「NEXTメッシ」「ポルトガルの魔術師」と言われているベルナルド・シウバ。
元々は右ウィングが主戦場のアタッカーでしたが、18-19シーズンからデ・ブライネの負傷やマフレズの獲得により、IH(インサイドハーフ)でプレーする機会が増えました。
IHで才能が開花し、今ではダビド・シルバの後継者として期待されています。
サッカー界の将来を担う選手ですので、本記事でベルナルド・シウバがどういった選手か覚えておきましょう!
ベルナルド・シウバの特徴・プレースタイル
豊富な運動量で攻守に貢献
ベルナルド・シウバは、インサイドハーフで活躍するようになってから、ピッチを縦横無尽にかけ走ります。
2019年1月3日に行われたリバプール戦では、走行距離13.7kmを記録しています。また、2018年10月に行われたスパーズ戦では13.65kmを記録。だいたいですが走る選手の1試合平均が11〜12kmと言われています。
ベルナルドは平均を上回れる運動量を生かし、攻守に貢献するプレイヤーです。
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長短のパス技術が高い
ベルナルド・シウバは、優れたパス精度を持った選手です。その能力が買われ、デ・ブライネが負傷した18-19シーズンの前半戦は、インサイドハーフでプレーをしゲームメイクやチャンスメイクを行なっていました。
ポルトガル代表として望んだUEFAネーションズリーグ18-19のオランダ戦決勝では、決勝点となるアシストを記録。18-19シーズンのプレミアリーグでは、7アシスト。パスでチャンスを演出できるのがベルナルド・シウバです。
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細かなボールタッチのドリブルで相手を抜き去る
前線のプレイヤーでしたから、ドリブルスキルも非常に高いです。NEXTメッシと言われている逸材であるため、細かなボールタッチでヌルヌルと相手を抜き去ることができます。
インサイドハーフでプレーする際はドリブル突破を試みる機会は少ないですが、右ウイングでは果敢にドリブル突破を試みます。もっとも得意としているのは、右サイドから中に切れ込むカットインです。これは、モナコ時代にも見られていたプレーです。
19-20シーズン
ベルナルド・シルバは、プレミアリーグ34試合に出場して6ゴール7アシストを記録。今シーズンも右ウイングを主戦場にマンチェスター・シティの主力として活躍しました。
しかし、後半からマフレズにポジションを譲ることが多く、34試合中11試合は途中出場でしたので本人にとってはベストシーズンとは言い難いかもしれません。
一方、同じポジションを争うマフレズは、21試合の出場に留まったものの11ゴール9アシスト。出場時間もベルナルド・シルバが2031分に対してマフレズは1942分なので、少ない時間で結果を出しています。
来季は、ベルナルド・シルバの創造性かマフレズのゴールか、グアルディオラ監督はどちらを使うのか非常に悩むシーズンになりそうです。
ベルナルド・シウバのプロフィール
名前 | ベルナルド・シウバ |
代表 | ポルトガル |
生年月日 | 1994年8月10日 |
身長 | 173cm |
体重 | 64kg |
ポジション | MF |
利き足 | 左 |
主なタイトル | プレミアリーグ優勝 |
ベルナルドは、ポルトガルのベンフィカのユース育ち。ブレイクしたのはベンフィカではなく、2014年にモナコへレンタル移籍をしてから。モナコではファルカオとエムバペ、リバプールのファビーニョとプレーをしていました。
シティではマフレズの加入によりポジションを失う恐れがありましたが、18-19シーズンは中心選手としてプレーしています。
ダビド・シルバの後継者と言われている一方、シティではフィル・フォーデンもNEXTシルバと言われています。同じ左利きですので、どちらが後継者になるか注目したいところです。
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過去のクラブチーム
2013-2015 | ベンフィカ |
2014-2017 | モナコ |
2017- | マンチェスター・C |
まとめ
ベルナルド・シウバは、非常に将来が楽しみな選手です。すでに、クラブでは欠かせない存在選手としてリストアップされているほど、重要なキャラクターです。
もし、友人とサッカー会話をするときは「マンCのベルナルドはヤバイぞ。あと2〜3年したら化けるかもよ!」と周知しましょう(笑)
ポルトガル人としては、クリロナ以来のスター選手になるかもしれないので注目です!