リバプールで活躍したスティーブン・ジェラードについてまとめました。クラブのレジェンドとして崇められ、今もなお語り継がれているリバプール最高の選手です。
本記事では、
- ジェラードの全盛期って凄かったの?
- 現在は何をしているの?
- サッカー以外で目立ったエピソードってあるの?
など、ジェラードに関して調べている方に打って付けの内容になっています。本記事では、ジェラードに詳しくなれる内容になっていますので、ぜひ一読しみてください。
全盛期は凄かった?ジェラードのプレースタイル
代名詞は強烈なミドルシュート
ジェラードといえば、やはり強烈なミドルシュートが思い浮かびます。ペナルティーエリア外から正確で力強いミドルシュートは、みていて気持ちが良くなってしまうくらい爽快でした。
そしてそのミドルシュートは、チームを救ってきました。後述しますが特に印象深いのは、04-05シーズンCLのグループステージ。リバプールファンなら、今観ても目頭が熱くなると思います(笑)それほど素晴らしいミドルシュートでした。
私はリバプールファンではないですが、あの土壇場であのミドル...。控え目に言ってヤバイです。
4️⃣ hours until KO 👊
Enjoy a selection of memorable #NEWLIV goals as we countdown to our final game of the year... pic.twitter.com/uBu34lysXC
— Liverpool FC (@LFC) December 30, 2020
ゴールを奪える万能ミットフィルダー
ジェラードは非常に得点力があるミットフィルダーです。リバプールに在籍していた17年間で10ゴール以上が4回、5ゴール以上が7回も記録しています。
今のリバプールの得点源は、フィルミーノ・サラー・マネですが、この中にジェラードがいたらよりリバプールはゴールを量産していたことでしょう。
在籍時は、大きな得点源としてリバプールを牽引していましたね。
一気にチャンスへと変えるロングパス
ジェラードはよくランパード比較されていました。同じポジションで似たようなプレースタイルを持っていたからです。個人的にランパードとジェラードの違いはロングパスだと思います。
チームの役割が違う点もありますが、ジェラードはよりボールを広く展開するロングボールを多用していた印象が強いです。データなど根拠がなく信ぴょう性が低いため、あくまで私個人の意見として留めておいてください。
しかし、ジェラードのサイドチェンジやロングスルーパスは、全盛期のスコールズを彷彿させるようなパスだったと思います。
ジェラードのプロフィール
名前 | スティーブン・ジョージ・ジェラード (Steven George Gerrard) |
代表 | イングランド |
生年月日 | 1980年5月30日 |
身長 | 183cm |
ポジション | MF |
利き足 | 右 |
ジェラードといえばオリンピアコス戦
ジェラードは2つの奇跡の中心にいた男です。有名なのが「イスタンブールの奇跡」と呼ばれる04-05シーズン決勝の反撃の狼煙となる得点、そして同年のグループステージ第6節の決勝トーナメントを決めたミドルシュート。
ACミランとのイスタンブールでのヘディングも痺れましたが、個人的にはグループステージのミドルですね。
2点取らなければ決勝トーナメントに進めない状況で、オリンピアコスに先制されたリバプールは3点を奪わなければなりませんでした。そして、2-1とした86分にジェラードが奇跡を起こします。
味方が競ったボールに勢いよく走り込んだジェラードが、ゴール右隅にボールを突き刺したのです。結果として、このゴールがイスタンブールの奇跡を起こした値千金のミドルでした。
リバプールファンの間では、今もなお語り継がれているジェラードのゴールです。YouTubeで「ジェラード オリンピアコス」で調べてください。歓喜!歓喜!歓喜!のゴールです。(著作権の観点で動画が貼れずすいません)
現在は監督業
ジェラードは2016年に現役引退し、2017年からリバプールのアカデミーコーチに就任、その後アカデミーのU-18の監督を経験。
2018年5月からはスコットランドの強豪・レンジャーズの監督に就任。2021年1月5日時点では、20勝2分でぶっちぎりの首位。監督キャリアとしての手腕も証明し始めています。
過去には、クロップ監督が自身の後継者にジェラードを挙げており、レンジャーズで優勝することができればより現実味を帯びるでしょう。
過去のクラブチーム
1998-2015 | リバプール |
2015-2016 | ロサンゼルス・ジャラクシー |
CHECK 海外サッカーのレジェンド選手一覧