パリSGのブラジル代表DFマルキーニョスのプレースタイルをまとめました。
マルキーニョスは、パリSGで重要な選手です。センターバックを本職としながらもアンカー・ボランチでプレーができ、右サイドバックでのプレー経験もあります。マルチな能力が備わっているため、重宝されています。
本記事では、マルキーニョスの凄さや特徴を紹介しています。同選手について調べている方は、ぜひ参考にしてください。
マルキーニョスのプレースタイル
高い足元の技術とスピードがあるモダンCB
マルキーニョスは、現代的なセンターバックです。足元の技術が優れているため、ハイプレスを仕掛けてくる相手をスルッと回避するテクニックがあります。
また、現代のセンターバックにはスピードが求められることが多いです。例えば、ファン・ダイクはそのスピードを生かして、世界最高のDFとまで呼ばれ、2019年UEFA年間最優秀選手賞を獲得しています。
もちろん、スピードがもっとも重要ではないですが、スピードはディフェンダーにおいて重大なファクターなのは間違いありません。マルキーニョスもスペースをカバーリングできる走力があり、相手に走り負ける事が少ないです。
マルキーニョスは、テクニックとアジリティー豊かなアタッカーに対応できるスピードがもっとも特徴的な選手だと思います。
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アンカーやボランチでもプレー可能
1vs1の強さはもちろん正確なパスとスピードがあるマルキーニョスは、アンカーとして新境地を開きつつあります。
トーマス・トゥヘルがマルキーニョスを見出し、課題だった6番の位置でプレーさせたことがきっかけでした。印象的だったのは、18-19シーズンのチャンピオンズリーグ1回戦マンチェスター・U戦。敵地でのパフォーマンスはセンセーショナルでした。
「ここまでマルキーニョスができると思わなかったわ!すげー!」
と、この感情に尽きるほどパーフェクトな内容でした。調子が良かったポグバを封殺し、ポゼッションを高めてチームにバランスをもたらしました。この1戦はマルキーニョスのポテンシャルの高さを証明していましたね。
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マルキーニョスのプロフィール
名前 | マルキーニョス (Marquinhos) |
代表 | ブラジル |
生年月日 | 1994年5月14日 |
身長 | 183cm |
体重 | 75kg |
ポジション | DF |
利き足 | 右 |
代表
各年代で招集されており、2011年の南米ユース選手権ではキャプテンを任されていたこともあります。また、リオデジャネイロ五輪では金メダルに大きく貢献しています。
2013年からブラジルA代表に招集され、2018年ロシアW杯にも出場し、2019年コパ・アメリカでは優勝に導いた1人でした。
過去にバルセロナ移籍を希望していた?
今でこそパリSGでは、順風満帆な生活を送っているマルキーニョスですが、過去にはこんな大胆な発言もありました。
僕の願いはバルセロナでプレーすることだ。パリ・サンジェルマンのためではない。バルセロナのために戦いたいんだ。パリ・サンジェルマンよりも優れており、偉大なチームだ。次のシーズン、そこでプレーすることが僕の夢なんだ
引用:PSGのマルキーニョス、バルセロナでプレーしたいという希望を明かす
バルセロナ移籍はポジション的な観点で難しいかもしれませんが、もしオファーが来たらマルキーニョスの心は揺れ動くかもしれないですね...。
過去のクラブチーム
2011-2012 | コリンチャンス |
2012-2013 | ローマ |
2013- | パリSG |
まとめ
パリSGのブラジル代表DFマルキーニョスについてでした。センターバックとしてもアンカーとしてもプレーができるため、個人的にフェルナンジーニョ2世だと思っています(笑)
マルキーニョスはフェルナンジーニョ同様、チームに大きなプラスになるのは間違いないでしょう。なぜなら、後ろのポジションならどこでもプレーができるため汎用性が高いからです。アンカーにもセンターバックにも右サイドバックでもOKです。
今後のステップアップが非常に楽しみな選手ですね。
さいごに、マルキーニョスもリストアップしていますが「【サッカー】世界最高のセンターバックは誰だ?注目すべき11人」というユニークな記事を用意しています。センターバックに興味がある方は読んでみてください。