バルセロナのブラジル代表フィリペ・コウチーニョのプレースタイルなどをまとめました。
コウチーニョは、バルセロナに来る前はリバプールで活躍していた選手です。2018年ロシアW杯ではブラジル代表で出場しました。グループステージのスイス戦、左サイドからの見事なゴールは記憶に新しい方もいるのではないでしょうか。
本記事では、そこまでコウチーニョというプレイヤーを知らないかた向けの内容になっています。どういった選手なのか知りたい方は、知識を深められます。
2019年8月17日追記
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コウチーニョのプレースタイル
コウチーニョは、主に左ウィングや左インサイドハーフでプレーすることが多い選手です。ただ、試合中はポジションチェンジを繰り返すため、右サイドでもプレーすることが可能です。
現在所属するバルセロナでは、左ウィングをメインに先発出場しています。インサイドハーフでもプレーできますが、そこにはアルトゥールやラキティッチがメインになっています。
それでは、どういったプレーをするのか見ていきましょう。
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突破力・アシスト能力など高いスキルを持っている
コウチーニョは、前線に必要なスキルレベルがどれも高いです。まずは突破力ですが、コウチーニョはドリブルも得意なプレイヤーです。同じくバルセロナに所属するデンベレのような突破力は無いものの、細かいボールタッチで相手を交わしていくシーンがあります。
また、アシスト能力も優れておりチャンスメイカーとしても活躍しています。特にリバプール時代はチームのキーマンとして、優れたパフォーマンスを披露していました。
ミドルシュートが上手い
ミドルシュートは、コウチーニョの醍醐味といって過言ではないでしょう。冒頭でも紹介した通り、2018年ロシア”杯のスイス戦でみせたミドルシュートはコウチーニョの得意な形です。
リーグ戦でもスイス戦のようなゴールが多く、ファーに巻いていくようなシュートやストレートにニアへ突き刺すシュートを打つことができます。
PA内の決定力もありますが、目に余るのはPA外からのミドルシュートですね。コウチーニョが左サイド45度からシュートモーションに入ったら、ゴールに期待していいでしょう。
守備の献身性も高い
ブラジル人の前線選手ってあまり守備をしないイメージですが(フィルミーノは除く)、コウチーニョはしっかりと守備にも回る選手です。この点においては、リバプール時代のクロップから指導された印象が強いです。
カンテやトレイラのようなボール奪取能力はありませんが、スペースを埋めるなど献身性を感じられる選手です。
現代サッカーは、前線の選手でもしっかり守備をしなければいけない時代です。コウチーニョは、現代的な選手といえるでしょう。
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コウチーニョのプロフィール
名前 | フィリペ・コウチーニョ |
代表 | ブラジル |
生年月日 | 1992年6月12日 |
身長 | 171cm |
体重 | 71kg |
ポジション | WG/MF |
利き足 | 右 |
コウチーニョは、ブラジルにあるCRヴァスコ・ダ・ガマのユース出身選手で若い頃から期待されていた選手でした。
その後、2010年にイタリアの名門インテルへ移籍し3シーズン過ごしますが、わずか28試合に留まり思うような活躍はできませんでした。
そこで、白羽の矢を立てたのがリバプールです。2013年1月に800万ポンドで移籍し才能を開花させました。この時、シティで大活躍しているスターリングや同じくバルセロナのスアレスとプレーしています。
バルセロナには2018年1月に移籍。基本移籍金は、バルセロナ史上最高額の1億2000万ユーロと言われています。しかし、リバプールのような輝きがなく、すでに移籍話が過熱しています。
過去のクラブチーム
2009-2010 | ヴァスコ・ダ・ガマ |
2010-2013 | インテル |
2013-2018 | リバプール |
2018- | バルセロナ |
まとめ
バルセロナのブラジル代表フィリペ・コウチーニョについてでした。バルセロナで苦難の時間を過ごしていますが、ポテンシャルが高い選手なのは間違いありません。それはリバプールで証明しています。
苦しんでいる理由は単純にバルセロナのスタイルに、フィットしきれていないと思います。しっかりと実戦やトレーニングを積んでいけば、バルセロナでも活躍してくれると思います。リバプールでの輝きを取り戻して欲しいですね。