ブスケツのプレースタイル

ブスケツってどんな選手?プレースタイルを徹底解説

バルセロナのスペイン代表セルヒオ・ブスケツのプレースタイルをまとめました。

ブスケッツは08-09シーズンからトップチームに昇格し、09-10からはマンチェスター・シティでも活躍したヤヤ・トゥーレに代わり先発出場が増えました。

スペイン代表でも不動のアンカーとして、長年バルセロナとスペイン代表を支えてきた1人です。

本記事では、ブスケツのプレースタイルやプロフィールなど、ブスケツについて深く知らないかた向けの内容です。ぜひこの機会に、ブスケツという素晴らしい選手を覚えておきましょう!

ブスケツのプレースタイル

ブスケツは世界最高のアンカーと呼ばれて久しいが、その最もな理由が、アンカーをこなせるスキルが高いからです。

  • ポジショニング
  • ビルドアップ
  • ゲームコントロール
  • 危険察知
  • ボールキープ力
  • 空中戦の強さ
  • 視野の広さ

よく言われるアンカーに必要なスキルです。ブスケツは、これら全ての能力がシンプルに高い選手です。だから、世界最高のアンカーと言われています。

バルセロナでは、メッシ同様に非売品として扱われている選手です。バルセロナは、ブスケツを何がなんでも売りたくないでしょう。なぜなら、ブスケツに代わるアンカーは世界を見渡しても存在しないからです。

それでは、特筆すべきブスケツのスタイルを紹介します。試合観戦するときやサッカー会話のときにお使いください。

高いゲームコントロール能力でビルドアップに貢献

ブスケツはクレバーな選手です。試合の状況や流れを読み、的確なポジションを取ることができます。この点においては、すでに達人の域にあると思います。

バルセロナというビッククラブで、09-10からフル稼働しているため当然といえば当然です。加えて、クラブのアイデンティティーを熟知しており、自身の高いゲームコントロール力でビルドアップに貢献

長短のパス精度も高く、相手のプレス次第ではワンタッチでボールを回すなど状況判断能力も高いです。

ブスケツは、ピッチの中央で安心感を与えてくれます。「ブスケツならボールを奪われないだろ」という安心感です。ビルドアップは攻撃の組み立てになりますので、非常に繊細な概念です。そこに安心感を与えられるブスケツは、バルセロナの大きな武器です。

フランキー・デ・ヨングアルトゥールとのコンビネーションやビルドアップにも注目しましょう!

相手にボールを奪われないボールキープ力

ブスケツの優れた能力の1つが「ボールキープ力」です。189cmと大柄な体でフィジカル面が強く、相手のプレッシャーを跳ね除けるパワーがあります。

アンカーは中盤でボールロストすると、失点のリスクが非常に高いポジションです。そのため、相手のプレッシャーに負けないフィジカルやボールキープ能力は大きな武器になります。ブスケッツにはそれがあります。

チェルシーのジョルジーニョもアンカーとして有名ですが、ブスケツのようなキープ力はありません。シティのフェルナンジーニョも同様です。

アンカーは、ゲームコントロールやパス精度も問われますが、何よりボールロストをしないボールキープ力が必要です。サッカーにおいて失点は、何よりも高い代償ですからね。

ブスケツは、その高いボールキープ力でパスを散らしたりゲームの流れを作っていくことが出来ます。まるでその姿は、往年のジダンです。

ボール奪取力と空中戦

ブスケツは上記2つについてはよく言われていることですが、守備技術も非凡な才能があります。セカンドボールに対してすぐさま寄せたり、危険察知したらハードプレスで相手攻撃の潰しにかかります。

攻撃でも華麗なタクトを振りますが、守備においても非常に重要なプレイヤーです。

そして守備において、一番のポイントが高さです。ブスケツは身長189cmもあります。バルセロナのフィールドプレイヤーのなかでは、ジェラール・ピケについで高身長です。この高さを生かした空中戦もストロングポイントです。

バルセロナは身長が低い選手が多く、エアーバトルに一つの不安があります。でも、ブスケッツがいることで守備はもちろん、コーナーキックやフリーキックに厚みをもたらします。

個人的にブスケツは、身長の高さも言及すべきだと思っています。ブスケツの会話になったら、「ボールコントロールやゲームメイクもすごいけど、身長の高さも見逃せない」と説明してください。詳しい方だと思われるはずです(笑)

ブスケツのプロフィール

名前セルヒオ・ブスケツ
代表スペイン
生年月日1988年7月16日
身長189cm
体重76kg
ポジションMF(アンカー)
利き足
主なタイトルラ・リーガ優勝
チャンピオンズリーグ優勝
EURO2012優勝
ワールドカップ2010優勝

ブスケッツは2005年にバルセロナの下部組織に入団。08-09シーズンにトップチームへと昇格を果たします。本格的に活躍し始めたのは、09-10シーズンです。

当時のバルセロナの監督であるグアルディオラ監督の目に止まり、当時のレギュラーだったヤヤ・トゥーレをベンチに送りました。

今思えば、グアルディオラの眼は正しかったと言えるでしょう。

現にブスケツは09-10シーズンから、クラブと代表で欠かせない選手になっています。11-12シーズンから7シーズン連続でリーグ戦30試合以上に出場しています。これに、チャンピオンズリーグや国内カップも加わるのだから、ブスケツの重要さが理解できると思います。

そう考えれば、怪我が少ないこともストロングポイントかもしれませんね。

ブスケツは結婚している?子供はいる?

ブスケツは、2014年にエレナ・ガレラ・モロンさんと結婚をしています。しかも、かなりの美人さん。びっくりするくらいの美人さんです(大事なので2回言いました)

子ども2人授かっており、2016年に長男エンソくん、2018年に次男レビくんが誕生しています。ブスケツ2世として輝く日があるかもしれませんね。

代表

2009年からスペインA代表に招集され始め、2010南アフリカW杯、EURO2012の優勝に大きく貢献しました。スペイン代表の心臓として10年以上も活躍しているため、シャビやイニエスタ同様、スペインのレジェンド候補の1人です。

そのため、スペインはブスケツの後継者を探し続けています。今、もっともブスケツの後継者に近いのがロドリゴ・エルナンデスことロドリです。サイズ・パス精度・ディフェンス、アンカーに必要な能力を保有しています。

ブスケツとあわせて、ロドリという選手も覚えておきましょう。

ロドリゴ・エルナンデスのプレースタイル
ロドリゴ・エルナンデスってどんな選手?プレースタイルを徹底解説

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過去のクラブチーム

2006バルセロナC
2007-2008バルセロナB
2008-バルセロナ

まとめ

長くなりましたが、ブスケツについてでした。もう、ブスケツも30歳を超えてきているため、欧州で活躍できるのは残りわずかだと思います。全盛期のプレーを観てきた自分としては、悲しい気持ちになっています。

でも、サッカーというのは常に変化が付き物です。ロドリを始め、若手が台頭しています。次世代のブスケツは誰になるか非常に楽しみですね!

さいごに、ブスケツのような素晴らしいアンカーをもっと知りたい方は「【サッカー】海外の注目すべき現役アンカー11人」こちらの記事を読んでみてください。アンカーの知識が深まります。

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