マンUの主力となったリンガード。豊富なスタミナを生かしピッチを駆け巡るタイプの選手で、攻撃から守備まで献身的な働きをみせています。
イングランド代表にも選ばれ背番号は「7番」、あのベッカムが付けていた番号です。
リンガードはクラブ・代表でも活躍していますが、日本ではなかなか報じられない選手。チーム貢献度が素晴らしい選手ですので、この機会に覚えておきましょう!
リンガードのプレースタイル
攻守に貢献する運動量
攻守において献身的な動きをするのがリンガードです。
わかりやすいイメージであれば、バルセロナやインテルで活躍したエトーのようなタイプ。エトーも前線からプレッシングをかける前線選手でしたね。
豊富な運動量を生かし、ピッチをかけ走るリンガードは黒子役的な働きもします。
サイド・トップ下でもプレーができる
リンガードはサイドでもトップ下でもプレーができます。試合をみると、状況に応じてサイドと中央を行き来しています。
ラッシュフォードやマルシャルのようなゴールゲッターではなく、ゴールを演出する動きなど前線を活性化する汗かき役です。
また、スペースを見つけるのが非常に上手く、守備から攻撃へ繋げるリンクマンとして働くこともあります。
とても器用な選手で様々なタスクが与えられているから、リンガードだけを観ていても面白いですね。
チームの黒子役
リンガードは、前線にボールを運ぶ、守備に走る、バイタルエリアにも顔を出す、攻守において献身的ですから、チームの黒子役。
ゴールやスルーパスなど興奮するような活躍はありませんが、チーム貢献度といったら随一だと思います。だから、代表にも選ばれるし、マンUのレギュラーを掴めると思います。
19-20シーズン
自身も今シーズンは不調だったと語っているリンガード。不調の原因は監督の交代でしょう。
元々走り回るのが得意ですから、ボールを保持する相手には有効でした。しかし、スールシャールに変わりボールを保持する側になってしまったことでプレースタイルを崩してしまった印象があります。
ただ、リンガードのような選手はチームに必要です。スタミナが豊富で献身性が高い選手はプラスです。スールシャールのサッカーに適応することができれば、いつものリンガードの戻るはずですので来季も引き続き注視したいプレイヤーですね。
リンガードのプロフィール
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— Jesse Lingard (@JesseLingard) 2018年9月27日
名前 | ジェシー・リンガード |
代表 | イングランド |
生年月日 | 1992年12月15日 |
身長 | 175cm |
体重 | 58kg |
ポジション | MF |
利き足 | 右 |
主なタイトル | EL優勝(16-17) |
今となっては、マンチェスターUのスターティングメンバーですが、それまではレンタル移籍を繰り替えるなど転々としていました。
レスターやバーミンガムなど着実に力を付け、マンUレギュラーを獲得した苦労人でもあります。そういった経緯があるからこそ、献身的なプレースタイルが培われたかもしれませんね。
ただ、女癖は悪いそうです。2018年3月には「浮気報道」が流れました…プレーは尽くすタイプなのに、女性には尽かさないカッコいい野郎です。
過去のクラブチーム
2011- | マンチェスターU |
※2012-2013はレスターへレンタル
※2013-2014はバーミンガムへレンタル
※2014はブライトンへレンタル
※2015はダービー・カウンティへレンタル
まとめ
リンガードは試合中、いたるところにいます。ボールを保持していなくても、画面に映ったりする選手です(笑)
だから、ボールを持っていない状態の動きも楽しめる数少ないプレイヤーです。現代サッカーは、ボールを持っていない選手の動きが非常に重要視されています。
リンガードもその1人ですので、もしマンUの試合を視聴する時は注目してみましょう!