ナポリのイタリア代表ロレンツォ・インシーニェのプレースタイルをまとめました。インシーニェは、ナポリの下部組織出身でクラブの中心選手として活躍しています。本記事では、インシーニェの凄さや特徴を紹介しています。同選手について調べている方は、ぜひ参考にしてください。
インシーニェのプレースタイル
左サイドから攻撃の起点になる
インシーニュの大きな特徴は、左サイドからのアタックです。カットインしてシュートに持ち込めるドリブル技術もあるし、縦へ突破してチャンスを広げるプレーもできます。近年では、ナポリの攻撃の中心には必ずインシーニェがいます。
そのため、結果や低調なパフォーマンスが続いてしまうと、ファンからブーイングや批判に晒されることがあります。セリエAでは、ローマのデ・ロッシやトッティなど生え抜き選手はファンから愛されることが多いですが、ナポリのインシーニェには厳しいです。
インシーニェは批判に対して苦言を残しています。
「僕は常に批判されている。論争をするつもりはないが、ゴールを決められなかったり、パフォーマンスが芳しくなかったりすると、常に僕ばかりがターゲットにされている。このようなことは僕も少々つらいが、成長できるようにトレーニングに打ち込んでいきたい」
引用:ナポリFWインシーニェ、2カ月ぶりの得点も「常に僕ばかりが批判されている」 | Goal.com
厳しい言葉を投げられるということは、それほど期待されている証拠ではないでしょうか。結果は出ないこともありますが、左サイドからは攻撃の起点を作り、最終局面で決定的な仕事ができるインシーニェはナポリに必要不可欠です。
優れたフィニッシュ能力
インシーニェは、ゴールセンス・シュート技術に優れているプレイヤーです。セリエA16-17シーズンでは、37試合に出場して18ゴールをあげました。
当時のメインゴールゲッターはメルテンスだったため、どちらかというとインシーニェは黒子役でしたが充分な結果を残しています。
ここ数シーズンは結果が出ていませんが、ポテンシャルを持った選手なのは間違いないでしょう。
アザールのようなチャンスメイク
インシーニェのプレースタイルは、エデン・アザールに似ています。アザールも左サイドを主戦場とし、カットインからのシュート、チャンスメイクを得意としています。また、重心が低いアジリティ性のあるドリブルもそっくりです。
インシーニェは、そのドリブルから多くのチャンスを作ることができます。セリエA17-18シーズンでは、11アシスト(ゴールは8)を記録しています。カットインからのラストパスは、アザールのように素晴らしいアイディアを持っています。
関連記事 エデン・アザールってどんな選手?プレースタイルを徹底解説
インシーニェのプロフィール
名前 | ロレンツォ・インシーニェ (Lorenzo Insigne) |
代表 | イタリア |
生年月日 | 1991年6月4日 |
身長 | 163cm |
体重 | 59kg |
ポジション | FW |
利き足 | 右 |
代表
2014年W杯予選のマルタ戦でA代表デビューを果たしました。2018年の国際親善試合では、ナポリ選手として史上初のキャンプテンマークを巻いて出場しています。
イタリア代表での背番号はエースナンバー「10」を背負っています。ユベントスのベルナルデスキも10番タイプの選手なので、この2人の共存にも注目したいですね。
関連記事 フェデリコ・ベルナルデスキってどんな選手?プレースタイルを徹底解説
過去のクラブチーム
2009- | ナポリ |
2009-2010 | カヴェーゼ |
2010-2011 | フォッジャ |
2011-2012 | ペスカーラ |
まとめ
ナポリのイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェについてでした。インシーニェはナポリでもイタリア代表でも重要な選手の1人です。ここ数シーズンは、満足の行く結果を残せていませんが、高い潜在能力があるのは間違いありません。
クラブ・代表ともに注目していきたい選手の1人でしょう。