2019年冬、アメリカの至宝と呼ばれているクリスチャン・プリシッチがドルトムントからチェルシーに移籍しました。
19歳という若さでアメリカ代表に選ばれ、19歳の時点で18キャップ・7ゴールと驚異的な数字を出しています。クラブであるドルトムントでも、レギュラーの座を勝ち取り評価を上げていました。
「将来有望な選手がプレミアリーグに来るのだから調べないわけがない!」ということでプリシッチのプレースタイルなど調査しました。
プリシッチのプレースタイル
アザールのような鋭いドリブルでボールを運ぶ
プリシッチの強みは「ドリブル」です。
レアル・マドリードに去ったアザールのような鋭いドリブルが特徴的なので、チェルシーファンの間では「アザールの後継者」と言われています。
同年代のムバッペのようにスピードがあるのも特徴的で、ドリブルスキルと加えた推進力は見応えがあります。
アザールのように洗練されたドリブルではないかもしれませんが、20歳という若さで高い能力を有している最高の逸材といえるでしょう。
19-20シーズンのチェルシーでは、左にプリシッチ 、右にウィリアン、この2人の極悪サイドアタックも見ものですね。
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フィニッシュ精度も高い
ドリブルでチャンスメイクするプリシッチは、自身でボールを運び、フィニッシュまで持ち込むことも可能です。
19-20シーズン、10月26日に行われたバーンリー戦では、初ゴール・初ハットトリック・チェルシー最年少ハットトリックを達成。クラブの記録に名を刻んでいます。
その後も好調が続き、9試合で5ゴールを記録しています。シーズン終了後は、どれくらいの数字になっているか楽しみですね。
プリシッチのプロフィール
名前 | クリスチャン・プリシッチ |
代表 | アメリカ |
生年月日 | 1998年9月18日 |
身長 | 172cm |
体重 | 69kg |
ポジション | MF/WG |
利き足 | 右 |
主なタイトル | アメリカ年間最優秀選手賞 |
祖父がクロアチア出身、1990年代のインドアサッカーのプロ選手であった父のもとにアメリカ合衆国のペンシルバニアで生まれた。そのため、クロアチア国籍も取得している。7歳の時に1年間イングランドで生活し、ブラックリー・タウンFCのユースチームでプレーした。ドイツのボルシア・ドルトムントは早速獲得を打診し、2015年2月、父親とともにドイツへ渡りU-17ボルシア・ドルトムントと契約。
クロアチアにもルーツがあるプリシッチ。トーマス・トゥヘル監督の目に止まり、17歳133日でブンデスリーガデビューを果たしました。
2019年1月、約5,800万ポンドでチェルシーへと移籍(ただし、18-19シーズンはローン移籍としドルトムントに残留)
過去のクラブチーム
2016-2019 | ボルシア・ドルトムント |
2019- | チェルシー |
2019- | ドルトムント(レンタル) |
まとめ
プリシッチは、ムバッペのように将来有望な選手です。アザールのようにフィニッシュ精度も上がればとんでもないプレイヤーになれるでしょう。
チェルシーというビッグクラブは、競争が激しいけど頑張ってほしい選手です。
また、ブレイクした19-20シーズン終了後のデータが非常に気になる選手とも言えるでしょう。