アーセナルのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンのプレースタイルをまとめました。
本記事では、オーバメヤンの知識をもっと深く知れる内容になっています。ぜひ一読してみてください。
オーバメヤンのプレースタイル
ラカゼットとともに、アーセナルの攻撃陣を牽引するオーバメヤン。持ち前のスピードと高い得点能力で数多くのゴールを量産しています。
ドルトムントやアーセナルにきた当初は、センターフォワードの位置でプレーしていました。
しかし、18-19シーズン頃から左ウイングでのプレーが目立ち、アルテタ監督に変わっても引き続き左ウイングでの起用されています。
世界新記録保持者ウサイン・ボルトなみのスピードが武器
2013年、30m走のトレーニングで3.7秒を出し話題となりました。この秒数は、あの100m世界記録保持者のウサイン・ボルトを上回ったそうです。
現にオーバメヤンは、頷けるスピードを幾度となく披露していますので、非常に信ぴょう性が高いニュースと言えるでしょう。
このスピードを武器に、ショートカウンター、裏スペースへの抜け出しと相手DFに脅威を与えられるのが大きな強みです。
スピードだけじゃない!高い得点能力
サッカーにおいて、スピードだけであればそこまで脅威となり得ません。これまで、たくさんのスピードスターがいましたが、大きなインパクトを植え付けたのはごく僅かです。
そのなかで、オーバメヤンはインパクトを与えられるスピードスター。その理由は、高い得点能力の高さにあります。
とても知的な動きでスペースへと走り込み、中盤からのチャンスボールに絡むことができ、ゴールをあげられるだけのテクニックがあります。
特に、左斜め45度からのシュートが抜群に上手い!20-21シーズンの開幕戦でも、同位置からゴールを奪いました。
アルテタ監督に変わってから守備にも併走
これまでのオーバメヤンは、ゴールが何よりも重視されていました。しかし、左ウイングでプレーするようになってから守備のタスクが徐々に増えました。
アルテタ監督はオーバメヤンを本格的に左で使いはじめ、守備のタスクを増やしました。
オーバメヤンは腐ることなく、自陣深くまで戻り守備に併走するシーンが散見されたり、前線から果敢にプレスしたり、守備に安定感をもたらしています。
アーセナルにとってもプラスの動きをするオーバメヤンの働きは、素晴らしいとしか言いようがありません。
現代サッカーは前線からプレスが非常に重視とされていますので、走り続けてほしいですね。
オーバメヤンのプロフィール
名前 | ピエール=エメリク・オーバメヤン |
代表 | ガボン |
生年月日 | 1989年6月18日 |
身長 | 187cm |
体重 | 80kg |
ポジション | FW |
利き足 | 右 |
主なタイトル | アフリカ年間最優秀選手賞、ブンデスリーガ得点王 |
今では輝かしい活躍と実績をもつオーバメヤンですが、20代前半はパッとせずレンタルで数々のチームを渡り歩いてきた苦労人。
ブレイクのきっかけとなったのが、フランスのサンテティエンヌ。12-13シーズン、リーグ・アン37試合に出場し19ゴールを記録してからです。
そこから、2013年にドルトムントへ移籍し、16-17シーズンは32試合で31ゴールをあげて得点王となりました。
ただ、ドルトムント時代は遅刻、無断旅行、ミーティング欠席など素行の悪さが目につき、ドイツでは悪童と呼ばれていました。華やかな高級車を購入するなど、プライベートも興味深いプレイヤーです。
過去のクラブチーム
2008-2011 | ミラン |
2008-2009 | ディジョン(レンタル) |
2009-2010 | リール(レンタル) |
2010-2011 | モナコ(レンタル) |
2011 | サンテティエンヌ(レンタル) |
2011-2013 | サンテティエンヌ |
2013-2018 | ドルトムント |
2018- | アーセナル |
過去シーズンの記録
19-20シーズン
19-20シーズンもチームの大黒柱として活躍。リーグ戦36試合に出場してリーグ2位の22ゴール。内PKは2つになりますので驚異的な数字です。
まとめ
オーバメヤンについてまとめました。アーセナルではキープレイヤーですので、トップ4入りのためにはラカゼットともに、オーバメヤンの力は必要不可欠です。
年齢的にキャリアは残りわずかだと思いますが、なんとかアーセナルをCLへ舞い戻る活躍をみせてほしいところです。