トッテナムのイングランド代表MFエリック・ダイアーのプレースタイルをまとめました。ダイアーは、屈強な体を活かす守備的MFです。センターバックとしてもプレーしていた経験があるため、ディフェンスに定評があります。
それでは早速、エリック・ダイアーのプレースタイルを紹介していきます。
エリック・ダイアーのプレースタイル
ポジション
トッテナムのダイアーは基本的に、ボランチの位置でプレーすることが多いです。しかし、トッテナムでのデビュー当初は右サイドバックでプレーをしていました。また、2016年ワニャマの加入によりセンターバックでプレーしていた時期もあります。
フィジカルを活かしたディフェンス
ダイアーは、元センターバックということで強いフィジカルを持っています。そのため、地上戦・空中戦ともに当たり負けが少ないです。ボランチでプレーする際もフィジカルを活かし、激しいプレスをかけてボール奪取を試みます。
ポジショニングに関しては甘い部分がまだまだあります。しかし、年々改善されているしコンスタントに試合出場しているため、これからの伸び代が非常に楽しみな選手と言えるでしょう。
臨機応変に対応できるユーティリティー性
センターバック・右サイドバック・ボランチ、ダイアーは複数のポジションでプレーした経験があります。そのため、負傷者続出の緊急事態に陥った場合は、ダイアーで対処することができます。
現代サッカーは、ユーティリティープレイヤーの重要性が非常に上がってきたと思います。
例えば、リバプール。リバプールにはGK以外ならどこでもできるミルナー、センターバックにも対応できるファビーニョ。加えて、マンチェスター・シティにはアンカーとセンターバックができるフェルナンジーニョ。アーセナルにはジャカ。たった3名ですが、どのクラブでも重宝されています。
中盤より下のポジションでプレーできるダイアーも、トッテナムで重宝されている選手です。
エリック・ダイアーのプロフィール
名前 | エリック・ジェレミー・エドガー・ダイアー (Eric Jeremy Edgar Dier) |
代表 | イングランド |
生年月日 | 1994年1月15日 |
身長 | 188cm |
体重 | 90kg |
ポジション | MF/DF |
利き足 | 右 |
ダイアーはとても珍しい選手です。イングランド人は、プレミアリーグのユースからトップチームに上がっていくのがベターな仕組みです。
でもダイアーは、ポルトガルのスポルティング・リスボンのユースで育ちトップデビューを飾りました。なぜかというと、7歳のときにポルトガルへ移ったからです。そのため、ダイアーはポルトガル代表でもプレーすることが可能でした。
イングランド人としては、異色の経歴の持ち主ということだけ頭の片隅に入れておきましょう。
過去のクラブチーム
2012-2014 | スポルティングCP |
2014- | トッテナム |
まとめ
トッテナムのイングランド代表MFエリック・ダイアーについてでした。ダイアーは個人的にも注目している選手です(ボランチの選手が好物だからってのもありますが笑)屈強な体を活かしたプレーは、プレミアリーグらしい選手で見ごたえがあるからです。
もっと足元の技術やポジショニング能力を養って、フェルナンジーニョのような選手になって欲しいですね。ただ、トッテナムにはウィンクスがいるから難しいか...。と、長くなるのでこの辺にしておきましょう。ここまで読んだ方は、ぜひダイアーに注目してみてください。