ユベントスのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチのプレースタイルをまとめました。ピャニッチは「ピアニッチ」とも表記されることもありますが、ここでは「ピャニッチ」に統一しています。
本記事では、ピャニッチの凄さや特徴を紹介しています。同選手について調べている方は、ぜひ参考にしてください。
ピャニッチのプレースタイル
フリーキック
ピャニッチの代名詞はフリーキックです。ユベントスにはロナウドなどフリーキックの名手がいますが、ファーストチョイスはピャニッチです。縦に落ちるボールを強く速く蹴ることが出来るため、ゴールから近い距離でも壁を超えてスッと落としてきます。
ローマ時代の古いデータになりますが、13-14シーズンは直接FK38本中7得点。この数字は欧州主要5大リーグでトップの数字でした。ピャニッチのフリーキック精度の高さは、数字でも表れています。
ピルロのようなゲームコントロール
ピャニッチのメインポジションは、アンカーまたは2ボランチの一角になります。ゲームコントロール力が問われますが、ピャニッチはピルロのようなセンスを持ち合わせています。常に冷静であり、時には素晴らしいひらめきでチームを動かしていきます。
リズムが悪くなったとしても、ピャニッチは良いリズムに戻す修正力があります。スラムダンクで例えるなら、山王工業の深津一成。ピャニッチはあまり目立たないけれど、チームには必要不可欠な男です。
正確無比のパス
ゲームコントロールを可能にしているのは、精度抜群のパス技術があるからです。
ショートパスはもちろんですが、ダイナミックなロングパス精度も抜群です。優れた頭脳に加えて基本的なパス技術があるからこそ、ピャニッチはユベントスでも唯一無二の存在です。
ユベントスの中盤にはラビオやベンタンクールなど豊富なタレントが揃っているし、前線にはクリスティアーノ・ロナウドやディバラが控えています。これらの選手たちに、正確なパスを送れるピャニッチのプレーは見逃せません。
ピャニッチのプロフィール
名前 | ミラレム・ピャニッチ (Miralem Pjanić) |
代表 | ボスニア・ヘルツェゴビナ |
生年月日 | 1990年4月2日 |
身長 | 180cm |
体重 | 74kg |
ポジション | MF |
利き足 | 右 |
代表
U-19まではルクセンブルク代表としてプレーしていたが、U-21からボスニアヘルツェゴビナでプレーしています。エディン・ジェコらとともに、2014年ブラジルW杯にも出場しています。
過去のクラブチーム
2007-2008 | FCメス |
2008-2011 | リヨン |
2011-2016 | ローマ |
2016- | ユベントス |
まとめ
ユベントスのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチについてでした。ピャニッチはユベントスで、ロナウドとディバラに次いで3番目のサラリーを受け取っています。
フロントから信頼されている選手の1人です。これからキャリアピークに差し掛かってくると思いますので、今後の活躍から目が離せません。
さいごに、ピャニッチのようなワールドクラスのアンカーをもっと知りたい方は「【サッカー】海外の注目すべき現役アンカー11人」こちらの記事も読んでみてください。素晴らしい世界のアンカーを紹介しています。