マンチェスター・Uのイングランド代表DFハリー・マグワイアのプレースタイルをまとめました。
マグワイアはDF史上最高額となる8,000万ポンドでレスター・シティからマンチェスター・Uへ移籍。2019年夏の移籍市場で注目された選手です。
本記事では、マグワイアの凄さや特徴などを紹介しています。同選手について調べている方は、ぜひ参考にしてください。
ハリー・マグワイアのプレースタイル
圧倒的空中戦の強さ
マグワイアの代名詞といえば空中戦です。18-19シーズンは118回の空中戦に勝利し、リーグトップクラスの数字を残しています。空中戦の強さは、攻守ともに貢献できる大きなポイントです。
例えば、コーナーキックなどセットプレーでは得点チャンスを匂わせるし、守備側のセットプレーでも頼りになります。
レスターシティやイングランド代表としても、ハイクオリティのプレーを披露しているので実力派実証済みでしょう。
マンチェスター・Uは長年、最終ラインに問題を抱えていました。マグワイアの加入で守備が改善されるか注目ですね。
ヴィディッチのような強靭なフィジカル
個人的なマグワイアのイメージは、ネマニャ・ヴィディッチです。ファーディナンドとともに、マンチェスター・Uの黄金期を支えた1人です。
ヴィディッチは、強靭なフィジカルを生かしたボール奪取が魅力的な選手でした。屈強な相手選手を跳ね返すことができるファイターで、マンチェスター・Uの最終ラインには欠かせない1人。
レスターでの試合を見る限り、マグワイアもヴィディッチ同様の強靭なフィジカルを持っていると見受けられます。マグワイアの加入で、より守備のインテンシティが増すことは間違いないでしょう。
ビルドアップやロングパスが得意
レスターでは中心選手としてプレーしていました。イメージとしては、リバプールのファン・ダイクのような選手です。
ボールの扱いも上手いため、ビルドアップでも欠かせなかったですし、ロングフィードも蹴れる選手です。18-19シーズンのロングパス1試合平均は約6本とセンターバックとしては驚異的な数字を残しています。
今のマンチェスター・Uでは、最終ラインからのビルドアップが上手く行っていないように思います。そこに、効果的なビルドアップができるマグワイアがどのような効果を生み出すのか注目ですね。
ハリー・マグワイアのプロフィール
名前 | ジェイコブ・ハリー・マグワイア (Jacob Harry Maguire) |
代表 | イングランド |
生年月日 | 1993年3月5日 |
身長 | 194cm |
体重 | 100kg |
ポジション | DF |
利き足 | 右 |
ユースは、シェフィールドで2011年に同チームでトップチームデビューを果たしました。その後、ハル・シティを挟んで、2017年にレスター・シティに加入。
レスターでは、中心選手として活躍し2017-18シーズンは全試合に出場。レスターの年間最優秀選手にも選ばれました。
レスターでの活躍が認められ、当時DF移籍金最高額の8700万ユーロでマンチェスター・ユナイテッドに加入しました。
暴行事件で執行猶予付きの有罪判決を受ける
2020年のオフシーズン、ギリシャに滞在していたマグワイアは、現地の警察官への暴行および賄賂の容疑で逮捕されました。結果、21カ月の執行猶予付きで有罪判決を言い渡されています。
経緯としては、友人やフィアンセと食事を楽しみ、帰路に着こうとしてバスに乗ったが放り出されて「誘拐」だと勘違いしたそうです。そこで抵抗のために、暴行を働いたら警察官だったということです。
真実は分かりませんし、信じるか信じないかはあなた次第。ただ、有罪判決は事実のようです。
過去のクラブチーム
2011-2014 | シェフィールド・U |
2014-2017 | ハル・シティ |
2015 | ヴィガン(レンタル) |
2017-2019 | レスター・シティ |
2019- | マンチェスター・U |
豆知識