ポール・ポグバってどんな選手?プレースタイルなど徹底解説

名前ポール・ラビイレ・ポグバ
(Paul Labile Pogba)
代表フランス
生年月日1993年3月15日
身長191cm
体重84
ポジションMF
利き足

マンチェスター・ユナイテッドでプレーするフランス代表MFポール・ポグバのプレースタイル・経歴などをまとめた。身長191cmと恵まれた体格と優れたテクニックを持っている世界最高のミッドフィルダーの1人になる。

ポール・ポグバのプロフィール・キャリア

ポール・ポグバは、1993年3月15日にフランスのパリ東部郊外にあるセーヌ=エ=マルヌでギニア系の両親の末っ子として誕生する。少年時代の環境は暴動やギャングなどが蔓延る地帯であったものの、母親のおかげでギャングたちのトラブルに巻き込まれることなく育った。

ポグバとサッカーの出会いはフランスのロワシー=アン=ブリーだ。そこで彼はサッカーをはじめて味わった。その後、父親からのアドバイスもあり、サッカーをプレイすることに情熱を注ぎ、キャリアを築き始めた。

ロワシー=アン=ブリーからマンチェスター・U時代

ポグバは1999年から2006年までロワシー=アン=ブリーで過ごし、トルシー、ル・アーヴルとキャリアを積み重ねていく。ル・アーヴルでは16歳未満のチームキャプテンを務め、フランス全国選手権に導く働きをしている。

活躍を発見されたポグバは、2009年7月にル・アーヴルを出発してマンチェスター・Uの門をくぐる。しかし、順風満帆なキャリアとはいえなかった。マンチェスター・Uの伝説であるアレックス・ファーガソンはポグバを起用せず、実績がある選手たちにポジションを与えたためだ。

ポグバが所属していたときは、ファーガソンが支持していた4-4-2を主流だった。中盤の4枚にはギグス、キャリック、パク・チソン、フレッチャー、スコールズ、ナニなど豪華メンバーがひしめき合っていた。そこにポグバは入る余地がなかったのだ。

その結果、2012年7月にユベントスへ旅立つことになる。

ユベントス時代

ユベントスでは、マンチェスター・U時代とは打って変わり名声を勝ち取った。彼が望んでいた一貫したゲームプレイ時間を得たことで、一瞬にして中心選手へと躍り出る。マルキージオやピルロらと素晴らしいパートナーシップを結び、セリエAでは敵なしの状態に押し上げた。

ポグバがユベントスで得たタイトルはセリエA優勝4回、イタリアスーパーカップ2回、コッパイタリア2回を獲得する。キャリアを黄金に光り輝かした時代でもある。

ワールドクラスとまで評価されたポグバは、当時最高移籍金額になる1億500万ユーロでマンチェスター・Uへ戻ることになったのだ。

2度目のマンチェスター・U時代

イタリアでのキャリアを引っさげて、期待と夢が溢れるレッドデビルズに舞い戻ってきたポグバ。しかし、ユベントスのように順風満帆なキャリアを歩めていない。クラブも全盛期から遠のき主要タイトルから遠ざかっている現状だ。

その状況に対してポグバ自身も「ユベントスへ戻りたい」というようなコメントをしばしばメディアに取り上げられている。さらに、2022年にはレアル・マドリードへの移籍や退団など、あまり印象が良くない報道もされている。

輝かしいフランス代表でのキャリア

2度目のマンチェスター・Uとはうって変わって、フランス代表でのキャリアは輝かしいものだ。母国開催になったEURO2016年ではグリーズマンとともにチームのスター選手として取り上げられた。

ポグバはフランスを決勝へと導くパフォーマンスを披露したが、クリスティアーノ・ロナウド率いるポルトガルに1-0で敗れてしまった。しかし、強豪ひしめくヨーロッパのなかで決勝に駒を進められた理由にポグバが挙げられたことは、彼にとって大きなプラスになっただろう。

2018年ロシアW杯でもフランス代表の一員として参加した。少年時代に培ったリーダーシップを示して、エムバペやカンテなどらとともに愛するフランスに優勝トロフィーを届けている。そして、レ・ブルーは1802年に制定されたフランスの栄典・レジオンドヌール勲章を受賞した。

ポグバのプレースタイル

恵まれた体格によるダイナミックさ

ポグバは191cmと大柄であり、手足が長いためプレーがダイナミックで豪快なのが特徴だ。その恵まれた体格を生かした、空中戦、リーチの長さを生かしたボール奪取、ドリブル、どれも一級品。

特にボールキープ力は極めて高い。手足が長いためドリブル時にボールが流れたとしても、相手よりもさきにボールに触れることができる。それによりボールロストが少ない。

体全体を使いながらプレーするスタイルであるため、ブルーノ・フェルナンデスのようなエレガントさではなく、大胆でダイナミックさがある。サッカー観戦をしていておもしろいプレイヤーの1人だ。

トリッキーなプレイヤー

ポグバはユニークな選手だ。しばしばトリッキーなプレイを魅せてくれる。例えば、2018年10月28日エバートン戦だ。マルシャルがPK内で倒されて得たPKのキッカーはポグバだった。彼はPKを蹴るまで26秒もの助走をつけたのだ。これにメディアは「ボルトよりも遅い」などと特集した。

さらに、無理な体勢からのパスだったりなど奇想天外なプレイをしばしば披露してくれる。サッカーはスポーツでありながらエンターテイメント性も重要になってくる。その点、ポグバは充分に役割を果たしているだろう。

攻撃だけじゃない!守備をしても一級品

攻撃面ではチャンスメイクやゲームの組み立てなど重要なキャラクターであるポグバ。アタッキングサードに顔を出しては、自らシュートを打ったりラストパスを決行してくれる。攻撃のキーパーソンの1人なのは疑いようがない。

攻撃にフォーカスされがちなポグバだが、守備にも注目すべきだ。なぜなら、ポグバはその恵まれた体を生かしたボール奪取も魅力的だからだ。攻撃もできるし、守備も脅威、これほどチームに心強いキャラクターは中々いないだろう。

もちろん空中戦にも強い。プレミアリーグの20-21シーズンの空中線勝率は62.5%もある。半分以上の空中戦に競り勝っていることは、MFとして及第点の数字だと言えるだろう。

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