世界で活躍する左ウイングサッカー選手をランキング形式で紹介している記事です。「世界にはどんな左ウイングプレイヤーがいるのか?」「有名なサッカー選手は誰か?」「他人が考える左ウイングのベストは誰なのか?」
このように、左ウイングのサッカー選手について疑問を持っている方は読んでみてください。
目次
ウイングとは
左ウイングの主戦場は、攻める方向の左上になります。求められることは、突破力・スピード・判断力・シュート精度・パス精度などです。攻撃の最前線のポジションですので、高い攻撃力とセンスが問われます。
以前までは、快足ドリブラーがつくポジションという印象でしたが、近年はファンタジスタ系を配置するなど様々な思考が重ねられています。
ウイングの役割
役割は、チャンスメイクとゴールです。ウイングはサイドからの攻撃を活性化させるためのポジションであるため、ゴールに繋がるプレーをしなければなりません。数字で評価されるポジションなので、結果を残す高度なプレーが求められます。
昨今のサッカーでは、守備のタスクを与えられるウイングもいます。例えば、リバプールのマネは相手のビルドアップを防ぐためにコースを切ったり、プレスをかけたりします。
また、ほとんどのチームは守備に回った際、4-4-2のポジションに切り替わります。なぜなら、4-4-2が柔軟に守ることができるからです。詳しくは「1000試合以上を分析して判明したサッカーの一番強いシステム【トークtheフットボール】#841 - YouTube」が分かりやすいので参考にして下さい。
4-4-2になった場合、左右どちらかのウイングが一列降りて守備をする場合があります。クリロナのような守備タスクが少ない選手がいる場合は、話は変わりますが基本はウイングが下がってきます。
そのためウイングの役割の1つには、一列降りて守備に回る選手もいるということを覚えておきましょう。
左ウイングサッカー選手ランキング
このランキングは、「もし筆者が欧州チームのフロントに場合」を想定し獲得したい選手です。個人の主観要素がふんだんに詰まっていますので、あらかじめご了承ください。
第1位:クリスティアーノ・ロナウド
名前 | クリスティアーノ・ロナウド (Cristiano Ronaldo) |
代表 | ポルトガル |
生年月日 | 1985年2月5日 |
身長 | 185cm |
体重 | 80kg |
利き足 | 右 |
やはり、まだまだこの男は外せません。衰え知らずで今もなおトップフォームを維持しています。ユベントス移籍当初は結果が出ず、「とうとうクリロナも衰えたか」と思いましたが、18-19シーズンを終わってみると公式戦43試合27ゴール。素晴らしい活躍をみせた上に勝負強さも衰えておらず、チャンピオンズリーグラウンド16のアトレティコ戦ではハットトリックをあげ敗退の窮地を救いました。これまでたくさんの選手の引退をみてきましたが、クリスティアーノ・ロナウドだけは引退する姿が想像できません。
第2位:ラヒーム・スターリング
名前 | ラヒーム・シャキール・スターリング (Raheem Shaquille Sterling) |
代表 | イングランド |
生年月日 | 1994年12月8日 |
身長 | 170cm |
体重 | 69kg |
利き足 | 右 |
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驚かれる方もいるかもしれませんが、第2位はスターリング。18-19シーズンの素晴らしいパフォーマンスをみせました。プレミアリーグでは、34試合に出場し17ゴール10アシスト。マンチェスター・シティの攻撃陣を牽引しました。スターリングは数字も素晴らしいですが、何よりもハードワークするところがポイントです。ディフェンスに回った時は、一列降りて守備に走ります。攻撃も守備も献身的な動きが出来る事、そしてまだ24歳と伸び代がある選手なのも大きな強みです。
第3位:エデン・アザール
名前 | エデン・アザール (Eden Hazard) |
代表 | ベルギー |
生年月日 | 1991年1月7日 |
身長 | 173cm |
体重 | 76kg |
利き足 | 右 |
詳細 | 詳しいプレースタイルはこちら |
レアル・マドリードへの移籍が決定したエデン・アザール。チェルシーではレジェンド級の働きで、リーグとEL優勝に大きく貢献しました。アザールは、生粋のアタッカーでドリブルで仕掛けることを得意としています。2018年ロシアW杯では、物凄いデータを作りました。「驚異のドリブル成功率! アザールがW杯史上初の快挙|theWORLD(ザ・ワールド)」によれば、ブラジル戦で10度のドリブル突破を試みて、すべてのドリブルを成功させました。これは、W杯史上初の出来事とのこと。しかも対戦相手がブラジル...。記憶に残すべきデータです。
第4位:ネイマール
名前 | ネイマール (Neymar) |
代表 | ブラジル |
生年月日 | 1992年2月5日 |
身長 | 175cm |
体重 | 68kg |
利き足 | 右 |
ブラジルの王様ネイマール。リーガ、CL、リーグ・アンなど既に多くのトロフィーを手中に収めるドリブラー。18-19シーズンは怪我の影響により、リーグ戦17試合出場15ゴールと物足りなかったですが、それで過去の実績は霞むことはありません。圧巻だったのは16-17シーズン。全公式戦あわせて20ゴール20アシストを記録しました。これは、欧州5大リーグにおいてネイマールただ1人でした。年齢的にもキャリアハイに差し掛かっているので、今後の活躍も見逃せません。
第5位:サディオ・マネ
名前 | サディオ・マネ (Sadio Mané) |
