ネドベド

ネドベドってどんな選手だった?全盛期のプレースタイルや現在を紹介

ユベントスで活躍した元チェコ代表MFパヴェル・ネドベドについてまとめました。

ネドベドは長年ユベントスで活躍したレジェンドで、2003年にはバロンドールを獲得。

輝かしいキャリアを歩んできましたが、その一方で過酷なことを経験してきた選手でもあります。

本記事では、

  • ネドベドって何が凄いの?
  • ネドベドについてもっと知りたい!
  • 話のネタになる秘話ってある?

という方にピッタリの内容です。ぜひ参考にしてください。

ネドベドのプレースタイル

ネドベドの正ポジションは左サイドハーフになりますが、ウイング・ボランチ・トップ下などディフェンスラインより上のポジションならどこでもプレーができます。

豊富なスタミナと献身性

ネドベドの代名詞は豊富なスタミナ。「ハーフタイムに心臓と肺を交換している」「心臓がいくつもある」と言われるくらい走り続けられる男でした。

それを1シーズン毎試合こなしていたのが、ネドベドの凄かったところです。

また、フィジカルなど高い身体能力に技術を兼ね備えている中で、献身的に走って貢献できる選手だったからこそネドベドは評価されてきたと思います。

インテルのレジェンドであるハビエル・サネッティは「もっとも厄介な選手だった」と明かしています。

「最も厄介だった相手? パヴェル・ネドヴェドだね。あのサイドで彼と何度対峙してきたか。インテル対ラツィオの一戦を覚えている。90分間、上がったり下がったり、2人とも決して止まらなかったんだ」

引用:サネッティ:「最も厄介なのはネドヴェドだった」 | Goal.com

極端ですが、メッシやクリスティアーノ・ロナウドが、カンテのようにピッチを縦横無尽に走っているイメージです。そんな選手は嫌ですよね?でも、それがネドベドっていう選手なのです。

ダイナミックでシンプル

ネドベドはメッシのようなドリブルもありませんし、クリスティアーノ・ロナウドのような派手なストライカーではありませんでした。テクニック面に関しては凡庸と言われていました

しかし豊富なスタミナに加えて、トップスピードでもボールコントロールは正確なうえファーストタッチで相手を交わす技術がありました。

また、シュートは左右両足で力強く正確にショットできる持ち味もありました。

ネドベドは、シンプルでオールラウンダーなMFでした。

ネドベドのプロフィール

名前パベル・ネドベド
(Pavel Nedvěd)
代表チェコ
生年月日1972年8月30日
身長177cm
ポジションMF
利き足

覚えておきたいネドベドの名言

  • 明日はいつも通り練習します。僕はスーパーな選手ではないから

2003年バロンドール受賞式のコメントです。

努力家のネドベドらしいさがにじみ出ている言葉ですね。

私なら「めちゃくちゃ嬉しいです!マジで半端ないって(語彙力)」みたいなコメントをしてしまうでしょう。男として見習うべき点もあるネドベドです。

努力の天才

ネドベドは「努力の天才」と言われています。努力は自他共に認めていて「努力する能力があった」とコメントを残したこともありました。

努力家として知られる。本人によると、少年時代には家から60マイル(およそ96km)離れたサッカースクールに通っていたという。にも関わらず当時練習時間は毎日12時間を費やしていた。さらに趣味と聞かれると「練習」と言うくらいの練習の虫である。

引用:パベル・ネドベド - Wikipedia

いろいろと勉強になる秘話ですね。自分の周りには、こんなにストイックに練習していた人はいないですね。確かにサッカーは才能が重要かもしれませんが、ネドベドくらいの練習を重ねればトッププレイヤーも夢ではないかもしれません。

02-03CL準決勝の涙

ネドベドの話で忘れてはならないのが、チャンピオンズリーグです。ネドベドはチャンピオンズリーグ制覇に固執していましたが、あと一歩のところで獲得に至りませんでした。

一番有名なエピソードが、02-03シーズンのレアル・マドリードとの準決勝です。

ユベントスはサンチャゴ・ベルナベウで行われた1stレグを2-1で負けましたが、2ndレグは3-1で勝利し決勝に駒を進めました。しかし、ネドベドは試合終了間際にイエローカードを貰ってしまい、累積警告で決勝の出場資格を失ってしまいました。

イエローカードをもらったネドベドは、ピッチ上で涙を流し、悲願だったCL優勝もACミランに奪われてしまいました。しかも、PK戦の末での敗北だったため、ネドベドは大きなショックを受けたそうです。

ちなみに、そのシーズンにバロンドールを獲得していますが、ネドベドはバロンドールを「残念賞」と言い放ちました。バロンドールという個人の賞よりもチームの栄光を重んじた発言だったとのことです。

現在

引退後は、ユベントスのスポーツディレクターに就任。チームとフロントの間に入って補強などの運営に携わっていました。

そして2015年、ユベントスの副会長に就任!ユベントスを愛していた男だからこそ辿り着いたキャリアだと思います。一貫して何かを愛すれば、大きな恩恵を与えられるんだなって感じさせてくれたニュースでした。

将来はユベントスの会長として、チャンピオンズリーグを制覇して欲しいですね。

まとめ

ユベントスのレジェンド、パベル・ネドベドについてでした。ネドベドは豊富なスタミナと献身的なプレーでチームを支え続けた選手です。そして、努力家でストイックな男でもあります。

昨今のユベントスは、チャンピオンズリーグ制覇に尽力しています。制覇には苦い経験をしてきたネドベドの存在は、チームにとってカンフル剤となるでしょう。

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