パリSGのアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアのプレースタイルをまとめました。結論から言いますが、ディ・マリアは間違いなく天才の部類に入るサッカープレイヤーです。トリッキーなドリブルで相手を簡単に交わせる技術を持っています。メッシのドリブルスキルも凄いですが、ディ・マリアも負けず劣らずです。
それでは、より詳しくディ・マリアについて説明していきます。本記事を読めば、ディ・マリアがどのような選手なのかが分かります。
ディ・マリアのプレースタイル
スピード&変態すぎるボールタッチのドリブル
ディ・マリアの凄さは、スピードと変態と思ってしまうほどの柔らかいボールタッチです。スピードで強引に抜き去ることもできますが、そのボールタッチ力でトリッキーに抜き去ることもできる選手です。
イメージ的には、ロナウジーニョやジョー・コールのようなドリブルに近いかもしれません。両者とも天才と呼ばれている選手ですが、ディ・マリアも両者に匹敵するドリブルスキルがありますね。
もっともディ・マリアがボールを持った時に怖いのがカウンターの時です。スピードもテクニックもある選手ですので、ひとたびボールホルダーになった時は一気にゴール前へ駆け走ります。
強烈なミドルシュートを持っている
ディ・マリアの見た目はヒョロヒョロしていて、強烈なシュートを打つタイプの選手には見えないと思います。どちらかと言うと、ベルカンプのようなテクニック系のシュートが多いかな?という印象を持つのではないでしょうか。
でも、ディ・マリアは強烈なミドルシュートを打つことができる選手です。例えば、2018年ロシアW杯のフランス戦。同点弾となる値千金のミドルシュートを決めました。
センセーショナルなビューティフルミドルですので、YouTubeで「ディ・マリア ミドル」と調べてみてください。
攻撃的ポジションならどこでもできるユーティリティ性
ディ・マリアの本職はウィングですが、攻撃的ポジションならどこでもプレー可能です。例えば、レアル・マドリードではインサイドハーフでプレーしていましたし、パリSGではトップ下でもプレーしていることもあります。
ポジションチェンジが盛んに行われる現代サッカーでは、複数のポジションを適正にできるのはチームにとって大きな強みです。リバプールのミルナー、アトレティコのトーマス・パーティなどユーティリティプレイヤーが重宝されています。
ディ・マリアは攻撃的なポジションを複数こなせるため、食いっぱぐれのない選手といえます。
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ディ・マリアのプロフィール
名前 | アンヘル・ディ・マリア (Ángel Di María) |
代表 | アルゼンチン |
生年月日 | 1988年2月14日 |
身長 | 180cm |
体重 | 75kg |
ポジション | MF |
利き足 | 左 |
レアル・マドリード、マンチェスター・U、パリSGとビッグクラブを渡り歩いてきたディ・マリア。しかし、順風満帆なことだけではありませんでした。
レアルを退団する時は「顔が悪いから、出された」なんて言われました。また、当時のプレミアリーグ記録となる5970万ポンド(当時約101億円)で加入したマンUでは、ファン・ハールと合わず1年で退団。最悪の補強と言われました。
散々なディ・マリアでしたが、パリSGでは本来の輝きを取り戻し、チームに大きく貢献しています。
ハートを作るゴールパフォーマンスの意味
ディ・マリアのゴールパフォーマンスは、手でハートマークを作ることです。この意味は、奥様と子どもに向けていると言われています。
その理由が、出産の際に奥様と子どもに大きな困難があったからです。妊娠合併症の影響で、予定よりも3ヶ月早い出産を余儀なくされました。未熟児として産まれたが、治療が成功し、今では元気で健やかに成長しているそうです。
その感謝を込めてハートマークを作っているかもしれません。
過去のクラブチーム
2005-2007 | ロサリオ・セントラル |
2007-2010 | ベンフィカ |
2010-2014 | レアル・マドリード |
2014-2015 | マンチェスター・ユナイテッド |
2015- | パリSG |
まとめ
パリSGのアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアについてでした。ディ・マリアは、ドリブル・ゲームメイク力・サッカーセンス、どれも抜群のものを兼ね備えている天才肌のプレイヤーです。
すでに30歳を超えているため、トップクラブでプレーする機会はあと少しだと思います。今のうちに、ディ・マリアをいっぱい堪能しておきましょう!