マンチェスター・シティのポルトガル代表DFジョアン・カンセロのプレースタイルをまとめました。カンセロは、次世代のサイドバックとして名をあげています。ユベントスでは18-19シーズンからプレーしており主力として活躍しました。
攻撃センスに優れており、一部ではアウベスの後継者という声まであります。カンセロについてあまり知らない方は、ぜひ本記事を読んでみてください。どういった選手なのか少しだけ見えてきます。
カンセロのプレースタイル
両サイドバックをこなせる攻撃的サイドバック
カンセロの特筆すべき点は、両サイドバックの適性があることです。基本的には右サイドバックを主戦場としていますが、左サイドバックでも右と遜色なくプレーすることが可能です。現に、18-19シーズンでも左サイドバックでプレーしていました。
両サイドバックでプレーできることは、非常に大きなメリットです。なぜなら、怪我やコンディション不良で左サイドバックを欠いてしまった時にシフトチェンジすることができるからです。
例えば、マンチェスター・シティのダニーロも両サイドバックの適性があり、緊急の時は左サイドバックとして出場しチームの危機を救っていました。両サイドバックでプレーできることは、チーム強度を上げられる大きな強みです。
高いクロス精度でチャンスを演出
カンセロは、クロス精度に定評がある選手です。右足から送られるクロスは、ユベントスの大きな攻撃オプションになっています。
「【ユヴェントス×アトレティコ・マドリード|2018-19シーズン・ラウンド16 2nd Leg」では、クリスティアーノ・ロナウドの2点目をアシストしています。
また、18-19シーズンのセリエAでは、25試合に出場して1ゴール3アシストと結果も残しています。アレクサンダー=アーノルドやキミッヒなどクロスの名手と遜色ない精度を持っているのがカンセロの持ち味です。
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ウィンガー顔負けの攻撃センス
カンセロは、非常に攻撃的なサイドバックです。クロスの精度はもちろんですが、ドリブルスキルを生かした縦への推進力があります。マンチェスター・シティには優秀なウイングが多いです。サネ、ベルナルドシウバ、スターリング、これらの選手たちの連携にも注目です。
守備についてはまだまだ課題がありますが、ボールを前へ運べる点においてはチームにとって大きなプラスになるでしょう。将来的にはダニエウ・アウベスのように、攻撃も守備もパーフェクトな選手になって欲しいですね。
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カンセロのプロフィール
名前 | ジョアン・カンセロ (Joao Cancelo) |
代表 | ポルトガル |
生年月日 | 1994年5月27日 |
身長 | 182cm |
体重 | 72kg |
ポジション | DF |
利き足 | 右 |
マンチェスター・シティが狙っている?カンセロの移籍話
【2019年8月8追記】ダニーロとのトレード&金銭で加入が決定しました
2019年夏の市場では、マンチェスター・シティがカンセロを6000万ユーロで狙っていると報じられました。両サイドバックができるダニーロの後釜としてピックアップしているそうです。
ユベントスはバレンシアから4040万ユーロ(約52億円)で獲得しているため、ペイできる6000万ユーロは前向きとのことです。2019年6月7日時点では、まだ正式に決まっていないですが動向が気になるところです。
過去のクラブチーム
2014 | ベンフィカ |
2014-2015 | バレンシア(レンタル) |
2015-2018 | バレンシア |
2018-2019 | ユベントス |
2019- | マンチェスター・シティ |
まとめ
マンチェスター・シティのポルトガル代表DFジョアン・カンセロについてでした。カンセロは、右サイドバックのワールドクラス候補者になれる逸材です。
年齢的にも後5年はトップチームでプレーできるので、今後の成長が非常に楽しみです。もし、カンセロが出ている試合を観戦する場合は、縦への突破・クロスに注目してみてください。
さいごに、カンセロと同じサイドバック選手をもっと知りたい方は「【海外サッカー】注目すべき世界のサイドバック10人」も読んでみてください。サイドバック選手を今より詳しくなれます!