インテルに所属するイタリア代表MFニコロ・バレッラのプレースタイルをまとめました。
バレッラはイタリアの未来であり、現代サッカーの中盤選手として高い能力を秘めていると言われています。
本記事では、ニコロ・バレッラの特徴や凄さをまとめています。同選手について調べている方はぜひ読み進めてください。
ニコロ・バレッラのプレースタイル
コンテ監督は、3-5-2をよく使う監督で。主にバレッラは2列目の中央でプレーすることが多いです。
攻守に貢献するハードワーカー
ニコロ・バレッラのポジションは、ハードワークできる豊富な運動量で攻守に貢献します。
攻撃面では、スペースを見つけ出しては果敢に飛び出し、強烈なミドルシュートを放つシーンが散見されます。
また、ルカクやラウタロ・マルティネスに対して絶妙なパスを供給し、シュートチャンスを演出しています。
守備では、小柄ながらもエンゴロ・カンテのようなしつこい守備で相手に喰らいつきます。
コンテのインテルでは、ハードワークは基本中の基本です。ニコロ・バレッラは、コンテシステムに適性がある選手と言えるでしょう。
レジスタとしても機能する
ニコロ・バレッラは、深い位置からビルドアップに絡める技術と視野を持ち合わせています。いわゆる、レジスタのような動きです。
イタリアのレジスタと言えば、アンドレア・ピルロ。
ちょっと言い過ぎかもしれませんが、ピルロに近いパス技術と足元の上手さがあります。もっと落ち着いたプレーができれば、将来はピルロと言われる可能性を秘めています。
アグレッシブな守備
バレッラは、攻撃でチームに大きな貢献ができますが、守備にも腐ることなく併走します。
カリアリ時代の18-19シーズンのデータによれば、1試合の平均タックルは2.8回を記録。これは守備の名手と言われているエンゴロ・カンテの2.1回を上回る数字です。
タックル数が多いということは、果敢にボール奪取を目指しているのが分かります。
また、カンテと比較をするならば、デュエルの回数もバレッラは上回っています。18-19シーズンのバレッラは1試合平均6.3回、カンテは3.3回です。
ポジションに若干の差異はあるかもしれませんが、バレッラはカンテに負けない数字を叩き出しています。
ニコロ・バレッラのプロフィール
名前 | ニコロ・バレッラ (Nicolò Barella) |
代表 | イタリア |
生年月日 | 1997年2月7日 |
身長 | 172cm |
体重 | 68kg |
ポジション | MF |
利き足 | 右 |
バレッラは、イタリアのカリャリ出身で、2006年からカリアリのユースでプレーしています。
その後、2014年にカリアリとプロ契約し、2015年5月にデビューを果たしました。カリアリでは、20歳のときに史上最年少でキャプテンマークを巻き、「カリアリの至宝」とまで呼ばれていました。
インテルに移籍してからも存在感を発揮し続け、今では「イタリアの未来」とまで呼ばれています。
代表
2018年からイタリアA代表にも招集されているニコロ・バレッラは、パリSGのマルコ・ヴェラッティやチェルシーのジョルジーニョらと中盤でコンビを組んでいます。
今のイタリア代表の中盤は、間違いなく世界でもトップクラスと言えるでしょう。同じくインテルのステファノ・センシもいますからね。
過去のクラブチーム
2014- | カリアリ |
2016 | カルチョ・コモ(レンタル) |
2019- | インテル(レンタル) |
まとめ
インテルのイタリア代表MFニコロ・バレッラについてでした。
とても楽しみにしている若武者で、大成するのが待ち遠しいです。
また、低迷気味なイタリア代表での奮起にも期待ですね。
バレッラは、注目しておいて間違いない選手です。インテルやイタリア代表の試合をご覧になる際は、ぜひチェックしてみてください。