バイエルンのフランス代表キングスレイ・コマンのプレースタイルをまとめました。コマンについて調べている方が参考になるような内容になっていますので、ぜひ一読してみてください。
コマンはサッカー界の次世代を担うキャラクターです。しっかりと覚えておきましょう。
キングスレイ・コマンのプレースタイル
リベリーのような切れ味抜群のドリブル
コマンは、切れ味鋭いドリブルが特徴的な選手です。そのため、18-19シーズン限りでバイエルンを離れる同胞のリベリーと比較されています。リベリーのような鋭さはないものの、片鱗を感じさせるプレーが多いです。
とはいえ、縦の突破に関してはリベリーと同じくらいのレベルにあると思いますが、中に入り込むカットインはリベリーに及びません。
カットインのクオリティーが上がれば、リベリーに匹敵あるいは超える逸材なのは間違いありません。また、ドリブルに加えてパス精度も向上したら手がつけられない選手になるでしょう。
オーバメヤンに匹敵するスピードで一気にディフェンスを剥がす
コマンは、アーセナルで活躍するオーバメヤン以上のスピードを記録したデータもあります。そのスピードを生かして、一気に縦へ抜け出すことがあります。
また、スペースにボールが運ばれたら、すぐさま加速をしてチャンスに繋げるシーンも散見されます。コマンのスピードはサイドで猛威を振るいます。
ドリブルスキルに加えて、加速力あるスピードでディフェンスを剥がす技術は非常に高いです。バイエルンの試合は、コマンのスピードに注目してみてください。
関連記事 オーバメヤンってどんな選手?プレースタイルなど徹底解説
キングスレイ・コマンのプロフィール
名前 | キングスレイ・コマン (Kingsley Coman) |
代表 | フランス |
生年月日 | 1996年6月13日 |
身長 | 178cm |
体重 | 71kg |
ポジション | WG |
利き足 | 右 |
コマンはギニアにもルーツを持っています。いわゆるエリート選手で、パリSGの下部組織出身。2013年、16歳でトップチームデビューを果たしました。
その後、パリSGから正式にプロ契約を打診されますが、拒否してユベントスに加入。ユベントスでは結果を残せず、バイエルンへレンタル移籍を経て完全移籍しました。なお、移籍金は2100万ユーロと言われています。
プレーは凄いけどプライベートは荒れている
輝かしいキャリアを歩んでいるコマンですが、ピッチ外では問題児です。コマンがこれまで残した問題は下記の通りです。
- イブラヒモビッチに「自分のことしか気にしない」と苦言
- 2017年、妻への暴力容疑で逮捕
- 2019年4月、レバンドフスキーと掴み合いのケンカ
プレーの質は光るものがありますが、ピッチ外での素行が気になるコマンです。
ニャブリと第二の「ロベリー」
左のコマン、右のニャブリ。コマンは、長年バイエルンの両サイドを支え続けたリベリーとロッペンの後継者として期待されています。
まだ、ロッペンやリベリーには到底届いていませんが、これから順調に成長していけば、両者に匹敵する破壊力を見せつけてれくるでしょう。
セルジュ・ニャブリってどんな選手?プレースタイルなど徹底解説!
続きを見る
過去のクラブチーム
2013-2014 | パリ・サンジェルマン |
2014-2017 | ユベントス |
2015-2017 | バイエルン(レンタル) |
2017- | バイエルン |
まとめ
バイエルンのフランス代表キングスレイ・コマンについてでした。近年は怪我に苦しんでいますが、素晴らしい素質を秘めている選手です。
バイエルンでのコマンにも注目ですが、フランス代表のコマンにも注目です。なぜなら、フランスのウィングにはバルセロナのデンベレやムバッペがいるからです。この三者のポジション争いも気になるところですね。
さいごに、コマンはピックアップしていませんが、世界で注目して欲しい左ウイングをまとめた記事「違いを作れる左ウイングランキング【世界最高選手は誰だ?】」を用意しています。もっと海外サッカー選手について詳しく知りたい方は読んでみてください。