リバプールのオランダ代表ジョルジニオ・ワイナルドゥムのプレースタイルなどをまとめました。
ワイナルドゥムは、中盤の選手でリバプールに欠かせないタレントです。そのため、クロップ監督から厚い信頼を寄せられている選手です。
本記事では、ワイナルドゥムをより詳しくなれる内容です。長所から欠点まで解説しているため、試合観戦の参考にしてください!
ワイナルドゥムのプレースタイル・特徴
リバプールでは、主に右インサイドハーフとしてプレーしています。守備では、前線選手がプレスをかけるとき、シャドーとして相手中盤選手をマークする役割があります。
一方の攻撃面では、ゴールを裏付けるようなキラーパスを出すことは少ないですが、攻撃のバランスを整える役割を担っています。
そのため、フィルミーノやサラーなどといった前線選手と積極的に連携を図っています。
ダーヴィッツを彷彿させるハードワーク
ワイナルドゥムは、攻守ともに献身的な動きをするプレイヤーです。攻撃時には積極に顔を出し、守備においては強靭なフィジカルを生かしてハードワークをする選手です。
その姿は、オランダのレジェンドであるエドガー・ダーヴィッツを思い出させてくれます。ダーヴィッツのように闘志むき出しではなく、クールに処理するのがワイナルドゥムですね。
ワイナルドゥムは、運動量も豊富ですので、試合中いたるところで見かけます。
攻撃力の高さ!元WGの実力は伊達じゃない
守備はダーヴィッツ、攻撃はセードルフ。これがワイナルドゥムの印象です。守備は前述した通りですが、攻撃にも重要な役割を担っています。
後方からのビルドアップに加担したり、相手エリアに進入時はゲームメイクをしたり、さまざまなタスクをクロップから請け負っています。
ワイナルドゥムは元々攻撃的な選手で、トップ下またはウィングの位置でプレーしていました。PSVやニューキャッスル、オランダ代表では10番を付けていたことがあります。
PSVに所属していたとき、14-15シーズンには14ゴールをあげる活躍をしています。元前線の選手ということで、足元の技術が高く、チャンスメイクもできる選手です。
19-20シーズン
公式戦48試合に出場し、今シーズンもチームの汗かき役としてリバプールの中盤を支えました。シーズンを通して安定した働きをするのが、ワイナルドゥムの特徴だと改めて実感しましたね。
ただ、今夏にバルセロナへの移籍が報じられました。移籍金は1500~2000万ユーロと言われています。
オランダ人にとって、バルセロナは魅力的なチームだと思います。理由は、レジェンドのヨハン・クライフです。母国の英雄が活躍し、サッカー界に多大なる影響を与えた人物のチームでプレーしたいのは悲願でしょう。
加えて、バルセロナはラキティッチとビダルが移籍するため中盤のコマが足らなくなります。即戦力のワイナルドゥムはプラスになると思います。また、同じオランダ人のロナルド・クーマン監督が就任した影響もあるかもしれません。
リバプールにとってはレギュラーが1人欠けてしまうので多大なるダメージになるかもしれません。
ワイナルドゥムのプロフィール
名前 | ジョルジニオ・ワイナルドゥム |
代表 | オランダ |
生年月日 | 1990年11月11日 |
身長 | 175cm |
体重 | 69kg |
ポジション | MF |
利き足 | 右 |
ワイナルドゥムはスパルタ・ロッテルダムの下部組織出身の選手。7シーズン過ごしたのち、フェイエノールトに移籍。16歳148日でデビューを果たし、当時の最年少記録を更新しました。
その時、アーセナルからフェイエノールトへレンタル移籍してきた宮市亮と一緒にプレーをしています。その後は、PSVとニューキャッスルを経て、16-17シーズンからリバプールでプレーをしています。
ちなみに、今のワイナルドゥムの髪型はボウズですが、若き日はドレッドヘアーのときもありました。笑顔が素敵で優しそうな顔だから、似合わなかったですが…(笑)
過去のクラブチーム
2007-2011 | フェイエノールト |
2011-2015 | PSV |
2015-2016 | ニューキャッスル |
2016- | リバプール |
まとめ
リバプールのオランダ代表ジョルジニオ・ワイナルドゥムのプレースタイルなどをまとめました。守備もこなすし、ドリブルで中盤から一気に前線へ運ぶこともできる選手です。
攻守ともに見応えがある選手なのは間違いありません。
試合を観戦するときは、ファンダイクやマネだけではなく、ワイナルドゥムも追ってみてください。オフザボールも良い仕事してますよ!