エヴァートンのコロンビア代表ハメス・ロドリゲスのプレースタイルなどをまとめました。2014年ブラジルW杯で6得点を記録し、得点王に輝いて一躍ブレイクしたハメス。
モナコ、レアル・マドリード、バイエルンでプレー。2020年夏にエヴァートンへ移籍しました。
ハメス・ロドリゲスのプレースタイル
ハメスは攻撃的MFの位置でプレーすることが多く、トップ下からインサイドハーフのポジンションを担当しています。パスからシュートまで高いキック精度を誇っているのがハメス・ロドリゲスの特徴といえるでしょう。
キック精度の高い左足で違いを作れる選手
利き足は左足で、コロンビア代表でもレアル・マドリードでもバイエルンでも、たくさんのゴラッソを産んできました。シュート精度はもちろん、スルーパス精度も非常に高いためボールを持ったら違いを生み出せます。
同時に、細かいタッチのドリブル能力が高いのも強みの1つです。1対1のデュエルでも軽く抜ける能力があります。パスもできるしドリブルもできるから、守る側としては厄介な相手でしょう。
ループからミドルまで幅広いシュート技術
ハメスは非常に得点能力が高い選手です。2014年ブラジルW杯で得点王を取ったように、ゴールゲッターとしても非凡な才能があります。
シュートスキルが多彩で、強烈なミドルシュートからキーパーをあざ笑うようなループシュートまで、バリエーション豊富なシュートを打つことができます。
ラストパス精度が高い!チャンスメーカーとしてもプレーができる
ハメスはシュートだけではなく、意表をついたラストパスやスルーパス精度にも注目です。アシスト数はそこまで多くはないですが、クロス・プレースキック・グランダーパスでチャンスを作ることができます。
データでは、レアル初年度となる14-15シーズン、リーグ戦29試合に出場して13アシストを記録しています。
バイエルンでも、レヴァンドフスキやニャブリなどに絶妙なボールを供給しています。ゴールに結びつくパスを出すことも多々ありますので、ボールホルダーとなった場合はグッと動向にチェックところ。
19-20シーズン
バイエルンのレンタル期間を終えてレアルマドリードへ戻ってきましたが、リーグ戦8試合1ゴール1アシストと、ジダン監督の構想外になっていました。
出場機会を求めたハメスは、今夏にエヴァートンへ移籍しました。現監督であるカルロ・アンチェロッティは、レアルマドリードとバイエルンでハメスを指導した経験があり、コンスタントに試合で起用していた過去があります。
エヴァートンには、リシャルリソンやイウォビなどサイド攻撃を得意とする選手が多くいます。司令塔として、彼らにチャンスを供給する動きが求められるかもしれませんね。
ハメス・ロドリゲスのプロフィール
名前 | ハメス・ダビド・ロドリゲス・ルビオ (James David Rodríguez Rubio) |
代表 | コロンビア |
生年月日 | 1991年7月12日 |
身長 | 180cm |
体重 | 75kg |
ポジション | MF |
利き足 | 左 |
主なタイトル | 2014年ブラジルW杯得点王 チャンピオンズリーグ優勝(レアル・マドリード) ブンデスリーガ優勝 |
ポルトで頭角を現したハメスは着実にステップアップしていき、2014年にモナコから8,000万ユーロでレアル・マドリードに加入しました。
レアルでは、ポルトガルのレジェンドであるフィーゴなどが着けていた10番。加入当初から大きな期待を寄せられていました。
しかし、ジダン監督が就任してからベンチが続き、2017年に出場機会を求めてバイエルンへ買い取りオプション付きでレンタル移籍しています。
バイエルンでの活躍もあって、レアル・マドリードへの帰還が噂されていましたが、2019年3月にジダンの再就任によって動向が注目されています。
過去のクラブチーム
2006-2008 | エンビガド |
2008-2010 | バンフィエルド |
2010-2013 | ポルト |
2013-2014 | モナコ |
2014- | レアル・マドリード |
2017-2019 | バイエルン・ミュンヘン(レンタル) |
まとめ
エヴァートンのコロンビア代表ハメス・ロドリゲスのプレースタイルなどをまとめました。ハメスは2019年3月22日時点でまだ27歳ですから、まだまだこれからの選手です。
レアル・マドリードでは、不遇の時期を過ごしてしまいましたがポテンシャルは高い選手です。
レアルでは警察とのカーチェイス疑惑や練習態度などネガティブな報道が多かったですが、今はそのようなニュースはありません。精進して頑張って欲しいですね。