バイエルンのフランス代表DFリュカ・エルナンデスのプレースタイルをまとめました。
リュカ・エルナンデスは、左サイドバックとセンターバックでプレーができるユーティリティプレイヤーです。アトレティコでは110試合に出場し、センターバック56試合、サイドバック52試合に出場しています。
本記事では、リュカ・エルナンデスの凄さや特徴を紹介しています。同選手について調べている方は、参考にしてください。
リュカ・エルナンデスのプレースタイル
CBと左SBでハイクオリティの仕事ができる
リュカ・エルナンデスの大きな武器は、なんと言ってもCBも左SBも本職同様にプレーができることです。2018年ロシアW杯では左サイドバックで出場し、優勝に大きく貢献しました。私が見た限りでは、大きなミスもありませんでしたね。
アトレティコでは、ゴディンらとともにセンターバックでプレーしていました。堅守と呼ばれるアトレティコでは欠かせない存在でした。シメオネのハートとノウハウが注入されているディフェンダーです。
バイエルンでは、左サイドバックよりもセンターバックでの起用が多くなるでしょう。なぜなら、左サイドバックにはアラバがいるからです。一方のセンターバックは、フンメルスがドルトムントに戻り、ボアテングは以前の輝きがありません。
そのため、ニクラス・ズーレとのコンビが増えていくという見解です。バイエルンでは、どのようなプレーをするか見ものです。
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スピードと1対1の強さ
周知の通り、リュカ・エルナンデスは左サイドバックでもプレーができます。基本的にサイドバックはスピードを求められます。なぜなら、攻撃にも守備にも参加するため、足が遅い選手だと攻守のプロセスに穴を作ってしまう可能性が高いからです。
例えば、守備。前線に上がっていたら戻らなければなりません。戻れないと左サイドバックにスペースを作ってしまい、相手の攻撃陣に突かれてしまいます。だからこそ、サイドバックにはスピードが求められます。
リュカ・エルナンデスは、サイドバックでプレーができるスピードがあります。そこに、センターバックで培った1対1の強さを秘めています。イメージとしては、ACミランとイタリアのレジェンドであるパオロ・マルディーニ。
個人的にですが、リュカ・エルナンデスは、マルディーニのような選手になってくるのではないかと熱い眼差しを送っています(笑)
アスリート性と豊富な運動量
リュカ・エルナンデスは、90分間上下運動ができるアスリート顔負けの運動量があります。ひと昔のサイドバックはアスリート性が必要であると言われていました。
ロベルト・カルロスを知っている方は、サッカー選手だけどトラック競技のオリンピック選手になれるんじゃね?みたいな思いがあったはずです。
今のサッカーはアスリート化が進んでしまったため、あまりイメージは湧かないかもしれませんが、サイドバックには他のポジションと比べてアスリート性が必要でした。言い換えれば、身体能力が高い選手ですね。
だからこそ、ブラジルは良いサイドバックが多いんです。身体能力も高く、足元が上手いからです。リュカ・エルナンデスも素晴らしいアスリート性と豊富な運動量があります。
リュカ・エルナンデスのプロフィール
名前 | リュカ・フランソワ・ベルナール・エルナンデス・パイ (Lucas François Bernard Hernández Pi) |
代表 | フランス |
生年月日 | 1996年2月14日 |
身長 | 184cm |
体重 | 76kg |
ポジション | DF |
利き足 | 左 |
代表
各年代別からフランス代表に召集されており、A代表は2018年3月から。そのままワールドカップのメンバー入りし、左サイドバックでプレー。フランス優勝に大きく貢献しています。
過去のクラブチーム
2014-2019 | アトレティコ・マドリード |
2019- | バイエルン |
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まとめ
バイエルンのフランス代表DFリュカ・エルナンデスについてでした。本当、フランス代表には良いDFが集まりすぎています!
リュカ・エルナンデスを始め、ヴァラン、ラングレ、ウンティティ、ラポルテ…フランス代表のデジャンは誰を選ぶか頭を悩ませるでしょう。私なら全員選びたいくらいです!
バイエルンで大きく貢献し、フランス代表でも輝いて欲しいですね。