レアル・マドリードのフランス代表DFラファエル・ヴァランのプレースタイルをまとめました。ヴァランは25歳にしてW杯など数々の栄光を手に入れているディフェンダーです。本記事では、ヴァランの凄さや特徴を紹介しています。同選手について調べている方は、ぜひ一読ください。
ヴァランのプレースタイル
スピードがある選手もシャットアウトができる対人守備
ヴァランは、世界最高のディフェンダーと呼ばれている1人です。その大きな理由が対人守備能力の高さです。ボール奪取力や空中戦など、純粋なディフェンス能力に優れており、対峙する選手をブロックすることができます。身長191cmと大柄な体であるため、フィジカル面も優れています。
しかし、一番特筆すべき点は「スピード」です。足が速い選手でも対応できるし、ドリブルで抜かれたとしても追いつくことができる走力があります。このスピードがヴァランの強さや評価を象徴している点になります。
リバプールのファン・ダイクもスピードがある選手として名高いですが、ヴァランも負けないくらい足の速いディフェンダーです。ヴァランは、純粋なディフェンス力に加えてスピードも兼ね備えているからこそ、どんな選手もシャットアウトできる対人守備能力があります。
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セットプレー
ヴァランはセットプレーでも脅威です。身長191cmと背丈があり、フィジカル面も強いからこそ空中でも当たり負けしない特徴があります。
守るセットプレーではチームに安心感を与えるし、攻撃のセットプレーでは貴重な得点源になります。2018年ロシアW杯のウルグアイ戦では、準決勝へ導く貴重な先制点をセットプレーからあげました。
サイズやフィジカル面も申し分ないですが、ヘディング技術にも優れています。ウルグアイ戦のように、ボールに少しだけ触れてコースを変えたり、強烈なヘディングシュートを叩きつけたりすることができます。
ヴァランのセットプレーの技術力は、非凡な才能があります。
ビルドアップ・フィード力
ヴァランのビルドアップやフィード力は、及第点といったところです。なぜなら、ヴァラン以上の選手はたくさんいるからです。
例えば、ラポルテ、フンメルス、現在世界最高と言われているファン・ダイク。ヴァランよりも優れたフィード力を持っている選手たちです。
今後、ヴァランが成長させていくべき点は足元の技術です。スピードやディフェンス力は世界屈指ですので、今よりもビルドアップやロングフィードでチャンスを作れる能力を伸ばしていくのが当面の課題でしょう。
ヴァランのプロフィール
名前 | ラファエル・ヴァラン (Raphaël Varane) |
代表 | フランス |
生年月日 | 1993年4月25日 |
身長 | 191cm |
体重 | 78kg |
ポジション | DF |
利き足 | 右 |
移籍の噂
レアル・マドリードで順風満帆な生活を送っているヴァランですが、移籍話が尽きません。その移籍理由が、レアル・マドリードで全てを勝ち取ったからです。レアルでは、チャンピオンズリーグ4回、コパ・デル・レイ、リーガ、クラブW杯、など数多くのタイトルを獲得しました。
そのため、新しいチャレンジがしたいとのことです。簡単に言えば「もう、レアルでやることは終わった」ということ。ただ、フェイクニュースの可能性があるため、信ぴょう性は非常に低いです。
代表
2013年にA代表初招集。初出場は2014年W杯予選のジョージア戦。ポール・ポグバと共にA代表デビューを飾りました。ロシアW杯優勝メンバーの1人で予選から決勝までスタメンに名を連ね、フランスの最終ラインを担いました。
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過去のクラブチーム
2010-2011 | ランス |
2011- | レアル・マドリード |
まとめ
レアル・マドリードのフランス代表DFラファエル・ヴァランについてでした。25歳にして数多くのトロフィーを獲得したヴァラン。
ただ、唯一取っていないタイトルがあります。それがEUROです。EURO2016は怪我で欠場してしまった上に、フランス代表はポルトガルに敗れて準優勝。EURO2020では、ロシアW杯の主力がほぼ出場できるのでタイトル獲得に注目です。
最後に、ヴァランのようなに世界で注目されているセンターバックをもっと知りたい方は「【サッカー】世界最高のセンターバックは誰だ?注目すべき11人【2019年版】」も読んでみてください。今よりも海外サッカーについて詳しくなれる内容になっています。