レスターのイングランド代表DFベン・チルウェルのプレースタイルをまとめました。チルウェルは、下部組織からレスター一筋であるため、ファンからも高い人気がある選手です。レスター不動の左SBとしてチームに貢献しています。
本記事では、チルウェルの凄さや特徴などを紹介しています。同選手について調べている方は、ぜひ参考ください。
ベン・チルウェルのプレースタイル
攻守のバランスが取れたSB
チルウェルはとてもスピードがある選手です。攻撃時は一気に縦へ突破したり相手を強引に剥がすことができます。守備では、相手に抜かれても追いつけるだけのスプリント力があります。
攻撃一辺倒だけではなく、守備にもしっかり併走するため、攻守のバランスが取れた左SBだという印象があります。過度なオーバーラップもしないため、安心してレスターの左サイドを見ていられますね。
ただ、足下の技術やクロスはロバートソンのように優れていません。身体的能力はチルウェルの方が上かもしれませんが、パスなど足元の技術はロバートソンには敵わないですね。
でも、ポテンシャルは高いです。これからの成長によっては、イングランド最高の左SBアシュリー・コールと並んで称されるかもしれませんね。チルウェルは、これからも注目していきたい選手です。
何気に空中戦も強い
19-20シーズン12節終了時点で、チルウェルの空中戦勝率は60.5%。リバプールのロバートソンは40.9%、マンチェスター・Uのルーク・ショーは52.9%。左サイドバックの中でチルウェルの空中戦勝率はトップクラスです。
チーム戦術によって空中戦の機会回数が違うかもしれませんが、チルウェルは高い空中戦勝率をデータで証明しています。
空中戦が強いということは、相手のロングパスを跳ね返しチャンスを潰すこともできるし、コーナーキックやセットプレーでも輝くことができます。間違いなくチームにとってプラスとなる能力でしょう。
ベン・チルウェルのプロフィール
名前 | ベン・チルウェル ("Ben" Chilwell) |
代表 | イングランド |
生年月日 | 1996年12月21日 |
身長 | 178cm |
体重 | 77kg |
ポジション | DF |
利き足 | 左 |
代表
イングランドの各年代を経験し、2018年にフル代表デビューを飾りました。
イングランド代表の左サイドバック候補には、トッテナムのダニー・ローズとライアン・セセニョン、マンチェスター・Uのルーク・ショーらがいます。これらのライバルから定位置を奪取するのは、簡単なことではありません。
でも、チルウェルのポテンシャルはレギュラーでも大丈夫だと思います。ファーストチョイスはダニー・ローズかもしれませんが、個人的にチルウェルを推したいですね。
ダニー・ローズはイージーミスが目立つし、詰められた時のドタバタ感に不安が残るからです。今後のイングランド代表の左SBからも目が離せません。
すでに移籍市場のターゲットマン
チルウェルは、レスターのエースであるジェームズ・マディソンとともに、移籍市場のターゲットマンになっています。
2019年の夏の移籍では、マンチェスター・シティ、バルセロナ、アーセナル、アトレティコ・マドリード、マンチェスター・U、チェルシーが獲得に動いたと報じられました。
しかし、2018年に契約を2024年まで延長したばかりですので、レスターも放出には消極的でしょう。また、下部組織からレスター一筋ですから、本人もレスターに感謝と愛着があると思います。
したがって、現段階では移籍の可能性は低いと思います。
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過去のクラブチーム
2015- | レスター・シティ |
2015-2016 | ハダースフィールド(レンタル) |
まとめ
レスターのイングランド代表DFベン・チルウェルについてでした。チルウェルは足元の技術に課題が残りますが、身体能力が高く、チームのために汗をかけられる選手です。
イングランド代表でも期待の星の1人で、チルウェルを見た時は「いや〜、またイングランドに良い選手が出てきたな〜おい!」って感じです(笑)
ここまで読んでくれた方は、ぜひ、チルウェルに注目していきましょう!