バイエルンのフランス代表MFコランタン・トリッソのプレースタイルをまとめました。トリッソは、2018年9月に右ひざ前十字靭帯断裂の大きな怪我を乗り越えてきた選手です。
本記事では、「トリッソとはどういった選手なの?」と疑問を持っている方向けの内容になっています。同選手について調べている方は、ぜひ参考にしてください。
トリッソのプレースタイル
ボックストゥボックス
バイエルンでのトリッソは、敵陣ペナルティーエリア付近から自陣深くをカバーするボックストゥボックスの選手です。
90分走れるスタミナ、フィジカルの強さを生かした対人守備、リヨンで培った攻撃力、オールラウンダーなMFです。
キミッヒなどと2ボランチを組んだ時は、左ボランチを担当し左サイドを起点に攻撃へと絡んでいきます。
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トップ下で培った得点力・パス
リヨンでは主にトップ下での起用が目立ちました。トップ下でもその才能を遺憾無く発揮し、16-17シーズンは公式戦14ゴール、リーグ戦のアシスト数は5を記録しています。
バイエルンではポジションを一つ落としているため得点力の高さは分かりませんが、トリッソには得点力がある選手だと記憶しておいてください。ちなみにバイエルンは、トリッソの得点力に注目して獲得したという報道もあります。
パス能力については、もともとトップ下でプレーしていたこともあり、標準以上の精度だと思います。データの母数は少ないですが、19-20シーズンは開幕4試合でパス成功率90%を記録しています。
視野が広くロングパスの頻度が高いため、ダイナミックなプレーを見せてくれる選手でもあります。
トリッソのプロフィール
名前 | コランタン・トリッソ (Corentin Tolisso) |
代表 | フランス |
生年月日 | 1994年8月3日 |
身長 | 181cm |
体重 | 78kg |
ポジション | MF |
利き足 | 右 |
プチ知識
代表
フランス代表として、U-19から各年代を経験。2017年からA代表に招集されるようになり、2018年ロシアW杯優勝にも貢献しました。
フランス代表の中盤にはポグバやカンテなど能力と実績がある選手が多いため、レギュラーとしては難しいかもしれませんが腐らずに頑張って欲しいですね。
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過去のクラブチーム
2013-2017 | リヨン |
2017- | バイエルン |
まとめ
バイエルンのフランス代表MFコランタン・トリッソについてでした。トリッソは、当時のバイエルンの移籍金最高額を更新した男です。それほどバイエルンも注目している選手だということは覚えておきましょう。
実際、ポテンシャルは非常に高いですからね。このままバイエルンで成長していけば、フランス代表でもレギュラーを張れるキャラクターだと思います。頑張ってポグバからポジションを奪って欲しいところ!
さいごに、トリッソのようなボランチやアンカー選手についてもっと深く知りたい方は「アンカー・ボランチ一覧」で選手をまとめています。もっとサッカー知識を深めたい方は読んでみてください。