リバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドのプレースタイルをまとめました。名前の頭文字をとった「TAA」の呼称があるアーノルド。弱冠20歳ながらも18-19シーズンでは、リバプールを支え続けました。
本記事では、アーノルドの凄さや特徴を紹介しています。同選手について調べている方は、ぜひ参考にしてください。
トレント・アレクサンダー=アーノルドのプレースタイル
正確なパスでアシストを量産
アーノルドの大きな武器といえば、右足からの高いパス精度です。18-19シーズンのアシスト数12はリーグ3位。弱冠20歳ながらも、18-19シーズンはDFアシスト記録更新という快挙を達成しました。
ジェラードに憧れていたアーノルドは、ジェラードのような素晴らしいキック精度を保有しています。
データでは証明できないですが、中盤に落ちてきたフィルミーノに楔を入れるパスを供給しています。その精度やタイミングも素晴らしいので、アーノルドとフィルミーノが出場している試合をご覧になる際はチェックしてみてください。
また、フィルミーノだけではなく、サラーやマネを使ったスペースへのパスにも注目して欲しいですね。チャンスを演出しています。
中盤選手のようなポジショニングと視野の広さ
アーノルドはクロスなどパス精度も高いですが、ポジショニングと視野の広さにも定評があります。ポジショニングについては、アシスト数を見ればその良さが分かると思います。
視野の広さについては、逆サイドのロバートソンなどへサイドチェンジを行ったり、ピッチを広く使います。顕著だったのは、18-19シーズンのチャンピオンズリーグ準決勝のバルセロナ戦。意表をついたコーナーキックは、世界を驚かせました。
このように、視野の広さと柔軟があるのもアーノルドの大きな特徴です。あのコーナーキックは、新たな研究材料となる素晴らしいプレーでした。
及第点以上の守備力
アーノルドの攻撃性能は疑いの余地がありません。18-19シーズンの活躍を見れば、誰でも気がつくでしょう。しかし、守備が問題だとされていたことがあります。攻めるのはいいですが、攻められるとダメなSっ気な部分がありました。
でも、試合を重ねるごとに守備にも安定感が増してきています。レアル・マドリードのカルバハルやバイエルンのキミッヒに比べれば荒削りですが、着実に守備能力が向上しています。
19-20シーズン以降は、さらに守備に磨きがかかっていると思いますので、安心してリバプールの右サイドをチェックしましょう(笑)
トレント・アレクサンダー=アーノルドのプロフィール
名前 | トレント・ジョン・アレクサンダー=アーノルド (Trent John Alexander-Arnold) |
代表 | イングランド |
生年月日 | 1998年10月7日 |
身長 | 175cm |
体重 | 69kg |
ポジション | DF |
利き足 | 右 |
代表
各年代の代表に選ばれており、A代表デビューは2018年。2018年ロシアW杯にも召集されていました。イングランドの右サイドバックには、カイル・ウォーカーやキーラン・トリッピアーなど猛者がいます。
でも、アーノルドは20歳ながらもCL優勝・プレミアリーグ2位など大きな経験をしているため、前者の2名に負けない力があるのは間違いありません。順調に成長すれば、将来のイングランド代表を牽引していく選手です。
過去のクラブチーム
2016- | リバプール |
まとめ
リバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドについてでした。
正直、かなり楽しみな選手です。
本記事を執筆した時点でまだ20歳ですよ?日本なら成人式やったばかりなのに、DFアシスト数更新しちゃったんですよ?これを期待しないで何なんですか!
これからの成長が本っっっっっ当に楽しみなTTA!!!
さいごに、サイドバック選手についてもっと知りたい方は「【海外サッカー】注目すべき世界のサイドバック10人」も読んでみてください。よりサイドバックの選手について詳しくなれます。