パリSGのドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーのプレースタイルをまとめました。
主にウイングでプレーしていたドラクスラーですが、パリSGではネイマール・カバーニ・ムバッペの壁に阻まれ出場機会に恵まれていませんでした。
しかし、トーマス・トゥヘルが監督になってから環境が一変。8番(セントラルMF)や6番(アンカー)の位置でプレーするようになり、新たな道を模索しています。
本記事では、ドラクスラーの凄さや特徴を紹介しています。同選手について調べている方は、ご参考ください。
ユリアン・ドラクスラーのプレースタイル
決定的な仕事ができる
ドラクスラーは、ゴールに結びつけるプレーができる選手です。シュートはもちろん、スルーパスやクロスなどのパス精度が高く、ゴールを演出することができます。
18-19シーズンは3ゴール7アシストと上々の数字も残しています。パリSGでは、カバーニやムバッペの2列目に位置してチャンスを演出しています。
ドリブル
パリSGでは中央でプレーする機会ありますが、もともとはウイングなどサイドの選手でした。柔らかいボールタッチと緩急をつけたドリブルで相手守備に侵入していく技巧派長身ドリブラーです。
身長が187cmもあるため、トッテナムのシソコのような迫力あるドリブルが魅力的です。
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イメージはデ・ブライネ
ドラクスラーに近いイメージは、マンチェスター・シティのデ・ブライネです。ヴォルフスブルクでは、デ・ブライネの後継者として加入した経緯があります。ポジションやプレースタイルが非常に似ています。
ただ、デ・ブライネのような高速クロスや視野の広さはないため、まだまだデ・ブライネには程遠いです。
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ユリアン・ドラクスラーのプロフィール
名前 | ユリアン・ドラクスラー (Julian Draxler) |
代表 | ドイツ |
生年月日 | 1993年9月20日 |
身長 | 187cm |
体重 | 72kg |
ポジション | MF |
利き足 | 右 |
ヴォルフスブルクではサポーターからブーイングを浴びる
パリSGに移籍する前、ドラクスラーはヴォルフスブルクファンからブーイングを浴びました。なぜなら、当時クラブ最高額の3600万ユーロで加入して結果を残せなかったからです。クラブとの関係も悪くなり、バイエルン戦では主力なのにベンチ外になったこともあります。
また、ドイツ代表では躍動しているのに、クラブでは活躍しない!とかも言われていたそうです。そして、在籍1年半でパリSGへ移籍しました。
代表
各年代のドイツ代表でプレーし、A代表デビューは2012年5月から。2014年ブラジルW杯優勝メンバーであり、2017年にロシアで開催されたコンフェデレーションズカップではキャプテンを務め、優勝に貢献しています。
過去のクラブチーム
2010-2015 | シャルケ |
2015-2017 | ヴォルフスブルク |
2017- | パリSG |
メモ
シャルケ時代は、内田篤人と同じチームメイトでした。「内田篤人とドラクスラーの仲の良さがわかる【Uchi und Draxler 】 - YouTube」こちらの動画では仲の良さが伺えます。
まとめ
パリSGのドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーについてでした。ドラクスラーはずっと注目されている選手ですが、もう一歩足らない印象があります。もう一皮向ければ、今よりもっと凄い選手になるのは間違いないでしょう。
パリSGはビッククラブですのでプレーしたい気持ちは分かりますが、もっと必要とされるクラブに移って充分なプレー時間を得られることができれば、ワールドクラスと呼ばれるのも夢じゃない!かなって思います(笑)
最後に、ドラクスラーの所属するパリSGの選手をもっと詳しく知りたい方は「PSGの選手一覧」も読んでみてください。