ユベントスのスウェーデン代表デヤン・クルゼフスキのプレースタイルや経歴などをまとめました。
クルゼフスキは、次世代のスター選手として注目されている選手です。ウイングからトップ下まで幅広いエリアでプレー可能であり、ファンタジスタ気質があるのが特徴的です。
ブレイク候補ですので、ぜひ本記事でクルゼフスキについて知ってください。
デヤン・クルゼフスキのプレースタイル
得点もアシストも記録できる万能さ
デヤン・クルゼフスキは、主に右ウイングやトップ下でプレーしています。ゴールもあげられる能力があり、アシストにも期待できる万能プレイヤーです。
19-20シーズンのパルマでは、リーグ戦36試合に出場して10ゴール8アシストをマークしています。
左足から正確に放たれるシュート能力の高さが伺えます。また、同シーズンは78ものチャンスを作り出しています。
ユベントスの右サイドには、ベルナルデスキやD・コスタがいます。しかしながら、両者ともなかなか結果がついてきていません。ベルナルデスキは29試合で1ゴール1アシスト、D・コスタは23試合で1ゴール4アシスト。
どちらともクルゼフスキに及んでおらず、ユベントスとしては待望の右サイド選手と言えるかもしれません。
フィジカルとテクニックを生かしたドリブルテクニック
クルゼフスキの特徴の1つとして、ドリブル能力があげられます。186cmというサイドの選手としては大きな体でありながらも、細かなボールタッチで相手を抜き去ります。
数字上でも現れており、19-20シーズンのドリブル成功率は58%を記録しています。この数字は、バイエルンの右サイドを主戦場とするニャブリ(57%)に匹敵します。
それぞれ求められる役割が違うかもしれませんが、重要な数字なのは間違いないでしょう。
デヤン・クルゼフスキのプロフィール
名前 | デヤン・クルゼフスキ (Dejan Kulusevski) |
代表 | スウェーデン |
生年月日 | 2000年4月25日 |
身長 | 186cm |
体重 | 75kg |
ポジション | FW/MF |
利き足 | 左 |
クルゼフスキは、マケドニア人の両親を持ちストックホルムで生まれました。そのため、マケドニアとスウェーデンにルーツを持ちます。
ただ、代表については各ユース世代をスウェーデン代表でプレーしており、これからも同国でプレーすると思われます。
2016年にアタランタのユースに加入し、2018年トップチームデビューを果たします。そして、2019年にはパルマへレンタル移籍で主要選手として活躍。その活躍が評価され、2020年にユベントスへ引き抜かれます。
ユベントスは、国際経験もなく実績があまり無い選手を獲得しない傾向が強いですが、クルゼフスキは将来性を見越して獲得したと言われています。
スウェーデン代表というのが楽しみ
クルゼフスキは生粋のスウェーデン人ではないですが、スウェーデンにルーツを持つ選手として非常に楽しみにしています。理由は、スウェーデンのアタッカーは大成しがちだからです。
強烈なインパクトを残したイブラヒモビッチもそうですが、イブラヒモビッチが現れる前まではヘンリク・ラーションがいました。
ラーションは、中村俊輔選手も所属したセルティックで221試合出場174ゴールをあげたレジェンドであり、バルセロナでもプレー経験がある選手です。
つまり、スウェーデンという国には、一時代に優れたプレイヤーが必ず現れています。新たな同国の英雄として、前者2名の肩に並べられる選手になってほしいです。
ちなみに、海外では国籍で獲得するしないがあります。
例えば、バイエルンでブレイクしたアルフォンス・デイビスです。バルセロナに移籍する可能性がありましたが、当時のバルトメウ会長が「カナダ人」という理由で獲得を見送りました。
もしかしたら、ユベントスもスウェーデン人だからこそ獲得したかもしれません(完全に憶測です!)
過去のクラブチーム
2018-2020 | アタランタBC |
2019-2020 | パルマ(レンタル) |
2020- | ユベントス |