リバプールのイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンのプレースタイルをまとめました。ヘンダーソンは、リバプールの心臓と呼ばれているプレイヤーです。アンカーとして様々なタスクをこなしています。ミルナーと同じく、クロップ監督からの信頼が厚いです。
それでは、ヘンダーソンのプレースタイルをみていきましょう。
ジョーダン・ヘンダーソンのプレースタイル
ビルドアップに不可欠!精密なパス精度
ヘンダーソンの特筆すべき点は、長短のパス精度です。ロング・ミドル・ショート、どのパスも高精度のパスを出すことができます。ビルドアップ時は細かなパスでチームを調律し、時にはマネやサラーにロングボールを供給します。
また、リバプールの両サイドバックは高めのポジショニングを取ります。オーバーラップしたサイドバックの足元にロングボールを送ることも散見されます。
ヘンダーソンのパス能力は、リバプールのサッカーに必要不可欠です。19-20シーズンからはインサイドハーフですることが多くなり、より前線の位置でゲームメイクを行なっています。今後の活躍により注目したいですね。
クロップの守備戦術に合致したシャドーディフェンサー
ヘンダーソンはパスも優れていますが、ディフェンス能力も非常に高いです。ボール奪取力・カバーリング・危機察知、どれも高水準のプレーをすることができます。
しかも、クロップの特殊守備戦術に対応できます。クロップの守備は、前線からスペースを消して全員で連動して守備を行います。ハマれば効果的な戦術ですが、前線の選手が前のめりになり中盤に大きなスペースを与えてしまいます。とてもリスキーな守備スタイルなのです。
ヘンダーソンは、マークに行った前線選手の後ろのスペースをカバーリングします。ヘンダーソンの豊富なスタミナと献身性があるからこそ出来る仕事です。ワイナルドゥムやファビーニョとともにリバプール中盤の守備を支えています。
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ジェラードにも匹敵するキャプテンシー
リバプールといえば、スティーブン・ジェラードがもっとも有名でしょう。2003年から2015年間もキャプテンマークを巻いていたレジェンドだからです。
ジェラードのようなキャプテンは、当分出てこないと言われていました。しかし、ヘンダーソンはジェラードに負けないキャプテンシーがある選手です。チームを鼓舞し自身もファイティングスピリット溢れるプレーでチームを牽引しています。
ジェラードのように強烈なミドルシュートでファンを沸かせるような能力はないですが、チームに必要な仕事を淡々とこなしています。ジェラードという偉大なキャプテンの穴をしっかりと埋めたヘンダーソンは心から凄いと思います。
ジョーダン・ヘンダーソンのプロフィール
名前 | ジョーダン・ブライアン・ヘンダーソン (Jordan Brian Henderson) |
代表 | イングランド |
生年月日 | 1990年6月17日 |
身長 | 182cm |
体重 | 67kg |
ポジション | MF |
利き足 | 右 |
過去のクラブチーム
2008-2011 | サンダーランド |
2009- | コヴェントリー(レンタル) |
2011- | リバプール |
まとめ
リバプールのイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンについてでした。ヘンダーソンは、リバプールのサッカーに必要不可欠な選手です。
数字には現れないですがヘンダーソンがいるからこそ、リバプールが安定しているといって過言ではないと思います。それほどチームに大きな影響を与えています。
リバプールをよく知らない方からすれば、「なんでヘンダーソンがキャプテンなの?」って思われるかもしれませんが、ヘンダーソンは本当に凄いんですよ!語彙力がなくて申し訳ないですが、ジェラードの次のキャプテンをしっかり遂行している時点で評価すべき男だと思います。
リバプール戦をご覧になるときは、ぜひヘンダーソンに注目してみましょう!