パリSGのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニのプレースタイルをまとめました。カバーニは、パリSGの最多得点記録保持者です。279試合に出場し193ゴールを決めています。すでにパリSGのレジェンド的選手になっています。
パリSGの王様は、バルセロナから2億2200万ユーロでやってきたネイマールと言われていますが、実績・クラブへの貢献・忠誠心を考慮するならば、カバーニの方がキングに近いかもしれませんね。
さて、本記事ではカバーニがどういった選手なのかを解説しています。カバーニについて調べている方は、ぜひ読み進めてください。
本記事でのゴール数などのデータは、2019年6月5日時点になります
カバーニのプレースタイル
黒子にもストライカーにもなれる万能型FW
ウルグアイではスアレスやフォルランのサポートをし、まだパリSGにイブラヒモビッチが在籍していた時はサイドハーフでプレーするなど黒子役としてプレーしていました。
ストライカーの後ろのスペースを埋めたり、デコイとしてスペースを供給したり、カバーニはストライカーを支える技術と頭脳があります。
しかも、ストライカーとしての能力も非常に優れています。その裏付けとして、イブラヒモビッチがパリを去った後です。まずは、下記のリーグ・アンのデータをご覧ください。
試合数 | ゴール数 | |
14-15 | 35 | 18 |
15-16 | 32 | 19 |
16-17 | 36 | 35 |
17-18 | 32 | 28 |
14-15と15-16はイブラヒモビッチが在籍していたシーズンになります。その後の16-17と17-18は、ストライカーとして出場した戦績です。お分かりのように、ストライカーとしてのポジションなら、カバーニは多くのゴールをあげています。
カバーニは、サポート役としてもストライカーとしても順応できるのが優れているところです。
献身性が凄い!守備も怠らないハードワーカー
カバーニは、献身性の高い守備が大きな特徴です。「カバーニが世界最恐のゴールハンターである理由 - 大人になってから学ぶサッカーの本質とは」では、カバーニが全力疾走で自陣に戻る動画が紹介されています。レバンドフスキは、絶対にしない戻り方なのでぜひ見てください(笑)
カバーニはドッシリとセンターで構えるのではなく、ピッチを縦横無尽に駆け走るハードワークするFWと覚えておいてください。個人的にですがFWが守備を頑張る選手は、カバーニかリバプールのフィルミーノかってところです。
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抜群の得点感覚
冒頭でも紹介した通り、カバーニはパリSGの最多得点記録保持者です。279試合に出場し193ゴールをマークしており、歴史を作った選手です。ウルグアイ代表でも国際Aマッチの成績は、107試合に出場して46ゴールをマークしています。
数字でも分かる通り、カバーニは優れた得点感覚を持っています。キック精度はもちろんのことヘディングの技術も極めて高いです。すでに32歳となったカバーニですが、これからの活躍を期待しましょう。
カバーニのプロフィール
名前 | エディンソン・カバーニ (Edinson Cavani) |
代表 | ウルグアイ |
生年月日 | 1987年2月14日 |
身長 | 184cm |
体重 | 71kg |
ポジション | FW |
利き足 | 右 |
性格
カバーニの性格は、物静かで謙虚であると言われています。ですが、2014年に最初の奥さんと離婚をしています。その理由が、カバーニの浮気だったそうです...。そういった情報もあるということを覚えておいてください。
スアレスとの2トップは奇跡であり世界最強
カバーニは、ウルグアイ代表でコンビを組むルイス・スアレスとともに世界最強の2トップと言われています。両者ともワールドクラスの選手ですから、最強と言われることは疑いの余地はありません。
ただ、もっとも凄いことは、同時期にスアレスとカバーニが2トップを組んだことです。ウルグアイの全人口は約350万人です。この人口数は、静岡県の人口と同じくらいです。
そんな小国にも関わらず、ワールドクラスが2人並んでいるということは奇跡しか言いようがありません。ちょっぴりウルグアイを応援したくなるプチネタとして覚えておいてください。
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過去のクラブチーム
2005-2007 | ダヌービオ |
2006-2010 | パレルモ |
2010-2013 | ナポリ |
2013- | パリSG |
まとめ
パリSGのウルグアイ代表FWエディソン・カバーニについてでした。カバーニは、優れたストライカーなのにハードワークを惜しまないワールドクラスのフォワードです。たまにイージーミスはありますが、世界トップクラスなのは疑いの余地はありません。
すでに選手としてのピークは過ぎているとは思いますが、1年でも長くプレーを続けて欲しいですね。
さいごに、カバーニ以外のフォワードを知りたい方は「注目すべき世界のセンターフォワード11人」も読んでみてください。個人的に注目して欲しいセンターフォワードをピックアップしました!