マンチェスターUのスペイン代表MFアンデル・エレーラのプレースタイルをまとめました。
モウリーニョ政権で一気に才能が開花し、スールシャール政権下でもポジションを確保しています。
エレーラは、あまり目立つタイプの選手ではないですが、しっかりと良い面があります。
本記事では、エレーラをもっと詳しくなれるよう徹底解説しています!
2019年夏にパリSGへ移籍しました
エレーラのプレースタイル
エレーラが担当するポジションはボランチです。
チェルシーのジョルジーニョやマンCのフェルナンジーニョ、リバプールのヘンダーソンのようなバランサー的存在です。
シンプルなパスで攻撃のリズムを作る
エレーラは中盤から攻撃のリズムを作る選手です。後方からボールを受け取り、前線の選手へ繋ぎます。
スペースにボールを出すなど、リスクを負うようなパスはあまりしません。マンUだと基本的にスルーパスなど勝負的パスは、ポグバやマタが基本的に行なっています。
エレーラは、前線が手詰まりになったらしっかりとサポートへ行く堅実なプレイヤーです。
豊富な運動量でハードワーク
エレーラは、運動量が豊富でハードワークをする頑張り屋さんです。この点については、リバプールのヘンダーソンのようなイメージに近いです。守備に回ったときは、積極的にボールを奪取しようと懸命に走ります。
また、カバーリング能力も高く、危険だと思ったらすぐにサポートへ向かう選手です。
マティッチとともに、中盤の守備を担っています。16-17シーズンでは、あのカンテよりもパスカット数が多かったデータも残っています。
エレーラの弱点・課題
エレーラの課題は、これといった特徴がないところです。マンUで活躍したキャリックのようなゲームメイクもできるわけではない、チェルシーのカンテやアーセナルのトレイラのような守備能力も高くない。
「どんな選手なの?」と聞かれたら、ハードワークをする選手でしかない印象です。
そのため、エレーラ課題としては、マンCのフェルナンジーニョのような守備でも攻撃でも存在感を示す選手になって欲しいですね。
エレーラのプロフィール
名前 | アンデル・エレーラ |
代表 | スペイン |
生年月日 | 1989年8月14日 |
身長 | 182cm |
体重 | 70cm |
ポジション | MF |
利き足 | 右 |
主なタイトル | FAカップ優勝、EL優勝 |
2014年夏にビルバオからマンチェスター・Uへやってきたエレーラ。移籍の際、自身で契約解除金3,600万ユーロを支払ったとか…なんとも男らしい性格ですね。キャリアップに自己投資をできる選手です。
移籍してすぐ、チームにフィットし1年目はリーグ戦26試合に出場しています。16-17シーズンには、ファンが選ぶ年間最優秀選手にも選ばれています。
2019年夏にマンUと契約が切れるため移籍がささやかれています。バルセロナが獲得に乗り出すのではないかとニュースがありました。
過去のクラブチーム
2009-2011 | レアル・サラゴサ |
2011-2014 | アスレティック・ビルバオ |
2014-2019 | マンチェスター・U |
2019- | パリSG |
まとめ
アンデル・エレーラのプレースタイルなどをまとめました。エレーラは、今のマンUに必要な不可欠です。中盤でバランスを保ち、攻守ともに貢献できる選手だからです。
現在(2019年2月5日時点)で、29歳とサッカープレイヤーとして決して若くないですが、残りのキャリアは怪我なく送って欲しいですね。