アーセナルのスコットランド代表DFキーラン・ティアニーのプレースタイル、過去の経歴やエピソードをまとめました。
ティアニーについて調べている方にとって、参考になる情報を発信しています。ぜひ読み進めてください。
キーラン・ティアニーのプレースタイル
攻守のバランスが良い左サイドバック
セルティック時代は主力選手ということ、国内では敵なし状態だったため果敢な攻撃参加が目立ちました。アーセナルでは、セルティック時代のような攻撃参加は目立ちません。
とはいえ、攻撃になればピンポイントクロスなどのパスでチャンスを作り出し、ビルドアップの起点になるなど、攻撃の要としてプレーすることがしばしばあります。
また、運動量も豊富で、守備意識が非常に高くファイター気質でもあるため、果敢にボールを奪いにいきます。
ビルドアップ時に3バックを形成するときは、左CBに入るなどの動きが見られるのも特徴的です。
攻撃的SBと言われているティアニーですが、どちらかといえば攻守のバランスを整える、チェルシーのアスピリクエタのような卒なくこなすサイドバックの印象があります。
リバプールのロバートソンやバイエルンのアルフォンス・デイビスのように、攻撃に花はありませんが、面白いプレイヤーなのは間違いありません。
推進力がある縦のドリブル突破
セルティック時代では、果敢なドリブル突破がみられました。走力やアジリティを生かした突破や細かいボールタッチで狭いスペースを抜け出すシーンが散見されました。
アーセナルでは、そういった機会は少ないですが、ドリブル力のポテンシャルがある選手です。
セルティック時代のように、縦への突破ができるようになれば、チームの攻撃オプションが増えるため、ドリブル力向上を期待したいですね。
もしそうなれば、アーセナルで世界最高の左サイドバックと言われたアシュリー・コールのようになるかもしれません(性格は真似してほしくないですがね!)
キーラン・ティアニーのプロフィール
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名前 | キーラン・ティアニー (Kieran Tierney) |
代表 | スコットランド |
生年月日 | 1997年6月5日 |
身長 | 180cm |
体重 | 76kg |
ポジション | DF/SB |
利き足 | 左 |
9歳でセルティックのアカデミー入りし、17歳になった2015年にトップチームデビューを飾りました。
セルティックといえば、そう!我らが中村俊輔選手が活躍したチームです。ティアニーは、セルティックのレジェンドである中村俊輔選手を自身のアイドルだそうです。
確かに、2006年チャンピオンズリーグのマンチェスター・ユナイテッド戦の鮮烈なFKなど、セルティックで大活躍しましたからね。アイドルになるのも頷けます。
セルティック愛も非常に強く、アーセナル移籍の際にも「セルティックに尽くすつもりだった」とコメントを残しています。
2019年夏に移籍金2500万ポンドでアーセナルへ移籍していきましたが、ティアニーにとって苦難の道でした。同年5月のヘルニア手術の影響で本調子が上がらず、12月には肩を脱臼。期待された活躍はできませんでした。
しかし、20-21シーズンは開幕スタメンを勝ち取り攻守に貢献。今後期待できるパフォーマンスを披露しました。
過去シーズンの記録
19-20シーズン
前述したとおり、手術とケガの影響で満足の行くシーズンではありませんでした。
プレミアリーグ15試合に出場して1ゴール1アシスト。期待された働きはできませんでした。
加えて、戦列離脱している間にブカヨ・サカの活躍で、移籍の話が浮上するほどでした。20-21シーズンは、飛躍の年にしていただきたいですね。
過去のクラブチーム
2014-2019 | セルティック |
2019- | アーセナル |