リバプールで一気にブレイクしたモハメド・サラー。クロップのサッカーに適応し、リーグ戦ではゴールを量産しています。
特に、17-18シーズンは圧巻でリーグ戦32得点を記録。これはリーグ新記録で、これまで最多だったクリスティアーノ・ロナウド、ルイス・スアレスの31得点を塗り替えました。
リバプール初年度から大活躍のサラーですが、もっと詳しくサラーを知りたい!という方に向けて、サラーのプロフィールやプレースタイルなど情報をまとめました。
モハメド・サラーのプレースタイル
圧倒的なスピード!細かいボールタッチのドリブル
サラーの強みは、スピードとドリブルです。トップスピードに乗ったサラーは、相手ディフェンダーを簡単に抜き去ります。
そのうえ、細かいボールタッチのドリブルも特徴的で、狭いスペースでもゴールを狙ったりチャンスメイクすることができます。
アタッキングサードやペナルティーエリア内では、脅威でしかありません。
右サイドからの攻撃が得意
サラーの主戦場は、右サイドとなっています。リーグ新記録の32ゴール中17ゴールは右サイドからでした(ゴール正面をみてペナルティーキックのポイントから右側からのゴールを集計)
非常にシュート精度も高く、ドリブルも脅威、オフザボールだろうが右サイドでフリーとなったサラーは脅威でしかない。
18-19シーズンはW杯やCL決勝の負傷により、コンデイションを落としていたけど尻上がりに調子を戻してきています。
フィルミーノとマネとの連携で、さらにサラーの攻撃力が輝いています。
守備も怠らない
クロップ監督のシステムは、前線選手だろうが守備のタスクがあります。サラーのように結果を残す選手は、守備を免除されることもありますし、選手としても守備をしなくなる傾向があります。
しかしサラーは、しっかりと与えられた守備のタスクをこなし、時には自陣深くまで戻って守備をするシーンが見受けられます。
攻撃一辺倒ではなく、守備の動き方や姿勢にも注目です。
モハメド・サラーのプロフィール
名前 | モハメド・サラー |
代表 | エジプト |
生年月日 | 1992年6月15日 |
身長 | 175cm |
体重 | 71kg |
ポジション | FW |
利き足 | 左 |
主なタイトル | PFA年間最優秀選手賞 プレミアリーグ得点王 |
サラーはチェルシーにも所属していましたが、出場機会に恵まれずローマへ移籍。その後、活躍が認められリバプールへと移籍してきました。
リーグ戦でも活躍をしましたが、チャンピオンズリーグでも大爆発。古巣ローマと対戦することとなった準決勝1stでは、2G2Aとリバプールの勝利に貢献しました。
しかし決勝では、セルヒオ・ラモスとの接触により負傷し涙を浮かべながら退場。これを機にラモスとの遺恨が残り、18-19シーズンのチャンピオンズリーグ抽選会では、サラーがラモスを無視するといった報道がありました。
代表
エジプト代表では、2018年ロシアW杯に出場しています。チャンピオンズリーグの負傷の影響で出場が危ぶまれていましたが、グループリーグ第2節から出場しています。ロシアとサウジアラビから1ゴールずつ挙げるも、エジプト代表はグループリーグ全敗で大会を後にしました。
代表あるあるですが、「もしサラーが強国に居たら...」と思ってしまいますね。
過去のクラブチーム
2010-2012 | アラブ・コントラクターズSC |
2012-2014 | バーゼル |
2014-2016 | チェルシー |
2016-2017 | ローマ |
2017- | リバプール |
※2015はフィオレンティーナへレンタル
※2015-2016はローマへレンタル
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まとめ
サラーは、全盛期のメッシのようです。プレースタイルも似ていて、ドリブルで相手を抜き去りゴールを量産します。そのため、観ていて面白い選手です。
この記事を執筆している時のサラーは26歳、これからピークを迎えると思います。その時が本当に楽しみで堪りません。
個人的には、このままリバプールに留まって貰いたいのが正直な気持ちです。レアルやバルサに行かないで、プレミアを盛り上げて欲しいと願うばかり。