「ポグバってどんな選手なの?」「魅力的なポイントはどこ?」「もっと詳しくポグバを知りたい」
このような思いを持っている方に向けて、2018年ロシアW杯、母国・フランスの優勝に貢献したベストプレイヤー「ポール・ポグバ」のプレースタイルを紹介します。
ポグバは、身長191cmと恵まれた体格を生かし、攻守ともに高い能力がある選手です。また、ボールタッチやテクニックも素晴らしく、フランス代表や所属するマンチェスターUの攻撃陣を牽引しています。
2018年W杯のデータによれば、大会を通じてポグバのパス成功率は82%(296本中245本)攻撃的な選手であるため、チャレンジするパスが多い中、この成功率はトップクラスです。
参考 2018 FIFA World Cup Russia™ - FIFA.com
では、詳しくポグバをみていきましょう!
目次
ポグバのプレースタイル
恵まれた体格によるダイナミックさ
ポグバは191cmと大柄であり、手足が長いためプレーがダイナミックで豪快です。日本人選手にはいないようなプレイヤーだと思います。
その恵まれた体格を生かした、空中戦、リーチの長さを生かしたボール奪取、ドリブル、どれも一級品です。
でも特に、素晴らしいのがキープ力の高さです。強いフィジカルを利用し、中盤でボールをキープし中盤に厚みを持たせてくれます。
トリッキーな要素あり!見ていてワクワクする
ポグバは、トリッキーなプレイをしばしばみせてくれます。例えば、2018年10月28日に行われたプレミアリーグのエヴァートン戦。26歩という独特のPKを披露し「ボルトの100mよりも遅い」など話題を呼びました。
また、自陣深くから思いもよらぬロングパスを出すことがあります。サイドに流れているラッシュフォードらにボールを供給しています。
攻撃だけじゃない!守備をしても一級品
攻撃にフォーカスされがちなポグバですが、守備にも注目すべきです。なぜなら、ポグバはその恵まれた体を生かしたボール奪取も魅力的だからです。
攻撃もできるし、守備も脅威、これほどチームに心強いキャラクターは中々いないでしょう。
ただ、守備意識の低さが玉に瑕です。献身的な守備を行うことができれば、よりチームに欠かせない選手になるはずです。ちょっと意識高い系のポグバですが、守備も頑張って欲しいと思います。
19-20シーズン
19-20シーズンはケガの影響もあってか、プレミアリーグ16試合1ゴール3アシストの結果に終わりました。マンチェスター・Uでのモチベーション低下が囁かれており、その影響はプレーに出ているかもしれません。
以前は世界最高のMFだと言われていましたが、ポグバの価値は年々下がってきています。レアル・マドリードの移籍もありましたが、現在はなく、ユベントスが有力だと言われています。
輝かしいキャリアを作ったユベントスには、ポグバ自身も愛着があるかもしれません。ただ、ユベントスからマンチェスター・Uに移籍したときは、ポグバ自身が望んでいたと大きく報道されていました。
ユベントス側からすれば、「タダで買った選手を大きくして売ったんだからいまさら買い戻す?」と議論を重ねているかもしれませんね。
ポール・ポグバのプロフィール
Very important 3points .. and amazing support from the fans ..welcome was amazing very emotional thank you 🙏🏾 @ManUtd @juventusfc #ucl pic.twitter.com/6ifqegna4J
— Paul Pogba (@paulpogba) 2018年11月7日
名前 | ポール・ラビイレ・ポグバ(Paul Labile Pogba) |
代表 | フランス |
生年月日 | 1993年3月15日 |
身長 | 191cm |
体重 | 84 |
ポジション | MF |
利き足 | 右 |
主なタイトル | 2018年W杯、セリエA優勝 |
ポグバのルーツは、ギニアにもあります。2009年からマンチェスターUの下部組織に入団し、2011年にトップチームへと昇格しました。
将来有望な選手と言われていたものの、ユベントスへフリーで移籍してしまいます。そのとき、マンUの監督を務めていたファーガソンは、苦言を残したことでも有名です。
ユベントスで才能を開花したポグバは、スクデッドなど多くのタイトルを獲得し、デルピエロやプラティニなどが付けていた栄光の10番を背負いました。
ユベントスでの評価が買われ、マンチェスターUは当時最高額となる1億1000万ユーロ(500万ユーロのボーナス込み)の移籍金で買い戻しました。
フランス代表ではロシアW杯優勝の主力選手として活躍
2018年ロシアW杯は、ポグバにとって最高の大会でした。攻撃面では違いを作り続け、決勝でもゴールを奪いました。
なぜここまでポグバが活躍できたかというと、カンテの存在が大きいからだと言われています。カンテはポグバが空けたスペースをカバーしてくれたからこそ、ポグバは攻撃に専念できました。
ポグバはマンチェスター・Uで度々批判に晒されていますが、カンテのようなキャラクターがいないからこそ、ポグバは能力を発揮できないのかなと思います。もっと、攻撃に専念できれば大きな力になるでしょう。
性格
奇抜な髪型からもわかる通り、とても明るい性格として知られています。チームのムードメーカー的な存在です。ただ、トラブルメーカーとしての一面もあります。
マンチェスターUでは、モウリーニョとの確執が有名ですね。練習中、モウリーニョを睨む動画が拡散されました。チームを活気つける陽気な面もありますが、一度、逆鱗に触れると何をするか分からない選手といえるでしょう。
過去のクラブチーム
2011-2012 | マンチェスターU |
2012-2016 | ユベントス |
2016- | マンチェスターU |
まとめ
マンチェスター・Uのフランス代表MFポール・ポグバについてでした。ポグバは、移籍金に見合った活躍が出来ていないと批判の的になることがあります。でもフランス代表のように、ポグバにフィットする選手が隣や周りに入れば脅威なる選手だと思います。
もし、レアル・マドリードに移籍となれば、守備範囲の広いカゼミロとのコンビは面白ろそうではないでしょうか。果たしてポグバの未来はどうなるのか、楽しみにしながら見守りましょう。
さいごに、ポグバのような世界のミットフィルダーをもっと知りたい方は「ミットフィルダー一覧」をご覧ください。たくさんの選手を知れるまとめ記事です。