ボーンマスのウェールズ代表MFデイヴィッド・ブルックスのプレースタイルなどをまとめました。若干、21歳ながらもボーンマスの攻撃陣を牽引する選手です。
18-19シーズン第24節のチェルシー戦では、1ゴールあげるなど存在感を示しました。では、ブルックスがどういった選手なのか見ていきましょう。
ブルックスのプレースタイル
ブルックスは攻撃的MFであり、トップ下や右サイドでプレーする機会が多いです。
エジルのような司令塔タイプ
ブルックスのスタイルは、アーセナルのエジルに似ていると思います。まだまだ荒削りですが、前線の選手に絶妙なパスやスルーパスを供給しています。エジルのように奇想天外なパスを出すこともしばしば。
球離れも非常によく、積極的にスペースへパスをする傾向があります。
現代サッカーはインテンシティを求める傾向が強く、司令塔と呼ばれる選手は少なくなりましたが、ブルックスは数少ないそのタイプといえるでしょう。
ボールに絡もうとする積極性
ブルックスは、ボールに絡もうと積極的にボールホルダーの方へ近寄ります。存在感を示す上では、素晴らしい姿勢ですね。
ボールホルダーからボールを受け、パスを出したり、ドリブル突破をはかりシュートへ持ち込むシーンも多々あります。
チャンスを作り出そうとする姿勢は、ブルックスの大きな特徴だと言えるでしょう。
ギグスも絶賛した細かいボールタッチ
ブルックスは、マンUのレジェンドであるライアン・ギグスに絶賛された逸材です。
ギグスのようなスピードはありませんが、細かく優しいボールタッチは、イニエスタやマンCのシルバに似たようなものがあります。
ボールタッチも良く、パスもできる。将来が楽しみで仕方がない選手ですね。
ブルックスの弱点・課題
正確性ですね。まだまだパスミスが多く、味方選手とのイメージ共有ができていない印象があります。
将来的には、シルバやイニエスタのような選手になって欲しいため、もっと経験とトレーニングが必要だと思います。
また、体が小さい。プレミアリーグはタイトであるため、当たりに負けない体作りが必要でしょう。
ブルックスのプロフィール
名前 | ディヴィッド・ブルックス |
代表 | ウェールズ |
生年月日 | 1997年7月8日 |
身長 | 173cm |
体重 | 62kg |
ポジション | MF |
利き足 | 左 |
マンチェスターCのアカデミー出身。FCハリファクス・タウンでプロキャリアをスタートさせました。
2017年にはU-20イングランド代表として、トゥーロン国際大会に出場を果たし見事MVPを獲得しました。
しかし、母親がウェールズ出身のため、現在はウェールズ代表としてプレーしています。
過去のクラブチーム
2015-2018 | シェフィールド・ユナイテッドFC |
2015 | FCハリファクス・タウン(レンタル) |
2018- | ボーンマス |
まとめ
影ながら追っている選手ですので、今後のキャリアが非常に楽しみです。
何やらマンチェスターUが獲得に向けて動いているとニュースがありましたが、どうなんでしょうか…。同胞であるギグスが所属したクラブですから、ブルックスも興味があると思います。
また、マンチェスターCのアカデミーという点も気になります。ベルナルド・シウバやデ・ブライネがいるため、出場機会は限られるでしょうが、グアルディオラの指導を受けて大成して欲しい気持ちもあります。
ともあれ、今後のブルックスからは目が離せないです!