代表 | セネガル |
生年月日 | 1992年4月10日 |
身長 | 175cm |
体重 | 69kg |
利き足 | 右 |
詳細 | 詳しいプレースタイルはこちら |
リバプールの快足ドリブラー、サディオ・マネ。フィルミーノとサラーとともに、リバプールの最前線を任されています。マネの特徴は、スピードです。ボールを持てば一気に加速をして縦へ突破し、オフザボールの時は絶妙な飛び出しで相手を脅かします。同時にポジショニングの良さもマネの大きな強みです。例えるなら、漫画「スラムダンク」の陵南・田岡茂一監督の名言「何故、そこに桜木がいるんだぁ!?」という感覚です。
第6位:レロイ・サネ
名前 | レロイ・サネ (Leroy Sané) |
代表 | ドイツ |
生年月日 | 1996年1月11日 |
身長 | 184cm |
体重 | 75kg |
利き足 | 左 |
詳細 | 詳しいプレースタイルはこちら |
第6位は、縦の突破力が凄いレロイ・サネ。スターリングと比べるとカットインやポジショニングは劣りますが、シンプルな突進は軍配が上がります。18-19シーズンは、リーグ戦31試合に出場して10ゴール10アシストと素晴らしい結果を残しています。左足のキック精度が高いため、クロスなどでチャンスメイクもできるしフィニッシュ力も充分。そして、まだ23歳という驚きの若さ。末恐ろしいプレイヤーなのは間違いありません。
第7位:ウスマン・デンベレ
名前 | ウスマン・デンベレ (Ousmane Dembélé) |
代表 | フランス |
生年月日 | 1997年5月15日 |
身長 | 178cm |
体重 | 67kg |
利き足 | 右 |
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バルセロナの問題児ウスマン・デンベレ。ゲームのやりすぎで練習に遅刻するなど素行が悪い22歳ですが、能力はあのムバッペに並ぶ逸材とまで言われたりしています。デンベレの大きな特徴は、両足遜色なく蹴られるキック精度です。左右どちらでも蹴れるということは、多くの選択肢を作る事ができます。まだそれを生かしきれていないですが、バルセロナでの成長が楽しみな選手です。
第8位:ディ・マリア
名前 | アンヘル・ディ・マリア (Ángel Di María) |
代表 | アルゼンチン |
生年月日 | 1988年2月14日 |
身長 | 180cm |
体重 | 75kg |
利き足 | 左 |
詳細 | 詳しいプレースタイルはこちら |
もし10年後に生まれていたら、間違いなくトッププレイヤーだと思うディ・マリア。ドリブルスキルは秀逸で、簡単に相手ディフェンダーを抜き去ります。メッシも驚くべきドリブルを披露しますが、ディ・マリアも負けていません。また、ディ・マリアはミドルシュートも大きな武器です。ロシアW杯のフランス戦では、アンビリーバボなミドルシュートを決めました。ドリブル・フィニッシュ・センス、優れた能力があるプレイヤーです。
第9位:マルコ・ロイス
名前 | マルコ・ロイス (Marco Reus) |
代表 | ドイツ |
生年月日 | 1989年5月31日 |
身長 | 180cm |
体重 | 75kg |
利き足 | 右 |
ガラスの天才マルコ・ロイス。18-19シーズンは怪我が少なく、満足の行くシーズンを過ごす事ができました。ロイスは怪我に泣かされることが多かったため、実力があまり見えない選手でした。しかし、18-19シーズンはリーグ戦27試合に出場し3位タイとなる17ゴールを記録。能力の高さを証明しました。天才と呼ばれたダイスラーように、なぜ神はロイスに怪我を与えてしまったのか...。キャリアピークのロイスを見たかったですが、まだまだやれる選手なので今後も応援したいですね。
第10位:コウチーニョ
名前 | フィリペ・コウチーニョ (Philippe Coutinho) |
代表 | ブラジル |
生年月日 | 1988年2月14日 |
身長 | 171cm |
体重 | 71kg |
利き足 | 右 |
詳細 | 詳しいプレースタイルはこちら |
バルセロナでは、苦悩の日々が続いているコウチーニョ。潜在能力は高いものの、結果が出ていないため第10位とさせていただきました。リバプールのコウチーニョは、それはもう輝き放っていました。チームの中心選手としてチャンスメイクからフィニッシュまで、攻撃陣を牽引していました。ミドルシュートも得意で、中距離レンジからも脅威を与えることができるプレイヤーです。バルセロナでも、リバプールのような活躍を期待したいですね。
第11位:ソン・フンミン
名前 | ソン・フンミン (Son Heung Min) |
代表 | 韓国 |
生年月日 | 1992年7月8日 |
身長 | 183cm |
体重 | 77kg |
利き足 | 右 |
詳細 | 詳しいプレースタイルはこちら |
18-19シーズンのトッテナムを支えたのは、エリクセンでもケインでもデレ・アリでもありません。ソン・フンミンです。果敢なドリブル突破を武器に、多くの違いを生み出してきました。18-19シーズンは、キャリアハイの活躍といって間違いないでしょう。デンベレのように、左右の両足のキック精度も高く、スピードもチャンスメイクもフィニッシュもできるプレイヤーです。韓国人としては、パク・チソン以来の大器です。
まとめ
左ウイングサッカー選手ランキングTOP11でした。
まだまだ左ウイングには素晴らしい選手がいますが、個人的にはこの11人がベストだと思っています。もし自分の11人がいる方は、本記事を添えて自分の11人をSNSで発信してみてください。