バレンシアからチェルシー移籍した2年目の12-13シーズン、リーグアシスト王を獲得したマタ。
類まれなパス能力の高さに加えて、相手スペースに入り込むポジショニングの良さで、攻撃に違いを作れる選手です。
本記事では、マタは知っているけれど具体的にどういった選手なのか分からない。という方に向けて、マタのプロフィールやプレースタイルなどをまとめています。
フアン・マタのプレースタイル
パス精度の高くゲームメイクができる
チェルシー時代にアシスト王を取るほどですから、パス能力の高さは一級品です。
チェルシー時代の12-13のデータをみると、アシスト王と同時に大きなチャンスを作った回数が14回(内アシスト:12回)で攻撃に違いを作っています。
マンUでも同様に、中央やサイドからチャンスメイクを行い、ゴールに直結する仕事をしています。
相手スペースに入り込むポジショニングの良さ
アシストが出来るということは、的確なポジショニングを行い、効果的なパスを出せる位置にいるというのが大前提です。その後に、視野の広さやパスセンスが問われます。
マタはトッテナムのエリクセンのように、ポジショニングが非常に上手い選手です。相手のスペースを突く動きをしているので、相手守備陣にとっては脅威となるでしょう。
マタはオフザボールの動きにも注目したいですね。
時には2列目から飛び出しゴールを奪える
神出鬼没のように、2列目から飛び出してゴールを奪いに行く姿勢もみられます。パスも出せる、ゲームも作れる、ゴールも奪える、攻撃的な選手に必要な事が備えられています。
ちなみに、12-13シーズンは12ゴールを記録した実績もあります。
フアン・マタのプロフィール
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— Juan Mata García (@juanmata8) 2018年10月6日
名前 | フアン・マタ |
代表 | スペイン |
生年月日 | 1988年4月28日 |
身長 | 170cm |
体重 | 63kg |
ポジション | MF |
利き足 | 左 |
主なタイトル | CL優勝(チェルシー)、W杯優勝(2010年) |
マタは元々、レアル・マドリードの下部組織出身。しかし、2007年に契約延長交渉が決裂し、同年からバレンシアへと移籍。
バレンシアで才能を開花させ、2011年からチェルシーでプレーをし、アシスト王獲得などプレミアに対応する事ができました。
とはいえ、チェルシー時代はモウリーニョが就任したことで、出場機会が激減。出場機会を求め、今のマンUへと移籍。
今では、モウリーニョと一緒に仕事をしていますが、就任した時は「マタがどうなるんだ?」と心配する声もありました。
過去のクラブチーム
2006-2007 | レアル・マドリードB |
2007-2011 | バレンシア |
2011-2014 | チェルシー |
2014- | マンチェスターU |
まとめ
マタのプロフィールやプレースタイルなどを説明しました。マタはボールを持っている時も、持っていない時も観たくなる選手の1人です。
何やら2019年夏にはマンUを離れるのでは?と、ニュースがありますが…それも含め、どうなるか楽しみな選手です。
そしてマタは、個人的にトップ下で輝く選手だと思っています。ルカクへのラストパス、ポグバと前線選手をつなぐリンクマンとしての働き、色々な事が出来る選手です。
マタがトップ下で出場している試合は、逐一チェックしたいですね!