アーセナルのコートジボワール代表FWニコラ・ぺぺのプレースタイルをまとめました。ニコラ・ぺぺは、主に右ウイングでプレーする左利き選手。右サイドからカットインなど自慢のドリブルテクニックを活かし、攻撃にアクセントを付けられます。
本記事では、ニコラ・ぺぺの凄さや特徴を紹介しています。同選手について調べている方は、ぜひ参考にしてください。
ニコラ・ぺぺのプレースタイル
フィニッシュもアシストもできる万能選手
ニコラ・ぺぺの18-19シーズンのリーグ戦成績は、38試合出場22ゴール11アシストです。昨シーズンのデータでも分かるように、ニコラ・ぺぺはゴールも奪えるし、チャンスメイクもできる選手です。
リバプールのサラーや若きメッシのように、右サイドからのカットインを得意としています。そこからシュートや味方を生かしたプレーを行うのが特徴的です。リールでは、攻撃陣のメインキャストとしてチームを牽引しました。
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アジリティとスピードを生かしたドリブル
ニコラ・ぺぺの大きな武器はドリブルです。マンチェスター・シティのマフレズのようなテクニック溢れるドリブルができ、アフリカ人特有の俊敏性とスピードを兼ね備えています。
引いて守る相手には課題がありますが、スペースを確保できれば違いを作ることができる選手です。2019年7月時点では、まだ24歳ですのでこれからの成長がとても楽しみな選手です。
もっとサッカーIQを高めていくことができれば、シティのベルナルド・シウバのようなプレーができるようになるでしょう。
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守備も出来ればワールドクラス
主にリールでは、攻撃のタスクに比重を置かれていました。いわゆる免除されていた部分があると見受けられます。しかし、ビッククラブでは守備もしっかり行わなければなりません。
例えば、リバプールとマンチェスター・シティ。両チームともに前線からパスコースを消したり、相手アンカーにボールを渡さないようにしたり、前線選手でも守備のタスクが与えられていました。エースと呼ばれる選手でさえも、守備を懸命に行わなければなりません。
なので、ニコラ・ぺぺも例外なく守備を行う必要があります。攻撃力の高さはすでに証明しているため、如何に守備を行えるかが大きな課題です。
もし、守備も連携して行うことができれば、サラーやベルナルド・シウバのようにワールドクラスと呼ばれる右ウイングになれるでしょう。
ニコラ・ぺぺのプロフィール
名前 | ニコラ・ぺぺ (Nicolas Pépé) |
代表 | コートジボワール |
生年月日 | 1995年5月29日 |
身長 | 178cm |
体重 | 68kg |
ポジション | FW |
利き足 | 左 |
2019年夏の移籍市場では注目銘柄
ニコラ・ぺぺは2019年夏の移籍市場で注目の的でした。
- アーセナル
- リバプール
- PSG
- マンチェスター・U
- バイエルン
など、ビッククラブが狙っていると多くの報道がされていました。その注目の銘柄は、アーセナルが7,200万ユーロで合意。アーセナルは右サイドに強力な選手がいないので、素晴らしい補強になりそうです。
ラカゼットやオーバメヤンとの連携に注目しなければならないでしょう。また、スペースに絶妙なパスを送れるエジルとのコンビネーションも必見。想像しただけでニヤけてしまいます。
代表
2016年からコートジボワールのA代表に召集されています。アフリカネイションズカップ2019年にも出場していましたが、3試合でノーゴールと大きなインパクトを残すことはできませんでした。
個人的には、チェルシーのレジェンドであるディディエ・ドログバと同じ世代に生まれて欲しかったです(笑)ドログバがセンターでニコラ・ぺぺが右サイドとか夢のような攻撃陣...。
過去のクラブチーム
2012-2013 | ポワチエ |
2013-2015 | アンジェ II |
2013-2017 | アンジェ |
2015-2016 | オルレアン(レンタル) |
2017-2019 | リール |
2019- | アーセナル |
ニコラ・ぺぺの関連商品
まとめ
アーセナルのコートジボワール代表FWニコラ・ぺぺについてでした。優れた攻撃センスがあるとはいえ、まだまだ発展途上の選手です。
もし、アーセナルに移籍することとなれば、大きな注目をしなければならないでしょう。なぜなら、報道では8000万ユーロの移籍金になるため、その金額の価値に見合っているか見定めなければならないからです。
ニコラ・ぺぺの評価は、アーセナルでの活躍が焦点になりそうです。
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