アーセナルのフランス人FWアレクサンドル・ラカゼットのプレースタイルなどをまとめました。
本記事では、もっと深くラカゼットを理解できる内容になっていますので、一読してみてください。
ラカゼットのプレースタイル
勝負強さと高い決定力を誇り、アーセナルの攻撃陣を牽引するストライカーです。代表には縁がないですがプレミア随一のFWですので、試合観戦するときは注視したいキャラクター。
では、ラカゼットを詳しく解析していきます。
裏スペースへの走り込み、スペースの創造、オフザボールでもしっかり働く
ラカゼットはクレバー(賢い)で、ハードワークをする選手です。オフザボールでも、裏スペースに走り込んでDFをひきつけたり、サイドや後方に下がってスペースを作るように動きます。
そのためクラブでは、オーバメヤンと絶妙な共存関係を作りあげ、攻撃にアクセントを生んでいます。
試合観戦をする際、ボールホルダーを追うのも重要ですが、ボールを持っていないラカゼットにも気をかけてみてください。
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高い決定力。態勢が悪くても精度の高いシュートが打てる
ラカゼットの話題で欠かせないのが、決定力の高さです。リヨン時代に275試合で129得点を記録し、16-17シーズンには30試合28得点と驚異の結果を残しています。
アーセナルでも得点能力の高さは健在。現時点(2019年1月10日)で、52試合中21ゴールを記録しています。
ラカゼットは、態勢を崩してもゴールを決められるテクニックがあるからこそ、これほどの結果を残していると言えるでしょう。
大舞台で活躍できる勝負強さ
ラカゼットはハートも強く、ビッグマッチでもゴールを奪える選手です。例えば、18-19シーズン14節のトッテナム戦。途中出場ながらも、逆転ゴールをあげました。
よくビッグマッチで”消えている”選手がいるけれど、ラカゼットはそのような心配はありません。「何か起こしてくれる」ような選手は、とても貴重だと思います。
ラカゼットの欠点・課題
リバプールのフィルミーノやマンチェスター・シティのアグエロのように、ラカゼットも中盤の位置まで降りてきたり、サイドに流れたりしてスペース作りに走ります。
ですが、両者と比べるとまだまだな部分があります。効果的な動きが、両者と比べると見劣りしてしまいます。
だから、もっと戦況を読んで降りてくるなりサイドに流れるなりして欲しいですね。
ラカゼットは、足元の技術があり、フィジカル面も問題ないから、改善すれば今よりもレベルの高い選手になると思います。
ラカゼットのプロフィール
名前 | アレクサンドル・ラカゼット |
代表 | フランス |
生年月日 | 1991年5月28日 |
身長 | 175cm |
体重 | 73kg |
ポジション | FW |
利き足 | 右 |
主なタイトル | リーグ・アン年間最優秀選手賞、リーグ・アン得点王 |
リヨンの下部組織でキャリアをスタートし、2010年にトップチームデビューを果たしました。
リヨンで8シーズンを過ごし、その後クラブ史上最高額となる6,500万ポンドでアーセナルへと移籍しました。
代表
2013年にフランスA代表デビューを飾りましたが、以降、センターフォワードはジルーなどフィジカルが強い選手が選ばれ中々召集されていません。
2018年ロシアW杯でもスタンバイメンバーとして選出されましたが、参加は叶いませんでした。
デジャン監督がもっとポゼッションを優先していたら、出場機会はあるのにな...っと非常に残念な選手です。
過去のクラブチーム
2010-2017 | リヨン |
2017- | アーセナル |
まとめ
ラカゼットについてまとめました。アーセナル戦を観戦するときは、注意してチェックしておきたいプレイヤーです。