マンチェスター・シティのスペイン人ロドリゴ・エルナンデス(以下:ロドリ)のプレースタイルをまとめました。
ロドリは、NEXTブスケツと呼ばれる逸材です。アトレティコで頭角を現し、2019年夏の移籍市場でも各チームがリストアップするプレイヤーです。
本記事では、ロドリがどのようなプレーをするのか分かる内容です。彼について調べている方は、ぜひ一読してみてください。
ロドリゴ・エルナンデスのプレースタイル
ブスケツのようなボール捌き。ビルドアップのスタート地点
ロドリはブスケツのようなボール捌きができる選手です。プレッシャーをかけられても両足を巧みに操り、相手のプレスを剥がします。ロドリの身長は190cmであり体の線も細いため、プレーする姿はブスケツさながらです。
また、アトレティコにおいては、ビルドアップのスタート地点である選手です。ロドリは視野も広く、高いパス精度を持つ選手です。長短のパスを操り、チームに落ち着きとリズムを与えます。
ロドリは、類まれなテクニックを有しており、中盤を活性化することができる選手と言えます。
クレバーでクリーンなボール奪取
ロドリの強みは、攻撃だけではありません。守備能力も卓越したものがあります。現役時代のシメオネのようなガッツ溢れる守備はしませんが、的確に相手の動きを読んでスッとボールを刈り取ります。知的で綺麗なボール奪取をするのがロドリです。
しかも、数字にも現れています。17-18シーズンのボール奪取数は320回であり、この数字はシーズンナンバーワン。しっかりと結果を残しているのがロドリです。
高い危機察知能力で相手のスペースを消す
先述した通りロドリは高いボール奪取もあり、危機察知能力も優れています。
自陣のPA内では瞬時にスペースを見つけ埋めにかかったり、他の選手が危険な位置でボールロストしたらすぐにプレッシャーへと向かいます。優れた危機察知能力に加えて、高い守備意識があるのもロドリの大きな特徴です。
アトレティコ・マドリードではロドリの守備能力があるからこそ、サウールやトーマス・パーティーがより攻撃参加が出来ると言われています。
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ロドリゴ・エルナンデスのプロフィール
名前 | ロドリゴ・エルナンデス・カスカンテ |
代表 | スペイン |
生年月日 | 1996年6月22日 |
身長 | 190cm |
体重 | 78kg |
ポジション | MF |
利き足 | 右 |
ロドリは、元々アトレティコ・マドリードの下部組織出身の選手でした。しかし、体力不足や体の細さを理由に放出され、ビジャレアルの下部組織へと移った経緯があります。
2015年にビジャレアルのトップチームへと昇格し、17-18シーズンは主力として活躍を果たしました。その後、2018年5月に5年契約でアトレティコ・マドリードへと復帰しました。
スペイン代表では、U-19・21に選出。18-19シーズンのような活躍を続ければ、A代表も近いと言われています。
過去のクラブチーム
2015-2018 | ビジャレアル |
2018-2019 | アトレティコ・マドリード |
2019- | マンチェスター・シティ |
まとめ
マンチェスター・シティのスペイン人ロドリゴ・エルナンデスについてでした。ロドリゴは、ブスケツの後継者やフェルナンジーニョの後継者と言われている逸材です。
まだ22歳と若い選手であるため、今後の成長が楽しみです。将来的には、ブスケツと比較されるような選手になって欲しいところです。
さいごに、ロドリのような素晴らしいアンカーをもっと知りたい方は「【サッカー】海外の注目すべき現役アンカー11人」も読んでみてください。スペシャルなアンカーを知れます。