マンチェスター・UのイングランドU21代表DFアーロン・ワンビサカのプレースタイルをまとめました。ワンビサカは、2019年夏にクリスタルパレスから5500万ユーロでマンチェスター・Uに加入。
本記事では、ワンビサカの凄さや特徴を紹介しています。同選手について調べている方は、ぜひ参考にしてください。
アーロン・ワンビサカのプレースタイル
守備に定評があるワンビサカ
ワンビサカは果敢なオーバーラップとスピードで攻撃的サイドバックと言われていることがありますが、どちらかというと守備の方が優れている選手です。
18-19シーズンは、インターセプト数84回のリーグ2位、タックル数129回は3位というデータがあります。
加えるなら、ワンビサカの昨季クロス本数は56本、同じく右サイドバックのリバプールのアーノルドは201本。チーム戦術のちがいど言えど、約4倍の差があります。(参考:https://www.sofascore.com/)
このようにワンビサカは、攻撃よりも守備のデータの方が目立つ選手と言えるでしょう。18-19シーズンのマンチェスター・Uは守備に大きな問題があったため、ワンビサカの獲得は弱点に合う補強だったと言えるでしょう。
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身体能力を生かしたタックル
ワンビサカの守備において、もっとも重要なのが足の長さを生かしたタックルです。リーチが長くスピードもあるため、相手選手のドリブル突破を許しません。
その自慢のタックルはデータにも現れています。ワンビサカのタックル数は2.6回(勝率69.8%)を記録しています。これまた同じくリバプールのアーノルドは、1.3回(勝率63.9%)です。タックルに関しては、ワンビサカに軍配が上がります。
ちなみに、空中戦はワンビサカがアーノルドを圧倒しています。アーノルドの空中戦勝率は28.1%であり、ワンビサカは58.9%と大きな差があります。
やはり、ワンビサカは攻撃よりも守備のデータが目立ちます。
データ参考 https://www.sofascore.com/
クロスやパス精度が向上すればワールドクラス
身体能力を生かした守備は、ワンビサカの醍醐味です。しかし問題は、クロスやパス精度です。攻撃的サイドバックと言われているのに、18-19シーズンのアシスト数は3に留まっています。チーム戦術にもよりますが、現代のサイドバックだと心とも無い数字です。
もっと攻撃スキルを磨き、クロス精度が向上すれば、マンUの新たな攻撃オプションに組み込まれると思います。
アーロン・ワンビサカのプロフィール
名前 | アーロン・ワンビサカ (Aaron Wan-Bissaka) |
代表 | イングランド |
生年月日 | 1997年11月26日 |
身長 | 183cm |
体重 | 72kg |
ポジション | DF |
利き足 | 右 |
代表
イングランドとコンゴ共和国にルーツを持つワンビサカは、U-20でコンゴ代表としてプレーをした経験があります。しかし、2018年からイングランド代表を選択しています。
イングランド代表には、才能豊かな右サイドバックが多くいます。
イングランドの右サイドバック
- トレント・アレクサンダー=アーノルド
- カイル・ウォーカー
- キーラン・トリッピアー
ここにワンビサカも加わりますので、イングランド代表の右サイドバックは群雄割拠になっています。ワンビサカが割って入れるかどうか注目です。
過去のクラブチーム
2016-2019 | クリスタルパレス |
2019- | マンチェスター・U |
まとめ
マンチェスター・UのU-21イングランド代表DFアーロン・ワンビサカについてでした。守備に関しては、アーノルドとトリッピアーよりセンスがあると見ています。これからマンチェスター・Uで、どのような働きをするのか注視したいですね。
また、イングランド代表の右サイドバック争いも目が離せません。いろいろな目線で楽しめるのが、ワンビサカの面白いところです。
最後に、ワンビサカも非常に優れた若手選手です。もっと海外サッカーの若手選手を知りたい方は「刮目せよ!海外サッカー注目若手選手を11名ピックアップ」こちらの記事も合わせて読んでみてください。世界で注目されている若手選手を知れます。