孫興民(ソン・フンミン)ってどんな選手?プレースタイルなど徹底解説

名前孫興民
(ソン・フンミン)
韓国
生年月日1992年7月8日
身長183cm
体重77kg
ポジションFW
利き足

トッテナムででプレーする韓国代表ソン・フンミンのプレースタイルや経歴をまとめた。アジアナンバーワンのフットボーラーとしられ、2021-2022シーズンでは、アジア人初のプレミアリーグ得点王にも輝いた。彼が歩んできた軌跡をみていこう。

ソン・フンミンのプロフィール

ソン・フンミンは、1992年7月8日に韓国の江原道の春川で、2人目の子どもとして誕生した。兄のソン・フンユンもソン同様にフットボーラーだった(現在は引退をして両親のフットボールアカデミーでコーチを務めているとか)

ソンは、少年時代からサッカーに夢中だった。ゲームやおもちゃなどに興味を持たず、ひたすらサッカーに打ち込んだそうだ。その背景として元サッカー選手の父の影響が大きい。

驚きなのが中学校までチームに所属していなかったことだ。ソンの父は、若いころから筋肉を酷使することはポテンシャルを失うと考えていたらしく、年齢と身体的にあったトレーニングを課していたそうだ。

古いニュース記事だが「スパーズの中心になった孫興民、基礎に父の厳しい指導 兄が過去語る 写真6枚 国際ニュース:AFPBB News」には、ソンの幼少期の過酷さがピックアップされている。ぜひ、一読しておきたい記事だ。

幼い頃から元サッカー選手の父にサッカーの基礎を叩き込まれ、2008年に大韓サッカー協会主導の優秀選手海外留学プログラムに参加し、ドイツのハンブルガーSVへと加わる

これまでのキャリア

ハンブルガーSVのユースで活躍したソン・フンミンは、2010年7月の誕生日にプロ契約を結んだ。ここから本格的にソン・フンミンのストーリーが始まる。

ハンブルガーSVで結果を残したのち、2013年に強豪のレバークーゼンに引き抜かれる。レバークーゼンは当時エースだったアンドレ・シュールレがチェルシーに移籍したため、彼の代役としてソンに期待されていた。

アジア人、それも若者だったため期待するファンは多くなかったが、ソンは良い意味でファンの期待を裏切る。在籍した3シーズン連続二桁得点を記録するなど、チーム内の地位を確立した。

そんなドイツでの活躍をホワイト・ハート・レーンのチームは見逃さなかった。

移籍金3,000万ユーロでトッテナムへ

2015年夏のマーケット、トッテナムへアジア人最高移籍額となる3,000万ユーロで加入を果たす。トッテナムでは黄金のような時期を過ごすことになる。

初シーズンとなった15-16は、プレミアの水に苦しむことになった。40試合ものゲームタイムを得たが8ゴールに終わってしまう。お世辞にも移籍金に見合った活躍はできなかった。

しかし、翌シーズンの16-17からガラリと変わった。なんと、16-17から21-22までの6シーズンはすべて10ゴール以上を記録している。さらにゴールだけではなく、アシスト力も身に着けている。19-20と20-21のプレミアリーグでは、ゴールもアシストも二桁。

そして、アジア人初となった21-22シーズンは23ゴールでプレミアリーグの得点王。ソン・フンミンの得点王はまぐれではなく、過去の数字を見れば得点王になれるポテンシャルがあったのは間違いない。

兵役

韓国には兵役と呼ばれるシステムがある。いわゆる徴兵制度だ。ソン・フンミンはヨーロッパでもトッププレイヤーだが、例にもれず、兵役を受けなければならなかった。

しかし、2018年の第18回アジア競技大会で韓国が優勝したことにより、約2年間の兵役期間が3週間までに縮められ、2020年5月に終了したことが報告されている。

ソン・フンミンのプレースタイル

ソン・フンミンは主にセンターフォワードから左サイド側でプレーすることが多い。

スピードとドリブルが持ち上げでボールを前に運んでいく能力に長けている。つまり、独力があるタイプだ。少年時代に父親からの指導が活きていることが伺えるプレースタイルだ。左サイドからカットインしてフィニッシュへと持ち込む形が多い。

さらに、高い得点力も所持している。数字でも現れているようにソンは多くのゴールを奪っている。オフザボールの動きやポジショニングの良さはもちろん、どちらの足でも高い精度のキックができるのも特徴的。

公式の利き足は右だとしているが、21-22シーズンで決めたゴールは、右が11、左が12。23ゴールという数字も素晴らしいが、個人的にどちらの足でも蹴られることを証明したことがもっとも素晴らしいと思う。

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