レアル・マドリードのスペイン代表MFマルコ・アセンシオのプレースタイルをまとめました。アセンシオは、レアル・マドリードとスペイン代表で期待されている選手です。
本記事では、アセンシオの特徴や凄さを紹介しています。同選手について調べている方は、ぜひ一読ください。
マルコ・アセンシオのプレースタイル
緩急を生かしたドリブル
アセンシオは、緩急を上手く使ったドリブルが特徴的です。スピードを落としたと思ったら、トップギアに切り替えて相手を抜きに掛かります。俊敏性にも優れており、守る方からしたらついていくのがやっとの状態です。
そういったドリブルをするため、ペナルティーエリア内ではファウルを貰いやすい状況を作れます。DFは、一気にトップギアに切り替えられるアセンシオを慌てて追ってしまうからです。
アセンシオのドリブル技術は、サイドでも中央でも脅威です。
ボックスの外からもゴールが狙えるシュートセンス
アセンシオは、今までのスペイン人に珍しいパンチがあるシュート力があり、ボックス外からもゴールを狙えるミドルシュートを持っています。
レアル・マドリードでは、モドリッチやクロースがそういったミドルシュートという選択肢がありましたが、スペイン代表では貴重なオプションです。なぜなら、今までのスペイン代表の中盤は、イニエスタ・シャビ・シルバなどゲームメイカーがメインで中距離からの得点は望み薄だったからです。
アセンシオのミドルは、スペイン代表の攻撃の幅を広げられる1つの武器と言えます。時折レアル・マドリードでもゴラッソを決められる(特にバルセロナ戦)技術があるので、アセンシオのミドルシュートにも注目してみてください。
トップ下で養ったアシスト力
アセンシオはマジョルカ時代、トップ下でプレーしていた経験があります。基本的にトップ下はゲームメイクを担当するポジションです。攻撃のリズムはもちろん、キーパスなどゴールに直結するパス能力、ボールを奪われないキープ力、多彩な能力性が求められます。
マジョルカでは目立った成績はありませんでしたが、エスパニョールへレンタル移籍していた15-16シーズンは、リーグ戦34試合に出場して4ゴール10アシストをマークしています。アシスト2桁台は、パス能力の高さを充分に示しているのではないでしょうか。
アセンシオのアシスト力の高さは、すでに過去のデータで証明されています。将来的には、14-15シーズンリーグ戦13ゴール13アシストを記録したハメス・ロドリゲスのような選手になって欲しいところです。
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マルコ・アセンシオのプロフィール
名前 | マルコ・アセンシオ・ウィリムセン (Marco Asensio Willemsen) |
代表 | スペイン |
生年月日 | 1996年1月21日 |
身長 | 180cm |
体重 | 75kg |
ポジション | MF |
利き足 | 左足 |
移籍の噂
アセンシオは、リバプールのクロップ監督が熱望しているという噂があります。2018年と2019年夏に獲得に動いているニュースが報じられました。恐らくですが、サラーのバックアッパーとして欲しいと考えられます。なぜなら、両者のプレースタイルが似ているからです。
アセンシオは攻撃的な選手でもありますが、守備意識が高い選手です。サラーも守備が免除されているわけではなく、しっかりと前線から守備をこなします。そういった守備意識の共通点があるからこそ、クロップ監督はアセンシオ熱望しているのではないでしょうか。
他には、ユベントスやバイエルンなど欧州のビッグクラブが狙っているという報道があります。
過去のクラブチーム
2013-2014 | マジョルカ |
2014- | レアル・マドリード |
2014-2015 | マジョルカ(レンタル) |
2015-2016 | エスパニョール |
まとめ
レアル・マドリードのスペイン代表MFマルコ・アセンシオについてでした。アセンシオはヴィニシウスくらい期待されている選手の1人です。
出場機会も限られているため、まだまだ覚醒の時はまだ先かもしれませんが、ポテンシャルは秘めているので長い目で成長を見守りたい選手です。ぜひ、アセンシオの動向を気にかけておきましょう。