アーセナルのドイツ代表ベルント・レノのプレースタイルをまとめました。レノは2018年6月にアーセナルとやってきました。プレミアリーグ初となる18-19シーズンの序盤は、出場機会に恵まれませんでした。
しかし、着実に結果を残していきシーズン中盤以降はポジションを獲得しています。恐らく、長くアーセナルでプレーをする守護神だと思いますので、しっかりと本ページでレノを知りましょう。
ベルント・レノのプレースタイル
アグレッシブで攻撃的GK
レノは、果敢な飛び出しやセービングから送球が早いなど、とてもアグレッシブなゴールキーパーです。長年ドイツ代表の正ゴールキーパーを務めたノイヤーやシティのエデルソンのような攻撃的な部分があります。
例えば、フリーで相手選手がゴールに迫ったときには、すぐさま詰めます。飛び出しは非常にリスクがあるプレーですが、レノは絶妙なタイミングで相手にプレッシャーをかけます。
18-19シーズンはとても安定したプレーを披露していました。これから判断力が向上するはずですので、今後も期待したいアーセナル待望の正守護神です。
高い足元の技術でビルドアップに貢献
レノは、足元の技術も優れています。バルセロナのテア・シュテーゲンやシティのエデルソンに比べると見劣りしますが、ビルドアップに充分な能力が備わっています。
時にはコシールニーやソクラテスなどセンターバック陣とボールを回したり、スペースがあれば中盤のトレイやジャカなどにパスを出します。このビルドアップに関しても、アグレッシブさがあり勇敢さを感じられます。まだまだ荒削りな部分もありますが、アーセナルのビルドアップに大きく貢献しています。
チェフにはなかった足元の技術なので、ビルドアップに関しても成長を期待したいですね。
ベルント・レノのプロフィール
名前 | ベルント・レノ (Bernd Leno) |
代表 | ドイツ |
生年月日 | 1992年3月4日 |
身長 | 190cm |
体重 | 79kg |
ポジション | GK |
利き足 | 右 |
レノのサッカーキャリアは、シュトゥットガルトのユースからスタートをしました。その後トップチームに昇格を果たし、レバークーゼンを経て2018年6月に移籍金2,500万ユーロでアーセナルへ加入しています。
アーセナル加入当初はチェフからポジションを奪えなかった
レノは、加入早々から期待されていたGKでした。当然開幕もレノを予想しているファンが多かったですが、エメリはチェフをチョイスし続けました。その理由が、ミスが目立つからです。
迎えた王者マンチェスター・シティとの開幕戦。セルヒオ・アグエロとの一対一を見事にストップする場面もあったが、それ以上にミスで目立つことになってしまった。もう少しでオウンゴールになりかねないパスミスで、SNS上で各方面から嘲笑され、レノの古巣レバークーゼンからもネタにされた。
引用:アーセナルに燻るGK問題…レノの扱いに見え隠れする新生ガナーズの混乱 | Goal.com
上記のニュースでもあるように、安定性に欠ける部分が散見されていたのです。ゴールキーパーは安定性がもっとも大切なことです。安定がないとファンは不安になります。だからエメリは、パフォーマンスが安定しているチェフを使い続けたと思われます。
しかし、コンスタントに出場し始めてからはミスが減少し、今ではとても信頼できるゴールキーパーとして認められつつあります。
過去のクラブチーム
2009-2011 | シュトゥットガルト |
2012-2018 | レバークーゼン |
2018- | アーセナル |
まとめ
レノはアーセナルにとって重要な選手です。アーセナルは長年、信頼できるゴールキーパーがいませんでした。シュチェスニーなど素晴らしいGKもいましたが、どこかに不安が残っていました。
しかし、レノの加入でゴールマウスに対する不安や心配は消えつつあります。
プレミアリーグのTOP6は、どのチームもGKが素晴らしいです。例えば、シティのエデルソン、リバプールのアリソン、トッテナムのロリス。レノも上位陣のGKに肩を並べられるほどの活躍を期待したいです。