レアル・マドリードのスペイン代表MFイスコのプレースタイルをまとめました。イスコは、優れたサッカーセンスがあるにも関わらず、レアル・マドリードで定位置を確保できていないですが、スペイン代表では主力という不思議な選手です。
本記事では、イスコの魅力をたっぷりと紹介しています。「名前は知っているけど...どういった選手なの?」と疑問を持っている方にピッタリですので、ぜひ一読してください。
イスコのプレースタイル
ジダンのようなボールコントロール
イスコの特徴は、ボールコントロール力の高さにあります。ジダン監督は「自分に似ている選手」と評価しています。
現に、イスコのドリブルは細かいボールタッチで、足を入れられたとしてもササッと交わすことができます。また、トラップも正確です。強めのボールでも自分の足元に収めることができ、その上、相手のプレスを回避できるところにボールを落とすことができます。
イスコは、巧みなボールコントロールでボールロストが少なく、相手陣営に侵入することができる能力を持っています。
攻撃のリズムを作る
イスコは、ドッシリとボールが来るのを待つのではなく、ボールホルダーがサイドにいようが中央だろうが近くに寄ってボールを受けに行くタイプの選手です。簡単にいえば、「走る10番」という感じでしょうか。
ボールを貰ったイスコは、才能溢れるボールコントロール力を屈指して、ボールを前に運んだり、パスで散らしたり、攻撃のリズムを作っていくことができます。
だからこそイスコは、ショートパスでゲームを作るスペイン代表の戦術にピッタリなのです。いわゆる、ティキ・タカ属性を持っている選手です。
サイドでも中央でもプレーができる
イスコは、インサイドハーフ・サイドハーフ・ウイング・トップ下など前線のポジションならどこでもプレーが可能です。
例えば、17-18シーズンのチャンピオンズリーグ決勝ではトップ下で先発。2018年ロシアW杯では、左サイドハーフと左ウイングで先発出場していました。
攻撃的なポジションであれば、どこでも適性があるユーティリティー性もイスコの強みです。
19-20シーズン
19-20シーズンも、イスコにとって厳しいシーズンになりました。イスコのポジションには、トニ・クロースとルカ・モドリッチがジダン監督のファーストチョイス。
そのため、途中出場の機会が多くラ・リーガでは23試合の出場に留まっています。
高い能力がありながらも充分な出場を確保できていないイスコは、絶えず移籍報道が付き纏っています。2020/8/25時点では、ユベントスが獲得に動いているという報道があったりもします。
しかしながら、イスコはレアル・マドリード愛を強調しているそうです。
レアル・マドリードとしても、ハメスらが放出の第一候補になっていますし、モドリッチもクロースも30歳を超えています。中盤の枚数を考えると、クラブとしてはイスコを留めさせたいかもしれません。今後の動きに注目したいですね。
イスコのプロフィール
名前 | フランシスコ・ロマン・アラルコン・スアレス (Francisco Román Alarcón Suárez) |
代表 | スペイン |
生年月日 | 1992年4月21日 |
身長 | 176cm |
体重 | 74kg |
ポジション | MF |
利き足 | 右 |
イスコの本名は「フランシスコ・ロマン・アラルコン・スアレス」になります。では何故、イスコなのか?その理由は「フランシスコ」の「シスコ」を取って「イスコ」となったそうです。
イスコがブレイクしたのは、11-12シーズンです。クラブ史上初のチャンピオンズリーグ出場権を獲得したマラガの中心選手だったからです。
そして翌シーズンは、ベスト8まで勝ち進む快進撃を演出しました。マラガでの活躍が評価され、2013年6月にレアル・マドリードへと移籍しました。
プライベートでは、2020年8月、女優サラ・サラモさんとの間に第二子を授かったことを公表しました。
過去のクラブチーム
2010-2011 | バレンシア |
2011-2013 | マラガ |
2013- | レアル・マドリード |
まとめ
レアル・マドリードのスペイン代表MFイスコについてでした。イスコは素晴らしい才能があるため、もっともっとチームの中心でプレーする姿が見たい選手です。
レアル・マドリードではなく、他のクラブだったら間違いなくエースクラスの選手です。巧みなボールコントロール力、ゲームメイク、ユーティリティー性、フットボーラーとして優れたセンスを持っています。
まだまだイスコのキャリアは長いので、今後どういったプレーをするのか注目です!