マンチェスターCのアルジェリア代表リヤド・マフレズのプレースタイルなどをまとめました。15-16シーズンでは、レスター優勝に大きく貢献しました。
マンチェスターCへ移籍してからも、大きな存在感を示しチームに貢献しています。
本記事は、マフレズについて今よりも詳しくなれる内容です。ぜひ、一読してみてください。
マフレズのプレースタイル
マフレズは、右サイドでプレーすることが多いです。縦への突破、あるいはカットインをしてシュートを狙うシーンが散見されています。
1対1の勝負に強いのがマフレズの強みといえるでしょう。
ドリブルテクニックを生かした突破力
マフレズの醍醐味は、ドリブルです。縦への突破力が非常に高く、相手をさらりと抜くのが得意。1人で打開できるため、一気にチャンスを作り出せる選手ですね。
イメージとしては、元オランダ代表アリエン・ロッベンに近いかも知れません。
スピードもテクニックも申し分ないため、マンチェスターCの攻撃オプションの1つとなっています。
右サイドからの得点力が高い
突破力も凄いですが、マフレズは得点能力も非常に高いです。
レスターで優勝を果たしたとき、17ゴールをあげています。このシーズンのレスターの総ゴール数は「68」であり、マフレズは総ゴール数に対して25%を支配したことになります。
特に、右サイドから左足でファーへ巻くシュートが得意ですね。この点については、リバプールのサラーに似ているかも知れません。
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何気にアシスト能力も高い
マフレズは、ゴールだけではなく高いパス精度も強みです。レスターで優勝をしたときは17ゴールをあげつつも、10アシストを記録しています。
クロス、グランダーパス、どれも質のパス能力を供給できます。自身でゴールを狙うこともできるし、味方を使うことにも長けたプレイヤーです。
マフレズの弱点・課題
攻撃に関しては、文句がいえないスキルを持っています。それでも、マフレズが定位置を確保できない理由が「守備」です。
マフレズのポジションには現在、ベルナルド・シウバが起用されています。ベルナルド・シウバは、突破力も得点能力もマフレズに劣ります。
ですが、献身的な守備とポジショニングはベルナルド・シウバの方が上です。
その点が、マフレズにもっとも必要なことだと思います。定位置を確保するためには、ベルナルド・シウバのような守備能力が必要になると思います。
マンチェスター・シティでポジションを獲得している選手は、みんな守備に走りますからね。あのデ・ブライネやアグエロさえも、守備は免除されていません。
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マフレズのプロフィール
名前 | リヤド・マフレズ |
代表 | アルジェリア |
生年月日 | 1991年2月21日 |
身長 | 179cm |
体重 | 62kg |
ポジション | WG/MF |
利き足 | 左 |
主なタイトル | プレミアリーグ優勝 アフリカ年間最優秀選手賞 |
マフレズは、フランス・アルジェリア・モロッコの三ヶ国の国籍を有しています。2013年にアルジェリア代表としてプレーすることを発表しています。2014年ブラジルW杯にも出場しました。
プレミアリーグでは、チェルシーのカンテらともに「奇跡のレスター優勝」を果たした中心選手。その年、アフリカ人として初めて「PFA年間最優秀選手賞」を受賞しています。
その後、移籍金6000万ポンドでマンチェスター・シティへ移籍。
過去のクラブチーム
2009-2010 | カンペール |
2010-2014 | ル・アーヴル |
2014-2018 | レスター・シティ |
2018- | マンチェスターC |
まとめ
マンチェスター・シティのアルジェリア代表リヤド・マフレズについてまとめました。今はベンチスタートが多いですが、グアルディオラ監督の戦術と思想に慣れれば、もっと試合に出場できる選手だと思います。
なぜなら、単独でドリブル突破できるのは非常に魅力的だからです。現代サッカーは、ハイプレス傾向が強いため、ドリブル突破できれば一気にチャンスへと変わる可能性が高いです。理由は、マンマークになってしまうことが多いからです。
そこを突破できるマフレズは、重宝されるプレイヤーでしょう。今後の活躍に期待したいですね。