アーセナルのFWガブリエウ・マルティネッリのプレースタイルや経歴をまとめました。
マルティネッリは、高い潜在能力を秘めている選手で世界からも注目されています。また、リバプールのクロップ監督からも「今世紀最大の逸材」とまで言われました。
マルティネッリについて調べている方は、ぜひ参考にしてください。
マルティネッリのプレースタイル
左サイドからのカットインが得意
マルティネッリのポジションは、主に左ウイングなどの左サイドです。20-21シーズンのアーセナルであれば、オーバメヤンのポジションが最も得意としています。
縦への突破はあまり試みないですが、中に切り込んでシュートに持ち込むのがマルティネッリの大きな特徴です。
アルテタ監督は、マンチェスター・シティ時代にレロイ・サネやラヒーム・スターリングをコーチングした経験があります。どちらもマルティネッリと同じエリエでプレーする選手です。
左アタッカーの攻撃ノウハウを持っている監督ですので、マルティネッリをさらに成長させてくれるでしょう。現に、オーバメヤンもアルテタ監督の元で、左サイドからの攻撃クオリティーを高めています。
マルティネッリが順調に成長することがでれきば、オーバメヤンの代役、いや、アンリの正統後継者として栄光の14番を背負うときが来るかもしれませんね。
スペースを嗅ぎ分ける力、ゴールへの嗅覚
マルティネッリは、19-20シーズン公式戦23試合に出場して10ゴールをあげています。あまりパッとしない数字かもしれませんが、彼は18歳でこの数字を作りました。
また、2019/10/3に行われたヨーロッパリーググループステージのスタンダール・リエージェ戦では、18歳107日で2ゴール1アシストの活躍。欧州大会のアーセナルの史上最年少記録になりました。
これらの要因は、マルティネッリがスペースを見つける能力に加えて、ゴールへの嗅覚を持ち合わせているからだと言われています。
裏付けする数字はありませんが、ゴールをあげている以上、マルティネッリの能力の高さは疑う余地がありません。
ちなみに、センセーショナルなゴールといえば、下記のゴールです。
🏆 Goal of the Season - 2019/20
🥇 1st place | Gabriel Martinelli v Chelsea 😊 pic.twitter.com/Pw1s9pJhKf
— Arsenal (@Arsenal) August 18, 2020
カンテがスリップするという幸運もありましたが、これを決めきれる能力がある。これがアタッカーとして大切だと思います。
マルティネッリのプロフィール
名前 | ガブリエウ・テオドロ・マルティネッリ・シウヴァ (Gabriel Teodoro Martinelli Silva) |
代表 | ブラジルorイタリア |
生年月日 | 2001年6月18日 |
身長 | 180cm |
体重 | 75kg |
ポジション | FW |
利き足 | 右 |
マルティネッリは、今でこそ有名になりましたが、アーセナルにくるまで全くの無名選手でした。18歳までブラジルの4部リーグに所属し、バルセロナやマンチェスター・ユナイテッドのトライアルも不合格。
陽の目が当たることがないと思われましたが、アーセナルのスカウト陣がマルティネッリをリストアップ。670万ユーロというバーゲン価格で獲得しました。
同僚かつ同胞のダビド・ルイスは、勤勉性・献身性に優れており、貪欲な姿勢でサッカーを学んでいるというようなコメントを残しています。
ブラジル人は感性でサッカーをする傾向にありますが、マルティネッリは現代的な要素も持ち合わせています。
代表
マルティネッリは、ブラジル人とイタリア人のハーフ。そのため、ブラジルとイタリアの代表を選ぶことができます。
これまでの代表経験は、2019年5月にブラジルU-23に選出されています。どちらの代表を選択するのかにも注目したいですね。
過去のクラブチーム
2018-2019 | イトゥアーノFC |
2019- | アーセナル |