リバプールのブラジル代表FWロベルト・フィルミーノのプレースタイルをまとめました。フィルミーノは、リバプールに必要不可欠な選手です。日本では、サラーやマネなどゴールゲッターがニュースとなるケースが多く、フィルミーノはあまり話題となりません。
しかし、フィルミーノがいるからこそ、サラーとマネは活き活きとプレーができます。
そもそも話題にならないのに、なぜクロップ監督はフィルミーノを起用し続けるのか?そこに、フィルミーノの凄さが隠されています。
本記事では、フィルミーノのプロフィールからプレースタイルまで情報をまとめています。重要なプレイヤーであるため、リバプールが好きにな方は絶対覚えておきましょう!
フィルミーノのプレースタイル
味方のスペースを創造する頭脳派
フィルミーノの背番号は9番。9番といえば、エースストライカーが背負う番号です。しかし、フィルミーノはストライカーでありながらも重要なタスクを担っています。それは「味方のスペース」の創造です。
フィルミーノは味方が攻撃しやすいようサイドや中盤に流れ、マネやサラーのスペースを作り出します。
スペースを作るというのは、決して簡単なことではありません。敵味方の配置やゲームの流れなど考えながらのプレーが要求されます。
それが可能でなおかつクオリティーが高いのがフィルミーノであり、だからこそクロップはフィルミーノをスタメンで起用しているはずです。
現にフィルミーノは、常にピッチで首をあちらこちらに振っています。ピッチのプレイヤーたちの位置を常時確認しています。リバプールやブラジル代表戦でフィルミーノを見るときは、目線にも注目してください。
前線からの守備はプレミア1
プレミアリーグのFWの中で、一番インターセプト数が多いと言われているのがフィルミーノです。そのように言われているということは、献身的に守備をしている証拠です。
前線からのプレッシャーはもちろんこと、センターサークルよりも自陣深くまで守備に走るシーンも散見されます。
小さなことかもしれませんが、フィルミーノの守備貢献が、リバプールの堅守を支えている要因となっていると思います。今のリバプールの戦術上、フィルミーノはチームに欠かせないプレイヤーと言えるでしょう。
決定力も抜群!万能アタッカー
献身的な守備、スペースの確保ができる選手のイメージが強いかもしれませんが、しっかりとゴールも挙げています。2015-2016シーズンから3シーズン連続で10ゴール以上、2017-2018シーズンでは15ゴールと結果を残しています。
数字上はサラーやサネに劣るかもしれませんが、役割のタスクが多い中で結果を出しているフィルミーノは素晴らしいプレイヤーだと思います。
リバプールには、ロバートソンやミルナーなどチーム貢献度が高いプレイヤーがいますが、フィルミーノも負けじと貢献し続けています。
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フィルミーノのプロフィール
名前 | ロベルト・フィルミーノ |
代表 | ブラジル |
生年月日 | 1991年10月2日 |
身長 | 180cm |
体重 | 76kg |
ポジション | FW |
利き足 | 右 |
代表
2014年からブラジル代表に召集されています。2018年ロシアW杯・2019年コパ・アメリカに出場しています。コパ・アメリカは先発メンバーとして、初戦のボリビア戦ではコウチーニョの2点目をアシスト。フィルミーノらしい柔らかいクロスでした。
縦の突破力があるジェズスとのポジション争いにも注目です。
過去のクラブチーム
2009-2010 | フィゲイレンセ |
2011-2015 | ホッフェンハイム |
2015- | リバプール |
まとめ
フィルミーノのプロフィールとプレースタイルをお伝えしました。フィルミーノはリバプールにとって替えの効かない選手です。
「フィルミーノ使いすぎ!」と、ニュースメディアも報道されるくらいフィルミーノは試合に出場し続けています。リバプールは如何にフィルミーノの代役を探すかが今後のキーにもなりそうです。
個人的には、リバプールのフィルミーノはずっと見続けたいですけどね(笑)フィルミーノって笑顔を素晴らしいんです!
さいごになりますが、フィルミーノのような世界トップクラスのフォワードをもっと知りたい方は「【海外サッカー】注目すべき世界のセンターフォワード11人」も一読してみてください。