦時にセンターバックやサイドバックの動きに注目してください。

きっと、「あ!こんな動きをするんだ!」と気がつくはずです。そうなったらいまよりもサッカー観戦が楽しめると思います。

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