エバートンのナイジュリア代表アレックス・イウォビのプレースタイルなどをまとめました。18-19シーズンでは、エメリ監督の信頼を勝ち取り、35試合に出場しています。しかしながら、2019年夏の移籍市場でエバートンへの移籍が決定しました。
本記事では、もっとイウォビの知識を深められる内容になっています。
イウォビのプレースタイル
果敢なドリブル突破
イウォビは以前まで相手選手を背にボールキープができる程度でしたが、縦へのドリブル突破能力が向上しています。足元の技術も優れているため、細かいボールタッチで相手を抜き去ります。
また、スピードがある選手であるため、一気に相手DFを剥がすシーンも散見されます。カットインからのシュートもしばしば。
加えて、クロス精度も向上し始めているため、チャンスを演出することもできます。
ドリブルについては、まだまだ発展途上な面もありますが、将来的にはチェルシーのウィリアンやシティのスターリングばりのドリブラーになって欲しいですね。
守備にも積極的な献身性
エジルやデニス・スアレスとの大きな違いは、守備もしっかり貢献することができることです。いわば、現代的なウィングですね。
今のサッカーは、全フィールドプレイヤーがタイトに守備をしなければなりません。よりインテンシティーが求められます。イウォビはそれをクリアにしているキャラクターです。
だから、エジルやデニス・スアレスよりもスタメン機会が多いと見受けられます。エジルのゲームメイク能力は高いですが、守備が脆弱ですからね。
その点、イウォビは着実に守備能力を高めている印象が強いです。エメリが求めているサッカーをより理解することができれば、さらなる活躍が見込めたでしょう。
ビルドアップに詰まったら降りてきてしっかり絡む
イウォビは運動量が豊富で、プレーエリアも広大です。後方のビルドアップが詰まったら、しっかりと降りてきてボールに絡もうとします。
トレイラやジャカと絡んだり、ドリブル突破をしてラカゼットやオーバメヤンにボールを託す動きをします。
この形は、イウォビの運動量とプレーエリアが広いからこそできる芸当ですね。エバートンでは、リシャルリソンらと攻撃に厚みを持たせることができるでしょう。
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イウォビの欠点・課題
主に、判断力とシュート精度です。18-19シーズン第25節シティ戦で、失点に絡んだミスを見る限り、判断力と切り替えがまだまだ遅いです。
連携面や戦術面などの理由がありますが、失点しそうならすぐにクリアするなど素早い判断ができるようになって欲しいですね。
次に、シュート精度です。攻撃的なポジションでプレーしているため、やはりゴールを決めて欲しい気持ちがあります。
18-19シーズン(2019年2月11日時点)はここまで、3ゴールは乏しいです。
シュート精度をあげて、ゴールに絡めるキャラクターになれば、もっともっと評価される選手となるでしょう。
イウォビのプロフィール
名前 | アレックス・イウォビ |
代表 | ナイジェリア |
生年月日 | 1996年5月3日 |
身長 | 180cm |
体重 | 75kg |
ポジション | FW |
利き足 | 右 |
主なタイトル | FAカップ |
イウォビは4歳の頃に、ナイジェリアからイングランドへ移住してきました。8歳でアーセナルの下部組織に入団し、以降アーセナルでプレーを続けています。
イウォビは、ナイジェリアとイングランドの代表権を有していますが、オコチャやヌワンコ・カヌの助言により、ナイジェリア代表としてプレーしています。2018年ロシアW杯にも出場しました。
ちなみに、イウォビはあの伝説的ドリブラーであるオコチャの甥っ子です。
過去のクラブチーム
2014-2019 | アーセナル |
2019- | エバートン |
まとめ
エバートンのナイジェリア代表アレックス・イウォビについてまとめました。まだ若い選手ですので、これからの成長に期待プレイヤーです。
アーセナルファンの私としては、イウォビの移籍は悲しいですが、エバートンで更なる飛躍を願うばかり!