リバプールの元イングランド代表ジェイムズ・ミルナーのプレースタイルなどをまとめました。
最強のユーティリティプレイヤーとして、リバプールを牽引するベテラン選手です。GK以外ならどこでもプレーできるのではないかと言われています。下手をしたら、GKもやっちゃうんじゃないかって勢いですが(笑)
ミルナーは、とても素晴らしい選手です。本記事では、ミルナーの良い部分をふんだんに紹介しています。
ミルナーのプレースタイル
ミルナーの特徴はなんとっていも、ユーティリティ性。元日本代表の西野監督の言葉を借りれば、ポリバレント性がある選手です。
本職は中盤ですが、チーム状況に応じて、両サイドバックでプレーすることもあります。
プレミアリーグの出場数は500試合を超える超ベテラン選手であり、リバプールの精神的支柱と言って過言ではないでしょう。
ポジション
リバプールのミルナーは、主にインサイドハーフで仕事しています。ですが、怪我人が続出した時は、右サイドバックや稀に左サイドバックでプレーをします。マンチェスター・シティ時代では、トップ下でプレーした経験があるためより前線のポジションでもプレーができます。
無尽蔵のスタミナでピッチを駆け走る
ミルナーの凄さは、衰え知らずのスタミナです。豊富な運動量を生かし、ピッチを縦横無尽にかけ走っています。
イメージが近い選手は、チェルシーのカンテやマンチェスター・シティのベルナルド・シウバと言ったところでしょう。
ミルナーは、チャンスの時にはしっかりと前線に顔を出し、ピンチの時にはしっかりと守備をしている選手です。
特に、カバーリング力は卓越したものがあります。チームのピンチを救ってくれる存在ですね。どちらかと言えば、守備で活躍するシーンが多く散見されます。
絶妙なパスを供給
インサイドハーフで出場したときは、前線のサラーやマネに絶妙なスルーパスを供給することができる選手です。
それもそのはずで、ミルナーは以外とアシスト数が多い選手です。今はそんなイメージが無いかもしれませんが、15-16シーズンは11アシスト、アストン・ヴィラ時代の09-10シーズンは12アシストを記録しています。
パス精度の高さは、昔から定評があった選手です。守備だけではなく、パスをするミルナーにも注目ですね。
相手を逃さないしつこい守備
ミルナーの守備は、観ていても本当に厄介な存在です。
世界最高の右サイドバックと言われていたダニエル・アウベスは、ミルナーを「これまで対戦した選手の中で、もっとも嫌だった」と明かしています。
それほどミルナーの献身的なディフェンスは、脅威ということでしょう。
18-19シーズン(2019年2月9日現在)のリバプールの失点数は「15」です。リーグでもっとも失点が少ないチーム。少なからずミルナーの力が、関係していると思います。
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ミルナーのプロフィール
名前 | ジェイムズ・ミルナー |
代表 | イングランド |
生年月日 | 1986年1月4日 |
身長 | 175cm |
体重 | 70kg |
ポジション | MF |
利き足 | 右 |
主なタイトル | プレミアリーグ優勝(マンチェスター・C) |
クロップ監督曰く「上質な赤ワインのようだ」と、厚い信頼を得ているミルナー。
リーズ・ユナイテッドでキャリアをスタートし、当時ウェイン・ルーニーが持っていたプレミアリーグ最年少得点を更新しました。
過去のクラブチーム
2002-2004 | リーズ・ユナイテッド |
2003 | スウィンドン・タウン(レンタル) |
2004-2008 | ニューカッスル・ユナイテッド |
2005-2006 | アストン・ヴィラ |
2008-2010 | アストン・ヴィラ |
2010-2015 | マンチェスター・シティ |
2015- | リバプール |
まとめ
リバプールのジェイムズ・ミルナーのプレースタイルなどを紹介しました。
年齢が33歳(2019年2月9日時点)であるため、プレーできる時間は少ないかもしれません。若手に後を委ねる時が近づいています。
ですが、まだまだやって欲しい!というのが本音です。18-19シーズンをみていると、まだリバプールに必要な選手です。
年齢に負けず、リバプールに貢献して欲しいですね。